AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

iButterflyからPokemon Goへの進化論(1)

2016-07-14 19:46:38 | Virtualのactuality









6年前に電通が開発したiButterfly 店のクーポン券を進化させたものでした。
当時はAR(拡張現実)の創成期でしたし、パソコンやスマホでのお店のクーポンを色々な蝶にみたて配信したものです。全国各地でその土地のシンボル的な蝶が飛んでおりました。
例えば歌舞伎座の近くでは隈取の蝶や、沖縄ではゴーヤの蝶も飛んでおりました。
在職中にメディアツールの開発作業をさせて頂いた事を思えば、久しぶりのヒットでしたし、
クーポン広告の新しいカタチと言っても過言ではありませんでした。然し乍ら、クーポン広告として利潤を考えますと大手代理店としては大きなバジェット 利益にはならなかったのでしょう。今では海外で飛んでます。シンガポールやタイ、これに参入する企業 Body Shopの蝶も飛んでますが、デジタルメデイアツールの宿命はどんどん進化しますので、忘れ去られていくことです。







私の恩師でもあります池田宏先生は、東映動画(東映アニメーション)から任天堂に移りスーパーマリオの生みの親です。それから任天堂の躍進が世界中で話題となり映画にもなりました。
2007年(平成19年)には米国IGNで「史上最も影響力があったゲーム100選」において1位に選出されております。その後 XBox 全世界で最も売れたソフトは『Halo 2』、日本国内で最も売れたソフトは『デッド オア アライブ3』でした。





加速度的にバーチャルの世界はリアリティを持ち始めたのです。
大凡 現在のデジタルメデイア開発というものは、一からスタートするのではなくいろいろな開発されたものを、組み合わせて出来上がるものですし、私も開発時にスタッフに言うことは
「世界中でこんな事は、誰かが必ず考えていることだ。だから早く仕上げよう!」
マルクハーンが「グローバル ビレッジ化 地球村化」になればなるほどこの考え方は的を得ていると思います。