AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

人工知能の先にある恐怖(2)

2016-07-20 11:04:35 | 今そこにあるメディアのリスク




在職中に今までの「企画案を全てデータ化し、商品名 コンシュマー、メインターゲット 、シチュエーション 、タレント 女性 男性と入力すると自動的に企画が表示される。」そんなプロジェクトを依頼されましたが、「これを作るという事は、クリエーティブ自体を否定する事です。」と反対した事を思い出しました。結局 プランナー教育支援で開発した事を思い出しました。
既に10年以上前の事です。当時はデータ化するだけで、企画を独自に作り上げる事は無理でしたが、全ての情報をデータ化し、学習機能を24時間日々やっていけば出来上がる可能性は大です。今の人工知能の革新的な発達を考えますと怖い事です。
 

先日 Eテレで人工知能の学習能力は数段高まり、ニコニコ動画でライブ中継されました。






「独創的な指し手にこだわる個性派棋士・山崎隆之八段が、最強の将棋ソフト・ポナンザに二番勝負を挑みました。ポナンザは過去の膨大な対局のデータを学習した上で、自分同士で毎日24時間対戦。人間が気づきにくい手を指せるようになり、その実力は将棋ソフトの中でも突出している。驚異の進歩を遂げた人工知能と、プライドをかけた人間の真剣勝負が生んだ未知なる将棋の世界に迫る。」(NHK オンデマンド http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259545/引用させて頂きました。)
今までの膨大な名勝負を認識させ、24時間毎日学習させる能力で既に「神」と言われるPONANZA山崎八段は敗れはしたものの、その一手は神をも翻弄しました。コンピュータには考えられない思考を考えないと、コンピュータに使われることになっってしまうのです。だから唯一 ヒューマンなクリエーティブを考えていくことでしょう。

7月19日(火)のつぶやき

2016-07-20 02:49:29 | 百済ない話