南無煩悩大菩薩

今日是好日也

波紋。

2006-09-01 | 有屋無屋の遍路。

小生がまだサラサラヘアーだった頃。

働くということにはまだ、アマチュアに毛の生えたようなものだった。

異国でやっとのことで職にありついて暫く後の、マネージャーの一言が今でも忘れられない。


「ユーのような、日本人は幾らでも居ます。」


心に広がる波紋をしっかりと感じた瞬間でありました。

破門される危機に気付いたのでございます。

「幾らでもおられたら、困るやん」


それから、いくばくか。


頭に毛がなくなった頃。

プロフェッショナルとして、うぶ毛が生えたようなものには、なったかも知れません。


あのときに起こった波紋は。

今でも静まることなく。続いておるようでございます。


コメント (2)
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