個人的にこのクールで一番気に入っているドラマです。
「なんとなく東京」が舞台の作品ばかりな中、高知は四万十を舞台にアラサー男女の過疎の町に生きるそれぞれの人生をリアリティある描写でとても上手く描いていて好感が持てます。登場する7人の男女がみな人間臭く、田舎暮らしの中でそれぞれが進むべき道を見失いもがいている姿が印象的。実際にド田舎出身の私から見ても、こういう感じって本当よくわかる。都会に比べると何もない故郷で、このまま一生終えるのかという不安って地方に暮らしている若い人なら誰もが感じているはず。自分の人生はまだまだこんなものじゃない。このままで終わりたくない、と思いながら一歩踏み込めずにいたり…。私から見れば30代前後なんてまだまだ若くいくらでもやり直しがきくような気がするけど、その渦中にいるとそうは思えないんだよね、多分。
脚本も演出も演者の演技もみんないいです。特に女性陣は全員何らかの屈託を抱えた複雑なキャラの持ち主で、実際にこんな子がいたら友達にはなれないなーという気になりますが…特に自分の境遇に文句ばかり言っている国仲さんの役と魔性の女気取りの香椎さんの役はあまり共感できないですが…、それだけ登場人物が生き生きしているということだと思う。様々に思い悩んでいる地元の若者達と打って変わって、一番不安定な身分ながら能天気な主人公の明るさに救われる。
ぶっちゃけ地域活性化ってどうやってやっていけば良いのか、なかなか答えは出ないですよね。どういう結末になるのかな。非常に現代的なテーマであり熱いメッセージを持ったいいドラマだと思います。
「なんとなく東京」が舞台の作品ばかりな中、高知は四万十を舞台にアラサー男女の過疎の町に生きるそれぞれの人生をリアリティある描写でとても上手く描いていて好感が持てます。登場する7人の男女がみな人間臭く、田舎暮らしの中でそれぞれが進むべき道を見失いもがいている姿が印象的。実際にド田舎出身の私から見ても、こういう感じって本当よくわかる。都会に比べると何もない故郷で、このまま一生終えるのかという不安って地方に暮らしている若い人なら誰もが感じているはず。自分の人生はまだまだこんなものじゃない。このままで終わりたくない、と思いながら一歩踏み込めずにいたり…。私から見れば30代前後なんてまだまだ若くいくらでもやり直しがきくような気がするけど、その渦中にいるとそうは思えないんだよね、多分。
脚本も演出も演者の演技もみんないいです。特に女性陣は全員何らかの屈託を抱えた複雑なキャラの持ち主で、実際にこんな子がいたら友達にはなれないなーという気になりますが…特に自分の境遇に文句ばかり言っている国仲さんの役と魔性の女気取りの香椎さんの役はあまり共感できないですが…、それだけ登場人物が生き生きしているということだと思う。様々に思い悩んでいる地元の若者達と打って変わって、一番不安定な身分ながら能天気な主人公の明るさに救われる。
ぶっちゃけ地域活性化ってどうやってやっていけば良いのか、なかなか答えは出ないですよね。どういう結末になるのかな。非常に現代的なテーマであり熱いメッセージを持ったいいドラマだと思います。