まわりで起こっていること

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アマゾンといえば

2020年05月05日 | Weblog

ベゾスだっけ、ワーク・ライフ・ハーモニー、って言い方が気に入ってる。

だけど、そちらじゃなく、もともとの大アマゾン、南米大陸のね。

昨日の午後、NHKのアーカイブスというのか、2018年放送のスペシャルをやっていて。

「テルマエ・ロマネ」のヤマザキマリさんのツイートに触発されて観た。

イゾラドという文明との未接触の民が映像に映されていて。

こちら側の公式の呼び名が、マシュコピーロ(野蛮な残酷な生き物)というんだったか。

どんな経緯があって、そこへたどり着いたのか、1万年前から住んでいる、というんだね。

文明化された都市から、何日もかけてたどり着いたその地で、取材班は、彼らと遭遇するわけだ。

彼らの居住区、と言っても、狩猟生活だろうから、とてつもなく広い土地だろうけど。

そこへ「文明の民」が侵食を続け、研究では、60部族の民たちが、死に絶え、1部族だけ。

つまり、イゾラド、と呼ばれる民のみ、残っている、だったかな。

大アマゾンが狭くなって、彼らの暮らし方が難しくなってしまった。

川を挟んでの遭遇、って場面が撮影されていたんだけど、赤ちゃんを抱いた総領が。

これは俺の子どもだ、手を出すな、ときつい表情で迫っていたのが印象に残る。

部族の伝承で、銃を持った野蛮な民が襲ってくる、なんてのが、残されているんだろうな。

なんて想像していた。

未知との遭遇、見知らぬ、言葉の通じぬ人々との遭遇、しかも互いの利得が相反するような。

そんなこと、この地球上では、数え切れないくらい、そこかしこで起こっていたんだろうな、と。

言うに言えぬ、哀惜でもなし、悲嘆でもなし、なんだろう、遠い思いが湧き起こり。

南米大陸へ、レコンキスタだっけ、スペインとかポルトガルとかから、侵略者がしこたま入り。

そのことで、免疫を持たない彼ら、先住の民は、伝染病、天然痘なのか、により、95%が死に絶え。

なんて話もあるよね。

現在、目の前で起こっている、COVID-19による、行動変容。

そんな遭遇も、数え切れないくらいにあったんだろうし。

なんと言うのか、いわく言いがたい。

と言うような体感をした、大アマゾン、と言う映像だったのでした。

そんな朝、いただいているのが、グアテマラから届いた、ラス・ロマスと名付けられた珈琲。

それこそ、なんだかなー、ってなもんだよね。

この珈琲を栽培するために、どれだけの土地を、イゾラドなる人たちから奪ったのか。

なんて、ちょっと、センチメンタルな珈琲でもあるね、今朝は。

と言いつつ、何事もなかったかのような朝、ってことだから、一体全体、人間って、と。

そうだ、このところのテーマの一つは、ヒューマニティー、ってやつだからね。

悪魔と天使、とか、善と悪、とか、何とかかんとか。

そんなこんなで、こどもの日を始めるとするか。

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