観ていたのが、夕べのBSスペシャル。
「欲望の資本主義」とうたっていたかな。
ふむふむ、とうなづきながら、ではあったんだけど、さて、今朝になって。
それについて書こうとすると、あら不思議、書く言葉が浮かんでこない。
にしても、錚々たるメンバーにインタビューという構成は、表題の感想で。
とかく、ネトウヨみたいな人士や真逆の人士方からの、批判にさらされる。
公共放送、ってやつだけど、そこはそれ。
人が、それぞれの顔、世界、自分を持つように、かのNHKだっておんなじで。
様々な顔を持つわけだ。
ひところ話題になった、「善と悪の経済学」のチェコのセドラチェクやスティグリッツ、出ていたな。
面白いなと思ったのは、マルクス・ガブリエル、といったか。
新進気鋭の哲学者、という肩書きの方、生産、produceは、pro=前へ、duce=持ってくる、という語源から。
説起し、その場では感心していたんだけど、今となると、忘れちゃってるけれど。
哲学者つながりで、国分功一郎さんのねばりつよい思索癖も思い出し、なかなか。
哲学者ってのも、面白い人種だな、と。
創造的破壊、で有名なシュンペーターも登場したか。
いずれにしても、何かから追い立てられるように暮らす、そのように人生の選択を迫られる、という生き方を。
強要されちゃってるよね、この資本主義ってやつ、というのが、結論といえば言えるか。
もっとも、登場人物の中には、ほぼ資本主義の命ずるままに生きている、なんて人士もあり。
どこぞの投資家だったか、道端で食べるものもなく、という人を見るのは、こころが痛むけど。
このダイナミックなシステムは面白い、くらいの話をしていたんだったか。
たしかに、バスケットボールが好きで、日がな一日、そのことを思い、トレーニングもし、ゲームもし。
という人と、好きじゃないんだけど、やれって言われるからやってる人とを。
比べても意味ない、なんて比喩もありそうだけど、これと経済、政策、政治は違う。
という言い方もあるか。
だって、命がかかってるんだから、ということになるか。
この時期は、お年始、ということで、多くの方が来社してくださり、今年もよろしく。
お願いいたします、とね。
年末は年末で、今年もお世話になりました、ありがとうございました、というわけだ。
何だか、こんな風習もす押しづつ、薄らいでくるのか、なんて気にもなっている当方。
なんて書くと、無粋者となっちゃうかな。
某大手さん、4日に安全祈願、5日に新年会、はい、今年もよろしく、では始めましょう。
って感じで、ゲームに入るのが早くて、ほぼ全開なんだよね。
世界へ打って出ようという組織からすると、そういうことだ。
なんてことが、少々、気になっているという次第。
さて、今日を始めるとするか。
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