「立て・・・、立つんだぁ・・、ジョー・・・」
「あしたのジョー」を観てきた。昭和40年代に一世を風靡した同名の漫画を完全実写化したとのPRに誘われたもので・・・・・。
主役・矢吹丈役の山下智久、力石徹役の伊勢谷友介の両名は、極限までに体を絞っての出演に役者魂を見た思い・・・・・二人のボクサーらしい体は必見の価値あり。
特に計量シーンの伊勢谷友介さん、ガウンを脱ぎ体重計に乗かったあの姿、館内も一瞬悲鳴のような声が上がった。
「骸骨のようにやせ細った伊勢谷の体を見て『どうして、あそこまでさせたんですか』と監督に詰め寄るスタッフもいたほどだ」と、PR用公式HPに掲載されていた。
このカットには、実に驚いた・・・・・本当に生唾を飲み込んでしまう。見るに耐えかねない姿、確か漫画でも2階級も落とした対戦のため、体を極限まで絞ったやせ細った姿が描かれていた。
正に命がけの二人の戦い・・・・最終決戦に向かって歩みだした二人。
さて、映画の冒頭シーンに出てくる橋向こうのドヤ街、その橋をふらりと渡ってくる天涯孤独のアウトロー・矢吹丈、とてもいいシーンである。
また、驚くなかれ、そのドヤ街を美術スタッフが、東京ドームがすっぽり入る広大な敷地に、街や橋、さらに土手や川までも完全に作り上げたらしい。
そこに昭和の下町が、完璧に再現されているから驚きである。この一場面を見るだけでも価値のある映画に仕上がっている。
そして、何と言ってもこの映画を盛り上げているのは、あの丹下段平役の香川照之さんの演技力と漫画そっくりに作り上げられた特殊メイクの顔と姿、漫画の世界から飛び出したように見えるから不思議であり、最高だね
何でもあまりの興奮で、“付け歯”をかみ砕いたり、思わず口から飛ばしてしまったとの撮影秘話が某TVで語られていた。
さすがの原作者の一人“ちばてつや”さんも絶賛だったらしい。
(出典:2011 高森朝雄・ちばてつや / 「あしたのジョー」製作委員会)
我が家でもいつも感心させられながら応援している香川照之さん、この人の演技が観たくて家内も連れだっての映画観賞となった。
当方、ボクシングのことは、余り良く分からないが、矢吹丈と力石徹のファイトにはプロの方もよくできていると感心しきりだったとか。
ただ、ノーガードで両手だらりで相手を誘いこみクロスカウンターに持ち込む矢吹丈、漫画の世界を現実の実写版にした時、当時読んだ漫画と違って、迫力に欠けるように思えた・・・・ちょっと残念。
ドヤ街に暮らす“チビちゃん”たち、食堂のおっちゃん・おばちゃん、多くのエキストラのみなさん・・・・・とても雰囲気がでていた。
紅一点、白木葉子役の香里奈さんも漫画の中からでてきたような佇まい・・・・も、いいね。
[あらすじ]
天涯孤独のアウトロー、矢吹ジョーとエリートボクサー、力石徹。出会うはずのなかったふたり。育ちや生活環境はもちろん、ボクシングの実力も階級も違うふたりが、互いをライバルとして認め、対決を熱望する。
二人三脚でジョーを育て上げる丹下段平と力石サイドでありながらもどこかジョーに心ひかれる白木葉子は、ふたりの身体を心配し、無謀な対戦に反対する。
しかし、ジョーと力石、ふたりの思いは全ての障害を乗り越える。
命を懸けた最終決戦、生き残るのはどっちだ!
(出典:2.11ROADSHOW あしたのために完全ガイド 抜粋)
団塊の世代には、特に懐かしい映画。勿論、若い人たちにも・・・・。(夫)
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「あしたのジョー」を観てきた。昭和40年代に一世を風靡した同名の漫画を完全実写化したとのPRに誘われたもので・・・・・。
主役・矢吹丈役の山下智久、力石徹役の伊勢谷友介の両名は、極限までに体を絞っての出演に役者魂を見た思い・・・・・二人のボクサーらしい体は必見の価値あり。
特に計量シーンの伊勢谷友介さん、ガウンを脱ぎ体重計に乗かったあの姿、館内も一瞬悲鳴のような声が上がった。
「骸骨のようにやせ細った伊勢谷の体を見て『どうして、あそこまでさせたんですか』と監督に詰め寄るスタッフもいたほどだ」と、PR用公式HPに掲載されていた。
このカットには、実に驚いた・・・・・本当に生唾を飲み込んでしまう。見るに耐えかねない姿、確か漫画でも2階級も落とした対戦のため、体を極限まで絞ったやせ細った姿が描かれていた。
正に命がけの二人の戦い・・・・最終決戦に向かって歩みだした二人。
さて、映画の冒頭シーンに出てくる橋向こうのドヤ街、その橋をふらりと渡ってくる天涯孤独のアウトロー・矢吹丈、とてもいいシーンである。
また、驚くなかれ、そのドヤ街を美術スタッフが、東京ドームがすっぽり入る広大な敷地に、街や橋、さらに土手や川までも完全に作り上げたらしい。
そこに昭和の下町が、完璧に再現されているから驚きである。この一場面を見るだけでも価値のある映画に仕上がっている。
そして、何と言ってもこの映画を盛り上げているのは、あの丹下段平役の香川照之さんの演技力と漫画そっくりに作り上げられた特殊メイクの顔と姿、漫画の世界から飛び出したように見えるから不思議であり、最高だね
何でもあまりの興奮で、“付け歯”をかみ砕いたり、思わず口から飛ばしてしまったとの撮影秘話が某TVで語られていた。
さすがの原作者の一人“ちばてつや”さんも絶賛だったらしい。
(出典:2011 高森朝雄・ちばてつや / 「あしたのジョー」製作委員会)
我が家でもいつも感心させられながら応援している香川照之さん、この人の演技が観たくて家内も連れだっての映画観賞となった。
当方、ボクシングのことは、余り良く分からないが、矢吹丈と力石徹のファイトにはプロの方もよくできていると感心しきりだったとか。
ただ、ノーガードで両手だらりで相手を誘いこみクロスカウンターに持ち込む矢吹丈、漫画の世界を現実の実写版にした時、当時読んだ漫画と違って、迫力に欠けるように思えた・・・・ちょっと残念。
ドヤ街に暮らす“チビちゃん”たち、食堂のおっちゃん・おばちゃん、多くのエキストラのみなさん・・・・・とても雰囲気がでていた。
紅一点、白木葉子役の香里奈さんも漫画の中からでてきたような佇まい・・・・も、いいね。
[あらすじ]
天涯孤独のアウトロー、矢吹ジョーとエリートボクサー、力石徹。出会うはずのなかったふたり。育ちや生活環境はもちろん、ボクシングの実力も階級も違うふたりが、互いをライバルとして認め、対決を熱望する。
二人三脚でジョーを育て上げる丹下段平と力石サイドでありながらもどこかジョーに心ひかれる白木葉子は、ふたりの身体を心配し、無謀な対戦に反対する。
しかし、ジョーと力石、ふたりの思いは全ての障害を乗り越える。
命を懸けた最終決戦、生き残るのはどっちだ!
(出典:2.11ROADSHOW あしたのために完全ガイド 抜粋)
団塊の世代には、特に懐かしい映画。勿論、若い人たちにも・・・・。(夫)
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