大事に育てていかないといけない自分の財産は、心に深く根ざした自分の知性への不信感だと私は感じている-ナシーム・ニコラス・タレブ-
私は、死んだあとに「迷惑な奴だった」といわれるのをなるべく避けたいと思っている。
ある仕事を終えたあとも、引退したあとも、なんらかの付き合いと別れのあとに、そういわれることの芽を摘んでおきたいと望んでいる。
人に迷惑だけはかけるな。自戒もこめて、自分の子供たちへの説教はなるべくこれだけにしている。
だから、「大事に育てていかないといけない自分の財産は、心に深く根ざした自分の知性への不信感だと私は感じている」という言葉に、そのヒントを覚えるのであります。