まわりで起こっていること

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聞こえない会話

2009年07月30日 | あの世この世
「エレファントム」づいちゃってるんだけど。

象さんというのは、超低周波の言葉を、しゃべるらしい。

それは、人間が聴くことのできる低音から、さらに、3オクターブ低い、という。

その領域で、シロナガスクジラのメスと、つまり、海のなかで、一番大きな生物と、陸の一番大きな生物とで、哀切極まりない、最後の会話をしたわけだ。

くどいけど、このエントリーです。

話は、いきなり、雅楽です。

たまたま、車のなかで、テレビを見ていたら、東儀秀樹さんが、出ていた。

といっても、???かもしれないけどね。

NHK大河ドラマの「篤姫」で、孝明天皇の役をやっていた方。

その妹役が、皇女和宮ですね、堀北真希というかわいい女の子だった。

その彼が、雅楽の奏者なんだって。

雅楽ってのは、こんなものらしい。

興味のある方はどうぞ。

貴族の音楽なんだろうけど、神ごととも、つながっていそうだね。

で、笙(しょう)は牛、篳篥(ひちりき)はイルカに、なんらかのメッセージが、つながるようで。

笙も篳篥も、雅楽の楽器で、上のwikipediaを、みてください。

ウズベキスタンだかの地平線にむかって、笙を吹いていると、牛が、どこからともなく、ぞろぞろと、集まってきたんだという。

イルカも、しかりなんだろうね。

ひょっとしたら、そんな道具をつかいながら、わが、ご先祖様がたは、いろんな動物と、会話をしていたのかもしれない。

これ、勝手な妄想ですが、あながち、ありえないことでもないな、と。

雅楽というのは、一子相伝みたいなもので、家から家に、伝えられてきたらしい。

ちなみに、東儀家は、wikipediaによれば。

 『東儀家の先祖は渡来人であり、聖徳太子の腹心であった秦河勝(はたのかわかつ)とされるが、正確なことは不明。』

この秦河勝(はたのかわかつ)って言う人が、また、面白い人で。

聖徳太子の一家が、惨殺されたころ、皇極3年、633年に、赤穂の坂越(さこし)というところへ、流された、というか、逃げ延びた、らしい。

そこで、大荒大明神として、祀られている、という。

日本の古代史の、闇の部分を知っている人、というわけだ。

世阿弥が、「風姿花伝」のなかで、いろいろ、書き残しているようだけど、本日のブログ、長すぎるので、このへんで。


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