咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

行ってらっしゃいヴィクトワールピサ・・・・ドバイへ

2011-02-28 22:45:40 | スポーツ
 27日に行われた「中山記念」、好スタートを決めて馬群を引っ張る内枠のキャプテントゥーレが絶妙のスローの流れを作っているなか、終始外目の後方を追走していたヴィクトワールピサは、3、4コーナーから徐々に押し上げて行った。

 直線に向くとこの流れの中を大外から一気に先団へ取り付く構え・・・・この馬1頭が次元の違う競馬、その姿に魅せられた。


 穴で狙っていたミッキードリームは、うまく番手を追走し3、4コーナーでは、前に詰めるかと一瞬思ったが、長期ブランク明けからか外からやってくる各馬に怯み(ひるみ)、抵抗もここまでであった。

 さて、内側から逃げ込みをはかるキャプテントゥーレが、二の脚を使ってゴールを目指すが、33秒9の最速の末脚で外から一気に追いこんできたダントツ1番人気のヴィクトワールピサが、難なくキャプテントゥーレを交わし0秒4差2馬身2分の1の着差でゴールイン・・・・・強いわ。

 中山巧者の走りをまざまざと見せつけ、皐月賞・有馬記念を奪取したこの馬場でその実力を遺憾なく発揮した。

 なお、スタート後少し引っかかるような走りをしていたリーチザクラウン、最後の直線では同馬らしい走りを見せて、豪快に追いこんで3着に上がった。

 池江泰郎師の管理馬リルダヴァルは、マイナス14キロが堪えたのか、最後の直線では伸びなかった・・・・・小倉では同師の管理馬ヤマニンウイスカーが勝利しており、引退直前のメイン2連勝もありと思って見ていたが残念。


 ところで、中山記念を横綱相撲で勝利したヴィクトワールピサ、予定通り胸を張ってドバイへ行ける・・・・・いいレースを見せてくだされ

 行ってらっしゃい・・・・・。


 一方の阪神競馬場で行われた「阪急杯」は、好スタートを決めた1番人気のガルボは一端控えて内側の好位から追走、追っかけ馬のスプリングソングもスタートを決め中から先頭集団に取り付くが口を割っている・・・・まずい、まずい、引っかかるように見える。

 このレースの覇者サンカルロは、折り合って中団あたりからじっくりと追走していた。

 4コーナーから直線に向くと大外から、詰めてきたサンカルロの脚色がいい、スーっと先頭に並びかけて来た。

 ガルボは、最内枠で馬群をうまくさばけない、200mを切るとサンカルロが馬群を一気に飲み込んで先頭に躍りでた。

 最内枠のラチ沿いからガルボが抜け出しをはかり、スプリングソングは、どうしたのか思うように伸び切れない・・・・・3着確保がやっとのように見えたところへ、フラガラッハが大外から突っ込んできた。

 結果は、サンカルロが0秒2差1馬身4分の1でゴールに飛び込んだ。200mを過ぎて坂を上るところで、内からなんとか抜けだし先頭に迫るガルボ、2着が一杯であった。サンカルロの実力を見くびっていたことを反省。

 3着は、クビ差でスプリングソングを交わしたフラガラッハ・・・・・。

 何と、何と、2番人気のワンカラットは、プラス26キロの重め残りの馬体ながら、掲示板を確保したのにはビックリ・・・・押している馬であったが、この馬体重では掲示板も無理と見ていたので。やはり、力のあるところを見せられた。

 追っかけ馬のスプリングソング、1F短縮される1200mのG1戦では出走したら穴人気であろうから・・・・今度こそ折り合って走ってもらいたい。
 
 岩田康誠騎手も土曜日のメイン、日曜日のメインともに内枠で馬群をさばくのに苦労でしたね・・・・・ガルボの次走にも期待したい。(夫)





 参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他


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追跡! AtoZ・・・・NHKドキュメント

2011-02-28 22:28:10 | 日記
 「新感覚報道ドキュメンタリー」と呼ばれているNHKの番組“追跡! AtoZ”(毎週土曜日21:55~)が面白い・・・・とても、考えさせられる番組である。

 26日、「“情報流出”の闇を追え」には、改めてモラルのなくなった日本人の姿が映し出されていた。

 警視庁が調べていた角界の野球賭博事件の流れの中で、削除したメールなどのデジタルデータを復元することで、思わぬ副産物として八百長疑惑問題が明かになったとの報道が、先ごろ各メディアで流されていたものである。

 一端削除したコンピュータ(携帯端末も同じ)上の様々なデジタルデータも容易に復元のできる技術があることが分かり、国民の多くは驚いたことだろう・・・・・・当方も含めて。

 今、この技術を活用した“デジタル鑑識”という調査会社では、いろいろな企業から「機密情報の流出の痕跡をたどる」依頼が殺到しているとのこと。
 

 一昔前であれば、企業秘密の漏えいには、スパイ映画の如くの「マイクロフィルム」とか「コピーしたペーパーなどの書類」などを持ち出すことで行われていた。

 ところが、ペーパーレスと言ってコンピュータ上ですべてを処理し、デジタルデータで管理されている今日、それを外部に持ち出す場合には、USBメモリースティックなどにコピーすることで容易に可能にしている・・・・・いろいろとセキュリティーの壁はあるけど。

 また、インターネットで自宅に送信しそれを持ち出すとか、そのほか様々な手口で行われているとの実態を暴いた報道番組であった。


 その原因は、競争相手の企業から巧みに取り込まれていく技術者の実態も浮き彫りにされていた・・・・・今、貰っている年収の倍額を出すからとか。

 さらに技術開発を中心となって行ってもらいたいからとか、誘いこむためのやり方は相手の弱みを突き、心を動かすような甘い誘いがあるみたい。

 一昔前であったら、容易に今までお世話になった企業を裏切ることはできないとのポリシーがあったものである。
 しかし、最近では自分さえよければいいとの思い。自分の知能はもっと高く買ってもらうべきであるとか、きっかけはいろいろあるようだが、要は簡単に相手を裏切ってしまうといったことである。

 特にアジアの国々の大手企業などからの誘いが多いと番組では流れていた・・・・・これは、大事な日本の技術が外国企業に簡単に流出することである。


 情報流出の証拠を固めるため、調査会社に企業が依頼し削除されたデータを復元し漏洩した人間を特定していた。

 また、漏洩した本人に密かにインタビューしていたが、その内容は多くがお金のためであった。

 この番組を見て、日本人のモラルも地に落ちたものであるとつくづく思うとともに、見終わってから、とても空しい気持ちにさせられた。

 改めて、日本人の道徳教育の必要性を痛感させられた。(咲・夫)


[追 加]~放送内容~
 夜、誰もいない会社に入り、社員のパソコンからデジタル情報を抜き取る男たちがいる。
 企業の依頼を受け、機密情報の流出の痕跡をたどる“デジタル鑑識”の調査員だ。
 あらゆる情報がデジタルデータで管理され、組織外へと簡単に持ち出せる時代。
 フランス・ルノーなど企業の致命傷にもなりかねない機密情報の流出が相次ぐ。
 “デジタル鑑識”の調査会社には企業からの依頼が殺到。
 今回、大手の調査会社に初めて取材が許された。
 調査は、パソコンから削除されたデータも復元し、膨大なメールや写真、いつどんなサイトを見たかなどを丸裸にし、不審な痕跡をつきとめる。
 数十万人の会員の個人情報が持ち出され、売られていたケース。ベテラン社員によって機密の技術情報が海外のライバルに流されていたケース。
 ひとつひとつの事例は、不安定な雇用や激しい国際競争を背景にした、今の社会の危うさを浮かび上がらせる。
 高度な情報化社会の深層で起きている、知られざる事件。
 企業のデータ流出を食い止めることはできるのか。
 番組では、情報流出の実態に迫り、その対策も探っていく。
 (出典:NHK公式HP 抜粋)


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