日本海側の海岸線の風景は、太平洋側の海岸線の印象とは何かが違うように感じます。
パースペクティブ、色彩、空、浪の気質、それらの合わさった匂いのようなもの。
風土というものが人に与える影響は、ある種の霊的なものの捉え方や表現方法の違いとなって現れてくるような気もします。
肌を刺すような寒風とあいまって、このような暖色の拡がる海岸線は、生まれ育った太平洋岸で私は見たことがなかった。
風土を見て感じて、そこにある魂のようなものに想いを馳せるということはとても大事だと思います。
地元でも昨日は成人式でした。
若者たちよ、旅をし、見聞を広め、己の霊的なものをはぐくみそだてよ。