咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

大相撲春場所中止・・・報道

2011-02-07 22:19:45 | 報道・ニュース
 スポーツ界では、先のアジア大会でのサッカー日本代表の優勝、冬季アジア大会の女子フィギュアスケートで、村上佳菜子が連続3回転ジャンプを決めるなどで金メダルを獲得。

 ゴルフ界では、石川遼が今季メジャー第一戦のマスターズ・トーナメントまでの9週間あまりの米国遠征。野球界では2月1日、全球団が一斉にキャンプインし、日ハムに入団した斎藤祐樹投手の人気がウナギ登りなど、各スポーツ界では多くのファンに夢を抱かせ、希望を持たせてくれる話題が飛び交っている。


 ところが、角界の方では、暴行事件、野球賭博事件などで大揺れに揺れていたが、先般、大相撲の根幹を揺るがすともいわれる八百長問題が現実のものとなり、連日、がっかりするような話題で持ちきりである・・・・・何たることか。

 先の相撲協会の臨時理事会で、八百長の実態を解明し6日にはすべての解明を終えて、出直しをはかる方向で動くとのことであったが、八百長に関わった疑いのある力士・元力士14人のうち、3人が関わったことを認めたが、そのほかの部分の解明がキチンとできないらしい。


 どうやら、この案件は、早々に結論のでるようなものではないらしく、特別調査委員会(座長:伊藤滋・早大特命教授)の方でも相当な期間を持って解明する必要があるとのこと。

 差し迫っている大阪府立体育館で開催予定の春場所が中止となったらしい・・・・実に65年ぶりのことで、不祥事による中止は前代未聞。

 また、全国地方巡業を年内中止するとのことで、これは大相撲史上初のことでありそれほど深刻な大きな問題である。

 さて、この八百長問題の実態解明にあたって、問題となっている14人への調査と並行して親方・力士・行司ら全協会員990人に対して八百長に関するアンケートを実施。

 また、14人以外の全関取60人あまりへの聞き取り調査を行うなど、最終結果がでるまでには、春場所の初日3月13日以降になるらしく・・・・結局、春場所開催が不可能となったものである。

 相撲協会では、「すべての膿を出し切って実態解明をするまでは本場所開催はできない」とのこと・・・・重大な決意の表れである。

 春場所開催を楽しみにしていた関西の相撲ファンにとっては、残念なことであるが、腹立たしいことでもあろう。

 各メディアでは、いろいろな角度からの解説を加えた報道も過熱しているが、今回ばかりは、相撲協会にとって設立以来の最大級の危機であり「徹底した解明による再興」への道はかなり厳しいものと思える。


 ある評論家の方も言っていたが、「力士の持っているすべての携帯を回収しすべてのメール内容を調査するくらいの対応もこの際必要ではないだろうか」と、正にそのとおりである。


 それにしても、スポーツ界では春に向けてさまざまな取り組みをし、多くのファン層の獲得へとの努力をしている最中・・・・・角界の将来はどうなるのか。

 1日も早い問題解決と透明性の確保を願っている。(夫)

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