マジョルカピンク

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雑誌の死

2009-07-01 00:25:50 | 政治・時事
女性誌のマリ・クレールが休刊になるそうです。
今雑誌って売れてないんですってね。出版界もそうとう景気が悪いようで。
老舗のマリ・クレールでさえ上手くいかなかったんですから、大手のヴォーグやELLEも安泰ではないかもしれませんね。
ファッション誌だと私はOggiが好みなんですけど、そもそも女性のファッション誌じたいが類型的で今イチ差別化できてないところが辛いかもしれませんね。同じ女性誌でも婦人公論とか日経WOMONとかコンセプトがはっきりしているもののほうが、まだ好調のような気がします。

子供の頃からビックリハウスとか宝島とかサブカル雑誌を読んで育った雑誌大好き人間としては、最近の雑誌の凋落ぶりは淋しい限り。
文春のようなオヤジが読む週刊誌から主婦向けのオレンジページから、実話ナックルズなどのいかがわしい(笑)雑誌までほとんど店頭にある雑誌にはすべて目を通す私。
よく読むのは日経エンタ、SPA!、AERA、映画秘宝、この映画がすごい、キネ旬、CUT、ロッキンオン、タウン誌のporocoなどなど。ですがその雑誌好きな私でさえ、購入して読むのは稀ですもんね。ほとんど立ち読みで済ましちゃう。
結局雑誌って時事ネタというかタイミングそのもの。その時その時の旬のことを掲載していますから、買って保存してもあとあと繰り返し読むっていうことあんまりないしね。結局読み捨てられちゃうものって今の時代エコじゃないし。今ならBOOKOFFとかで引き取ってくれるのかもしれないけど、わざわざ売りに行くのもめんどくさいし。結局買っておこうかなと触手が伸びるのは、記事を見て「これは永久保存版だな」って思うものじゃないかな。
最近はネットであらゆる情報が簡単にスピーディーに手に入りますから、お金を出して雑誌を買おうって気にならないのも仕方ないかなあ。
でも雑誌じたいがつまらなくなっているのも否めないのよね。若いときはananなんて毎週買ってたもんですが、今なんか全然。いつの頃からか面白くなくなってしまったもの。昔はオシャレの代名詞だったんですぜ。今じゃ芸能界の話やタイアップや広告ばかりで内容の薄いこと。
昔に比べたら確かに雑誌離れはすすんでいるとは思いますが、やっぱり私はプロのライターが書く記事というものはそれなりな価値があると思うし、企画しだいで面白い雑誌って出来ると思うんですよね。出版社に奮起を期待したいところです。

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