マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

マンガで歴史を学ぶ

2017-01-29 21:53:38 | 
久々に予定のない週末で、ゆっくり一人でランチしたりお茶したり、家の中をじっくり片付けしたり、ニットをまとめて手洗いしたり、普段やりたくてくても出来ないことを色々やって満足。読書の時間も作れました。
宮部みゆきの「希望荘」を読み終える。独り者になってしまった探偵杉村さんの短編連作集。久々に宮部ミステリーを堪能できて満足。長編はもちろん短編も外れなく面白いんだよなあ。
あと心待ちにしていた漫画の新刊が一挙3冊手に入り、感激。
山岸涼子「レベレーション」2巻。萩尾望都「王妃マルゴ」5巻。「ベルサイユのばら」なんと13巻(!)
すべて少女漫画界のレジェンドにして大御所のバリバリ現役感満載の新刊ですわ。
まあ正直ベルばら13巻は過去の焼き直しというか、完全に蛇足って感じですが…ファンとしては不朽の名作ベルばらの世界がまだ続いているということが嬉しい。「王妃マルゴ」と「レベレーション」はどちらもキャリアハイに近い傑作。特に「レベレーション」に関しては…何度も読み返すほど完璧な作品。やっぱり往年の大御所漫画家さんたちって凄い!興奮しました。

たまたまというか3作ともフランスの歴史を描いた大河ロマンでして。
時代的にはジャンヌ・ダルク→王妃マルゴ→ベルばらという順番ですね15世紀~17世紀の。絢爛豪華ではありますが宗教争い王位継承争いなどが絶えず、内乱や戦争が多発し残酷で血生臭い時代でもあります。歴史に名を刻む聖女や悪女がたくさん登場するフランスの物語は壮大にしてドラマチックですね。そのスケール感に頭クラクラ。シビレっぱなしの週末でありました。

タクマとハナコ

2017-01-19 15:28:12 | 
maruyama classが好きで帰り道逆方向なのによく立ち寄ってしまいます。
テナントは多くないのですが、セレクトショップやカフェなど洒落たセンスのお店が多くて好き。特に2階の書店がお気に入りで、全然大きくな句碑品ぞろえが豊富というわけではないのですが、ラインナップが女性向けなのかな?いつも気になる本が上手にディスプレイしてあって、興味を惹かれてしまい行くと必ず数冊買ってしまいます。
先日はエッセイマンガの「タクマとハナコ」1~2刊と「カルト村で生まれました」を購入。
この「タクマとハナコ」は宝塚ファンの嫁と嫁につられて自身もすっかりファンになってしまった旦那さんの夫婦愛のお話。
私も熱心なヅカファンの友人に誘われて2回ほど地方公演を見に行った経験があるので、も~よくわかる!この世界。
日本の芸能史、いや世界の芸能史の中でも女性だけの劇団宝塚というのは本当に独特な存在であり、ド派手な衣装やメイク、オリジナリティ溢れる立ち居振る舞い、セリフ回しなど他の追随を許さない独自の世界観を構築しています。そのファンの方々も相当マニアック。昔はベルばらブームなどで地上波でも宝塚の舞台を中継することがありましたが、最近はもっぱらCSなどに移行しましたよね。なのに一向に人気が衰える気配もなく、相変わらずファンの熱狂ぶりは凄い。宝塚の美や世界観を愛するお客さんたちということで、なんとなく私自身のイメージではファンは知的で経済的にも豊かないわゆる「太いお客さん」が多いような気がします。
イメージ先行で初見の方々には入りにくい世界かと思うのですが、ハマると癖になるのではないでしょうか。独特な世界観を愛し共有しているという点で、ファンも絆で結ばれているかもしれません。
このマンガ、最初ヅカファンのハナコさんと付き合いだして当初興味の無かったタクマさんも観劇に付き合っているうちにどハマリしてしてしまうのですが、そのハマリ方が可笑しくも微笑ましい。どうもお仕事が理系のエンジニア風なのですが、作中で宝塚にハマっていく日々を「灰色の世界に色がついた」と表現している。当日券で一番に並ぶワザへの研究など理系男子らしいこだわりもあり、実に興味深いです。以外に理系の方というのはオタク気質があったりして、こういうマニアックな世界とは相性が良いかもしれません。
この作品、絵はほのぼのとして癒されるのですが、会話がいちいち可笑しくセンス抜群。読みながら爆笑してしまいました。
私が微笑ましいと思ったのは、夫婦揃って徹底的に同じ趣味にのめり込み楽しんでいるところ。世の中不倫だ離婚だと結婚生活のマイナス面ばかりがクローズアップされることもしばしばですが、こういう作品がもっと広まれば結婚も悪くないかも、と思う若者も増えるかも?
趣味を押し付けられるのは嫌だろうけど、試してみないとどこにツボがあるかはわからないよね。私も甥っ子と共通の趣味を持ちたいと思い、勧められるままに全く気乗りしなかったモンハンを始めてみたら今じゃ本人以上に熱くなってしまいました…。甥っ子が小学生だった時、すでにババアだった私にモンハンが出来ると思って誘ってくれたその気持ちが嬉しかったのがきっかけなのですが。
夫婦なんて元々好き合って一緒になった者同士ですから、どこか感性が合うはず。互いの趣味を理解し歩み寄ってあげるという姿勢もコミュニケーションでは大事なのかなと思いました。何事もやってみもしないで決めつけず、挑戦する、相手の話に耳を傾けるという柔らかアタマがポイントかもしれません。
すぐに読める軽い作品ですが、意外に夫婦生活の真理を衝いているようなところもあったりでお勧めです。
もう1冊の「カルト村で生まれました」こちらもイラストはほんわかしているのですが、そのタイトルといい(^^;ちょっと立ち読みしただけでもかなりな問題作だとわかるわ~。こちらは週末の楽しみにとってあるので後日感想を。

センター試験

2017-01-17 14:18:13 | Weblog
この週末は全国的に寒波襲来で、雪に慣れていない西日本の方々など本当に大変だったろうと思います。
私の可愛い甥っ子もセンター試験を受けました。身内としては何もしてやれずドキドキするばかり。北海道神宮に初詣に言った際合格祈願してきたり神頼みしかできなかったわけですが、本人はいたって呑気で時間を勘違いして少し遅れて会場に行ったりとか(^^;大物なのかちょっとズレてんのか…細かいことを気にしない楽観的な性格なので、まあ神経質になったりクヨクヨしたりしてるよりはいいかと思いましたけどもね。さっそく自己採点して間違った!とかここは合ってた!などとスマホ見ながら大騒ぎしてましたね。実はサポートする立場の母親である私の妹がこの期に及んでインフルに罹ってしまい…。甥っ子にはうつらなかったようで何よりでしたが、一瞬肝を冷やしましたよね。1年間頑張ってきて親に本番直前にインフルエンザうつされたなんて悲劇以外のなにものでもありませんわ。丈夫な子で良かった。妹もそこまで高熱でもなく、酷くならずに良かったけど。身の回りのお手伝いに急遽私も駆けつけましたが大ごとにならずに済んで一安心。まあつくづくこの季節というのは、寒くて風邪やインフルエンザなども流行りがちですし、大雪や吹雪で交通機関も乱れがちだし、受験時期というものを見直すことを視野に入れてもいいのでは?と思ってしまいました。

新年に入り早くも3週目。色々動き出していますよね。
われらがどうでしょう軍団がついに旅に出たようでございまして。古くからの藩士としては
もう本当に嬉しい限り。正直前作「はじめてのアフリカ」はどうでしょうらしさが無く、時の流れを否が応でも感じさせられたわけですが、やっぱりこうして新作に着手してもらえると堪らなく嬉しく、人気俳優としてすっかり盤石の地位を築いた大泉さんについても、やっぱり大泉さんはどうでしょうが本業だよ~と思っちゃうもん。長い目で見るつもりでも期待しちゃうよね。衰えた、面白くなくなったという声も聞きますが、前回のどうでしょう祭りのステージイベントでのシェフ大泉の面白さは格別だったので、私はまだまだ健在だと思っております。何処に行こうがどんな企画だろうが、軍団が集えばどうでしょうはどうでしょう。新作の放送、待ち遠しいです。
また今年はNACSさんが久々に森崎さん脚本で本公演。こちらも今から楽しみで仕方ありません。大泉さんの当り役「探偵はBARにいる」の第三弾も決定しました。このシリーズ大好き。あー楽しみが目白押しでございます。

18祭

2017-01-10 17:28:11 | Weblog
3連休はまたしても実家に帰省していました。今回は慌ただしく過ごしたお正月の後始末って感じでしょうか。冷蔵庫やストッカーを整理して、お客さん用のシーツやタオルケットなどを選択して、片付けして、綺麗さっぱり気持ちよくなりました。正月同様天気も良く穏やかで、久々に実家でゴロゴロ。年末年始に撮りためた番組の録画を見たりして呑気に過ごせました。
この年末年始大谷選手出演の番組の多かったこと多かったこと。いかに注目され活躍した年だったかがわかりますね。ホリプロとマネージメント契約したそうで、一気にバラエティ番組などの出演も増えました。テレビ局も待ちかねた逸材だったんでしょうね。
優勝後自主トレの時間が全然ないと焦っていた訳がわかりました。こんなに出ていたんじゃね。
本人もテレビ出演を楽しんでいるなら全然良いのですが、トレーニングの時間を削っても出るような内容かな?と思うものも少しあったけど(^^;まあオフシーズンならではのファンサービス、ということでアリなのかな?

さて昨日はNHKで大変良い番組が。ワンオク地上波初降臨。
18歳の千人の少年少女たちと一緒に新曲を共演するという企画だったのですが、この内容がとても素晴らしいもので。18歳という大人と子供の狭間にいて、人生の大きな岐路にも立っている若い彼ら彼女ら。ワンオクとの共演に熱い思いを動画で投稿してきているのですが、一芸に秀でたような個性的でエネルギッシュな子が多く、見ているこちらが清々しい気持ちに。
中には様々な悩みを抱えながら殻を破るきっかけに…と応募してきた子もいたりして、それが十代で音楽を志し十年やってきたワンオクの活動とオーバーラップするところあったりして、すごくいいドキュメンタリーに仕上がっていました。
一度きりの共演。このために作られた「We Are」という曲をワンオクが演奏し千人がコーラスとして参加するんですが、このステージ本当に素晴らしかった。ミュージカル映画のクライマックスシーンを見ているような感じ。鳥肌もんでしたね。
シンプルに、若さっていいなあ素晴らしいなあ、凄い可能性を秘めているなあと羨ましくなると同時に、これからの日本を背負って立つ才能と魅力あふれる彼らを頼もしく思いましたね。日本はきっとこれからもっと良くなるんじゃないかって。
本当に、いまだに荒れる成人式とかで二十歳になっても迷惑をかけまくっている若者たちとは雲泥の差だよなあ…ああいう若い人が日本にいるのもまた現実なのですが。
ともあれ昨日の番組は実にNHKらしい真面目で丁寧で音楽を大事にした良いドキュメンタリーであったなと思います。紅白の批判にめげず、原点回帰で頑張ってください。そしてワンオクも今後もっとテレビで出てもらえればいいなと(良質な音楽番組に限る)。

お正月まとめ

2017-01-04 18:21:30 | Weblog
明けましておめでとうございます!
29日から今日までの1週間のお休みを実家で過ごしておりました。
今回は久しぶりに妹家族も来てくれてうちの老親2人も大喜び。賑やかな年末年始となりました。
昆布巻き、黒豆、なます、うま煮などの御節を作り、年越しは鶏団子鍋と手巻き寿司と唐揚げなどのオードブル。夜中に年越しそば。元旦は天婦羅、2日は焼肉とごちそうばかり。ずっと台所に立っていたような気がします(^^;;でもほぼ全部うまくいって良かったかな。蕎麦と雑煮のツユを取り違えた以外は(゚ω゚)
天気もずっと良くって恵まれていましたね。クリスマスのドカ雪が嘘のような穏やかな気候。
初日の出も拝めましたし言うことないです。
ただ大晦日はめっちゃくちゃ寒かったですわ。除夜の鐘撞きに行ったとき、星空が綺麗でビックリしました。

年末年始のテレビですが、年々特別な感じが無くなってきてて、お正月感ないように感じる‥。普段から長時間のスペシャル編成を乱発しまくっているせいかと思います。再放送も多かったし。
ただファイターズファンとしては日本一になったおかげか大谷選手がバラエティに出まくりで嬉しかったですねー。たけしさんが大谷選手に大興奮していたのも感動。あと紅白でガッキーと共演さしてくれて嬉しかった!しかも隣同士で並ぶという粋な計らい(^○^)だってお似合いだもん!人気実力ともにずば抜けている野球選手と若手女優の超ビッグカップル誕生とか、夢見てしまいます。まあ大きなお世話なんでしょうけど。

その紅白。自分的ハイライトはイエモン。皮肉なもので大活躍していた絶頂期には出られなくて、再結成したとたん出られるとかなんだかな‥と思わなくもないですが、吉井さんはずっと出たかったでしょうし、曲が「JAM」でしたし。感慨深いものがありました。放送後ネットで歌詞について議論があったようですが10何年も前に散々論議が尽くされてたのに何を今更と思いましたが、やっぱり今の若い人はイエモンなんて全然知らないんだなぁと改めて思ったり。
全体的にはNHKならでは、生独特のグダグダ感と寒い演出に風物詩だなあ´д` ;という感想でしたが、あっという間に終わってしまいあっけなく感じました。自分が歳とったせいなのかな?

2日の日はプチクラス会。なんとねン十年ぶりの開催です。高校の時のクラスはなんとなく男女が仲悪く、地元に残った人たち同士もコミュニケーションがとれてなく今まで全くおこなわれなくて。まあ私自身も同窓会ってあんまり好きじゃなくて。やっぱり独身だし後ろめたさみたいなものがあるんですね。でもみんな子育てもひと段落して落ち着きいい大人になり、あらためて余裕の様なものが生まれたのか。12人と集まったのは少人数でしたがめっちゃ盛り上がりましたね!ン十年の時を超えて高校時代に戻っちゃう不思議さ。みんな子どもみたいにはしゃいじゃって。古い友人てやっぱいいもんですねー。大人になってみんな優しく寛容になってた。同窓会嫌いの自分も、そう悪いもんでもないんだなと認識改めましたよ。懐かしさと楽しさいっぱいの年末年始でした。