なかなか、柔らかくて、厳島神社のいかめしい名前の真逆かもな。
秋の宮島、っていうか。
船に乗って、あの平家の島へ渡ったな。
これまた、同友会の全国大会の後だったか。
この珈琲、富士宮の若手経営者にいただいたんだ。
わが社で二回、僕の淹れた珈琲へのお返し、ってなもんだな。
律儀に約束を果たす、ってのは、見上げたもんだ。
という具合に、ご縁がご縁を生み、って次第で。
袖すり合うも他生の縁、ということになると、途方もない数のご縁をいただき、差し上げ、ってなことだね。
多逢聖因(たほうしょういん)なんて言葉、安岡正篤さんの本で教わったな。
縁が縁をよんで何事かが生まれる、ってなことだな。
この宮島といえば、どうしても思い出すのが、わが友人、森町出身の。
彼のご先祖さま、厳島神社の宮司さんだったそうで、平家だよな。
落ち延びて森町の深山で生業をたて、だ。
世が世なら貴種流離譚の主人公にでもなり、歴史に名を残したかも、というわけだけど。
そういえば、昨夜、同友会の会合の後、オブザーバーの女性と名刺交換をした。
すると、彼女、うちのおじいちゃんにそっくり、という感想。
紹介者と僕は、思わず、そこですか、と机に突っ伏す、というような顛末もあり。
にしても、そっくり、というのは、その昔、なんらかの縁(えにし)があったのかも、という気分でもあるな。
さて、今日も、そんなえにしを繋いでいくとするか。
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