南無煩悩大菩薩

今日是好日也

頭で考えず胸に聞く。

2011-03-08 | なんとなく落書。

知覚には、常に存在するものを背景のノイズとして処理し、弱めると言う傾向がある。
だから、自分の体臭は感じないし、衣服や眼鏡が肌に触れていることも忘れている。

考え直してみよう、というような感覚が起こるのは、それに値する知覚を呼び覚ますなんらかの事件が起こっている。

常に与えられていることで忘れていたものが、今までは何も感じなかったものが、急に存在感を持って迫ってくる時がある。

感じなくなっていることで、そのありがたみを忘れるという癖を我々は持っている。


今までやってこれたのは、わたしが ということではなく、その人たちがいてくれたおかげだ。