まわりで起こっていること

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さくめの鰻、改め精進料理の蒲焼

2017年05月29日 | Weblog

昨日は、そんなわけで、奥浜名湖へ走った。

直虎ブームの余波なのか、いつもの、さくめの大将のところが、繁盛店の仲間入り、なのか。

はともかく、気持ちよく振られ、おかみさんもニコニコしてた。

行列のできる云々、って感じなので、こりゃ、夜になっちゃうね、の当方への言葉にね。

妹のバス予約の時間もあったので、待つことは断念し、次なるお店を、と言うわけで、清水家へ。

ここも、1時間待ち。

こりゃ、仕方ないね、と言いつつ、龍潭寺の前を通って、奥山の。

半僧坊方広寺へ舵を切る。

途中、鰻屋さんに寄るも、そこでも観光客のバスでいっぱいで。

結果、方広寺までたどり着く。

帰りの時間も気になりつつ、山道を歩くのも、ちょっと大変な母親ではあるし、と。

ま、とりあえず、三重塔まで行ってみるか、ってわけで。

山道を車にて登って行って、受付のお姉さんに、アレヤコレヤ、お聞きして。

早い話が、本殿まで、車で行けるそうで、いつの間に、そんな具合になったのか。

お参りする高齢の方々のために、どうやら、山を切り開いたらしい。

と言うことで、地下の食堂にて、精進料理をいただくことにあいなり。

表題の蒲焼、なんだけど、もちろん、姿形は蒲焼だけど、中身は。

大豆と何かな、修行僧のように、動物性のタンパクなしの、精進料理、ってわけだ。

いただく前に、僧侶の方からの説明があり、食する前に、食事五観、と言うものを唱和。

例えば、五(いつ)には道業を成(じょう)ぜんがために当に(まさに)この食(じき)を受くべし、とかね。

意味はね、今後の自分のなすべきことの成功のために、この食事をいただきます。

と言う宣言なんだね。

たぶん、母親には聞こえなかったんだろうけど、お坊さんの説明からして、いつもと違う食事ではあり。

それだけで、ありがたい、ってわけで。

美味しい、美味しい、と連呼しつつの昼食だった。

何を食べても美味しいね、と言う感想だった。

めでたし、めでたし、ってことで。

休憩所脇の、いつもの喫煙コーナーでご一緒した方が、句会の主催者さんか。

マイクロバスを運転して、本殿まで、と言うことらしく。

だんだん、高齢化して、80代の方々が増えてきて、なんてね。

わが列島の縮図です。

下からの、小川の道を、五百羅漢を眺めながらのそぞろ歩きに、一捻り、がデフォだったんだろうけど。

ま、それすら、発句の機縁には成るんだろうけどね。

ならぬものを詠む、詠嘆す、みたいなね。

奥山といえば、大河ドラマに出てくる御仁が、朴訥な奥山氏のお侍さん。

あれは、いいキャスティングだな、と思えるほどの、奥山行の日曜日だった。

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