AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ポピュリズムの蔓延と俯瞰力(2)

2016-07-29 17:11:27 | 今そこにあるメディアのリスク











米国の大統領選 共和党大統領の指名 ドナルド トランプが、冗談ではなく指名候補となってしまいました。この熱狂は一体何なんだろう?凡そ40年前に大学 研究所をまわりましたが、この米国という国は私感ではありますが、ほんの少しの世界を俯瞰でみつめられる人々と相変わらず「白人至上主義の愚か者で形成されている」「強いアメリカ、ISに屈した国の民は入国させない、メキシコ国境に壁を作る」これに熱狂する支持者達。この移民大国は「Made in Baka」で出来ているのでしょう。然しながら大学の質は今でも高いのです。学ぶ意識が日本とは全く違います。
在学中 丁度モントリオール オリンピックの時でした。 大学の寮でTVを観ていると「お前の国にテレビはあるのか?ソニー知ってるか?」「ソニーのテレビは日本だよ。」「そんな訳がない。ソニーはアメリカだ!」これが大半の米国民と思った方が良いのです。白人の無能な方々が、このトランプを支持している。と言いますか、、。トランプに利用されているのです。何処かの島国のネトウヨと同じく利用されているのでしょう。自国を俯瞰で観るには、海外から観ると良いのです。









ヒットラーの演説は今でもYouTubeで観ることができます。彼の手法に比べれば、内容は全くないものです。事実 ヒットラーは、第一次世界大戦で莫大な借金を連合国 英国他戦勝国に支払っていましたが、その貧困ドイツ経済を米国に次ぐGNPまでにしました。但し この異常な熱狂と同じ「異様さと邪悪なもの」を感じます。「世界は国家主義へとむかっている」広告の分野でも国家主義的な表現は幾らでもあります。以前 広告批評を世に出した天野祐吉氏の著書にナチスの宣伝表現がございました。NHKが昨年放送致しました、モノクロフィルムをデジタルマスター化し、カラーデジタルペイントした物を見ますと、ナチスのハーゲンクロイツ 赤に黒 軍服も幾つもあり、それをその場所場所でヒットラーは変えておりました。モノクロでは解らない、この高揚感にドイツ民族は踊らされたのでしょう。