南無煩悩大菩薩

今日是好日也

肝試し。

2010-07-09 | つれづれの風景。

誰でも恐怖を感じたり、不安にさいなまされたりした経験があるものです。

恐怖は、明確な対象に-つまり「なにものか」に-向けられた情緒であるとされています。
それに対して、不安は対象をもたない情緒であるといわれます。

だから、幼児なんかは、経験智としての対象がないので、恐怖は感じていないとも言われます。
つまり泣く子はオムツの不快や空腹でなければ、
あたたかく抱きしめてやれば、泣くのはオシメぇになるわけですね。

おのずと、自分のこれは恐怖なのか不安なのかということがわかれば、対処方法や意識の持ちようが改善されるわけです。


その昔、口裂け女、というものが流行りました。
こういうのは、恐怖と不安の入り混じったものといえるのでしょうかね。
こんな話があります。

口裂け女が警察につかまって尋問を受けたそうです。
「なぜなんだ。なぜそんなことをしたんだ、どういうつもりなんだ、理由は何だ」
すると口裂け女はこう答えたそうです。
「そのことは、口が裂けてもいえません」

恐怖も不安もどこかへいってしまいますよね。
コメント
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