AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

衝撃と継接ぎのモンタージュ(1)

2015-10-07 02:02:10 | アイディアのIdentity






大学で教鞭をとる友人曰く「最近 我々の頃に教わった映画技法がおかしくなっている。」
そう言えば、montageの技法一つとっても、今と昔ではその捉え方も違うのでしょう。
「衝突のmontage」と教わった ロシアの監督 エイゼンシュタイン 有名なのが「戦艦ポチョムキン」のオデッサの階段です。最近では、「小津安治郎」監督も知らないし、多くの名作を知らずに映画監督になりたいと言う若者があまりにも増えました。中には制作会社に入ったがいいが、「制作進行になるつもりはない。何故監督にしてくれないのか?」こう言う若いのが増えたとも聴きます。フィルムからビデオに変わり、光学的効果がCGに変わった事で、多くの映像機器も変わってしまいました。同録の名機 ナグラもなくなり、シュノーケルカメラのfocusingをやっていた事もありますが、全てにおいてガラッと変わってしまいました。オデッサの階段を上手く再現したのがオリバーストーン監督です。彼は「アンタッチャブル」でこのオデッサの階段を上手く表現したのです。


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