AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ポピュリズムの蔓延と俯瞰力(3)

2016-07-30 18:31:23 | 今そこにあるメディアのリスク



数年前のスーパーボールでのCM クライスラーのCM ラジオキャスターのポール・ハーヴェイ(Paul Harvey)による有名な『God Made a Farmer』というスピーチを使った Ram Trucks の CMでした。SNS で189万回シェアされました。トランプ氏もこの様な韻を踏むまともな話しができれば良いのですが、、、、。




こういう国民を高揚させるのは、実に巧妙な表現です。アメリカと言う国は建国以来、 アラモの砦で有名な「テキサス独立戦争」「南北戦争」、そしてサンチャゴ湾を舞台とした、スペインとのキューバでの戦い「米西戦争」です。この流れはベトナム戦争 イラク戦争へと繋がっていきました。共和党のトランプ氏は、強いアメリカを作り直すと申しておりますが、そんな余力は米国には既にありません。誰しもが解っているのに、妄想だけが膨らむのでしょう。




米国大統領選もお祭り騒ぎですが、まあスーパーボールもお祭り騒ぎ的なCMが多い中、静かで落ち着いた雰囲気で目立つという逆張りも最近の常套手段です。今年その目立ち方をしたのは、ジープでした。 あえて静止画をそれも、75周年を記念して、ジープ自身が人格化され、これまでに経験してきた様々なことを語ります。AD WEEKはこう伝えておりました。
ジープ「肖像画」は、垂直ビデオ-使用して利用可能な画面スペースの半分以下でした。
どうして?そのニューヨーク事務所60秒のスポットを作成したショーン・レイノルズ、アイリスのグローバルエグゼクティブクリエイティブディレクターは、コンテンツが集中できるサイズを選びました。、画面いっぱいに最大化する場合は、Facebook上で垂直フォーマットも同様に美しく演じています。最近標準横アスペクト比は16×9です。このビデオでは、約7.7-によって-9である(それは横画面の約48%を占めます)。携帯電話で見栄えと集中させる逆をついた視覚効果だったのです。この戦争好きの国でさえメディアは偏りがあるとは言え、政治に物申す気概という物を持っておりますが、東アジアのちっぽけなかって、黄金の国と呼ばれた島国は、夢を与える「ひょっこりひょうたん島」ではなく、「ネトウヨの島」と呼ばれるようになってしまったのかも知れません。一番懸念されるのは、先日の重複障害者の殺戮です。


7月29日(金)のつぶやき

2016-07-30 02:54:57 | 百済ない話