AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

Donationのインタラクティブ性と健全性(2)

2015-10-18 17:01:48 | インタラクティブのattractive(魅惑)


「 日本ユニセフ協会は、国連の機関である「UNICEF(国際連合児童基金)」の日本での活動などを支援する、協力団体である。」となっておりますが、しかし、ネット上での日本ユニセフ協会は「ユニセフを騙る詐欺団体」として扱われているのです。理由としては「UNICEFの直接機関ではないのにユニセフを騙っていること」と「寄付金のすべてをUNICEFに送るのではなく、一部を自らの活動費としてピンはねしている」ということが指摘されております。しかし、日本ユニセフ協会は直接機関ではないものの、協力団体としてUNICEFが承認する形でユニセフの名前やロゴを利用していることは言うまでもありません。公益財団であり、Unicefと代理店契約を結んでいるという事になります。また、寄付金の募集もUNICEFが日本における公式窓口として日本ユニセフ協会を指定しており、またその一部を活動費として利用することUNICEFが認めている。これらのことに不正であるという疑念が入り込む余地はないのですが、、、。 にも関わらず、不正の声が上がるのは、結局こうしたケア的な事業や、ボランティアなどが関わる仕事に対する、「こんな仕事は誰にでもできるものであり、無償労働で十分という誤解」が日本に蔓延しているからでしょう。実際には寄付金を集めたり、それを会計処理したり、また寄付金を集めるために様々な宣伝活動に従事する人がいます。活動費はそうした人たちの給料にも充てられている。ネットはそのことそのものを非難しているのです。
 しかし、慈善事業を営む人にも個人の生活があるのだから、彼らが働いた対価としての給料をもらうのは当然のことだとは思いますが、、、。
 しかし、ネット界隈はその事自体が気に入らない。実際に「慈善事業なんだから必要経費以外の給料をもらうな!」などという主張を、当たり前のように口にする人も少なくないのです。星の王子さまじゃないんだから、慈善事業をするからといって、その人間が自分の人生を差し出す必要はないのは当然のことです。その権利を批判するというのは、日本ユニセフ協会で働く人たちに対する侮辱に過ぎないかも知れませんが、、、。
 そんなネット界隈が、ちょっと問題が発覚した企業に対して「○○はブラック企業だ!」などと騒いでいるのを見ると、あまりの無責任さに頭が痛にも来ますね。
 彼の動機は、決して「アグネスがアニメやマンガを認めない」ことでもなければ「アグネスが慈善事業で豊かな生活をしている」ということでもない。
 彼はただ「ネットに触発された」のである。ネットで「アグネス・チャンは絶対悪だから叩き放題。叩けば叩くだけ、叩いた人間は愛国者であり、正義である」という空気に触発され、何も考えずに、ただその場の勢いで、殺人予告を書いたのである。そこには殺すという意志も罪悪感もない。さも横断歩道の歩行者用ボタンを押すかのように、何の思考も躊躇もなく、ただ思いつくままにアグネスをツイートでぶん殴ったに過ぎない。もはやこうした脅迫まがいの文章を絶対悪とされた他人に送りつけることは、ネット界隈における「日常行為」に過ぎないのである。

売り上げの75%をUnicefに上納するのであり、残り総寄付金額の25%は日本Unicefの活動資金となるのです。千数十億の売り上げで数十億がこの団体に入ってくるのです。やはり寄付金を集める団体の大きいのも少ないところも、ちゃんとガラス張りにすべき事でしょう。
明らかにしないのでは、一時期街角に立っていた詐欺まがいの坊主 虚無僧の類となんら変わりはないのです。