マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

モヤモヤな日々

2016-01-21 22:37:45 | テレビ
ファンでもないのにこの1週間ずっとネットでSMAP解散騒動顛末の記事ばかり追いかけている・・。
だって気になって仕方ない。
このザワザワする感覚はあれだ。

例えば私はイジメ問題や児童虐待のニュースが死ぬほど嫌いなので、ネット界隈やテレビや雑誌などでそういうニュースを目にしてしまうとひどく後悔してしまうのですが、同時代に生きている者として知りたくないけど知らなければいけないよな、と複雑な気持ちになります。そして、万が一自分の生活の中でそういうことを目にしてしまったら、どんな行動をとるだろうかと自問自答してしまいます。幸い身近にそんな変な人はいないのですが、たまに街中で小さな小さな子に暴言を吐いている親などを見かけることもあり、こういうのはどうしたらいいんだろうと考えてしまいます。干渉すると頭おかしい人と思われかねないよなとか、この程度で警察に通報はしないよね…とか。
そういえば昔地下鉄大通駅の人通りの多いところで若いカップルが大勢の変な輩に絡まれ、彼氏が殴られ女の子が泣き出してしまっていたので、私と友人はビックリして地下鉄駅の事務所に大慌てで人を呼びに行ったものです。
平和な日常の中にも暴力の種は潜んでいる。ご近所では隣人トラブル、学校ではイジメ、会社ではパワハラ。自分が巻き込まれたりするのはもちろん論外だけど、もしそんな場面に出くわしてしまったら。自分は勇気を出して困っている人、虐められている人に味方したい。そういう人間になりたいと思っている。

今週の月曜日、スマスマの生放送を見た。
思っていたのと違った内容だった。いつものアフタートークのようにラフな格好で、なんなら座って話するのかと思ってた。
黒いスーツに黒っぽいネクタイ。事務所が用意したものでしょうね。謝罪するにあたり誠意を見せたつもりなのでしょうが、仇となってしまいましたね。フォーマルスーツではからずもSMAPというグループを葬り去る厳かな儀式のようでありました。
そもそも視聴者は謝罪されるとは思ってなかったですよね。ファンも混乱するわけですよ。
生放送にしたのが事務所には藪蛇だったと思う。
「なんか変だな」という違和感しかあの放送にはなかったから。
「公開処刑」は言い過ぎだとしても、いい大人が、しかも国民的人気グループのSMAPメンバーが、テレビの生放送で謝罪を強いられる異様さ。「か…解散の話は?」「一応存続ってことなのかな?」とはっきりしない言い回しに見てる側はポカン。なんか一人を除いてみんな生気がなかったけど。なんでそもそも謝ってるんだろう。ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて?ん?スポーツ新聞のお花畑な作り話だと思ったけどあれマジ話なの?
見ているときは考えがまとまりませんでしたが、見終えた後困惑。なんか今とんでもないものを見せられたのでは。テレビでやっていい内容なのかなと。で、ネットを見ると同じように疑問を持ってる人が後を絶たず。放送前は解散なんてやめて!というファンの声が、こんなSMAPの姿を見たかったわけじゃない、こんな惨めなことをさせられるんなら解散して事務所を出てほしいという風に潮目が変わりましたよね。
多分SMAP存続やったー!キムタク救世主、ありがとーと世論がならないので事務所は焦ったのでしょう。今後4人は事務所の人間や木村君にも謝り、何らかのペナルティーを受けねばならない、という記事が踊った昨日。それが今日には生謝罪で社会的制裁を受けたのでペナルティーは無しとか報じてる。もうね、スポーツ新聞なんてスキャンダルとエロ記事しか書かないしょうもないメディアという認識でしたが、完璧なジャニーズの御用メディアだとあらためてわかり、情けなくなった。自分たちで書いてて、嫌にならないのかね?
今回の騒動について、今までと違って異色なのがメディアを通して本来なら洩れるはずない内部事情がだだ洩れしてしまったこと。週刊誌のスクープに先駆け、印象付けのために事務所がスポーツ新聞などのメディアに書かせているといわれていましたが、昔ならそういう情報操作も可能だったでしょう。しかし今はネットがあり一人一人がメディアなのよ。しかも生放送でこの目で見てしまったから。百聞は一見に如かず。ブラック会社による所属タレントいじめの現場をこの目で見てしまった。興味本位でチャンネルを合わせたら、それは公開パワハラでした。この後味の悪さ。見ていたのに何もできなかった。このショック。見てしまったことで、自分たちも当事者のように感じてしまう。自分にできることはないか。この気の毒なスターたちを助けられないかと本気で考えてしまう。
何度も言う。大してファンではないにしろ、長いこと日本のエンタメを牽引し日本を元気にしてきたその実績は誰もが認めるところ。しかも、SMAPはカリスマというより日本の芸能のど真ん中に鎮座している、あまりにも大きな、なのにとても身近に当たり前のようにいつもテレビの中にいる存在なのだ。
彼らが侮辱されたり悲しんだりしているのを見るのは、日本人の何かが傷つく、とすら思う。ファンでもないのにこんなに同情してしまうんだから、当のファンたちはどんなに動揺し悲しんでいるか。そして本人たちはどうなの。言いたいことも言えず、悪いこともしてないのに事務所に反逆したと思われるなんて。今後一体どうやってやっていくの?何もなかったようにトークとかできる?無理でしょう。今後は事務所の話も出来ない、独立の話もできない、何を言ったって白々しくなりません?修復不可能ではないかと、思ってしまいます。
ネットの反応が大きく、日増しに強くなってるのに、事務所はずっとお花畑なストーリーを圧力をかけられるところに垂れ流しているだけ。情報操作しようにもこのネット社会では難しいのですよ。事務所はファンや一般視聴者を甘くみないほうがいいかもしれません。ワタミ、マクドナルドなどブラック会社がどんな目に遭ってきたか知らないのかな?芸能界は特殊な世界だから?だから何?今の世の中昭和なヤクザ会社は通用しませんて。

解散騒動について

2016-01-19 18:33:07 | テレビ
イエモン再結成デヴィッド・ボウイ逝去と正月早々から衝撃ニュースに私の気持ちは乱高下しておりました。そこへきて先週からのSMAPの解散騒動です。年初からざわざわ忙しい。
昔は中居くんが好きで「味いちもんめ」に主演していた頃は熱心に応援していまして、ライブを見に行ったこともありましたがそれも今は昔。日本中を席巻した国民的アイドルも今やみんなほぼ40代。キムタクが長いこと「抱かれたい男№1」に君臨したりその人気は絶大でしたが、あまりに強すぎるその勢力は芸能界や音楽業界全体を長いこと膠着させた功罪があったと個人的に思います。
また事務所のタレントにあまり罪はないとは思いますが、正直ここの事務所の横暴ぶりにはいち視聴者としては辟易しており、この独立騒動を機に少し芸能界の勢力図が変わるといいのにと思っていました。なので私は独立するのもいい機会なのではと、マネージャー及び独立を表明していたとされるメンバーたちを陰ながら応援していました。
だってそうでしょ?25年とアイドルとしては異様なほど長く活動してきて、事務所の経営を根幹から支え、実績を作り芸能界に輝かしい足跡を残してきたわけですから。事務所に恩義とはいってもあくまでビジネスでしょ?その恩は十分すぎるほど返したと思います。芸能界って独立を認めない業界なの?それじゃ起業とかできないじゃないですか。SMAPほどのグループであってもここまで話がこじれ、昨夜のように生放送で謝罪させられるとか世間とはかけ離れた歪んだ業界だとあらためて思いました。

昨夜のスマスマの生放送での釈明の異様さ。
黒いスーツを着て並んで、お葬式じゃないんですから縁起でもない。4人の納得し切れていないような悔しそうな、あるいは憔悴しきった様子。言わされている感ありありのコメント。
騒動を起こしたのは報道したメディアであり、そのきっかけを作ったのは長いこと会社に尽して大きな成果をあげてきたマネージャーやタレントを侮辱した事務所では?事務所の責任者が謝るならわかるけど…なんでタレントに謝罪させるのか。一時代を築いたスーパースターであっても、事務所に反旗を翻せばこういうことになるという業界や後輩たちへの見せしめでしょうか。だとしたら非常に残酷なショーだと思いました。それはまさに恐怖政治そのものです。
一見元の鞘に収まったようにも見受けられましたが、メンバーたちの沈痛な表情、リーダーの中居さんが言葉少なだったこと。解散しませんと明言しなかったことを含め、これで事態が収束したとは私には思えないのですが。事務所はこれで手打ちにしたい、ということなんでしょうね。しかーし。キムタクが間に入って事態を収めた、というストーリーじたいが何か陳腐に感じられる。わざわざ草薙さんがそういう風に言ったのも違和感。もしこのシナリオを描いたのが事務所だとしたら、そらこんな物語しか思いつかないのでは口出しするドラマも視聴率を取れないのはやむなし、と思えます。古沢良太か三谷幸喜にまかせるべきでした(冗談よ)。
この一連の件でひとつ画期的だったと思えるのは、ジャニーズ事務所の内部のゴタゴタが明るみになり白日の下にさらされたということ。これまでは噂の領域に過ぎなかったことがやっぱり本当だったんだと世間にも明らかになった。これは今後のテレビや映画・音楽業界を含む芸能界に一石を投じた出来事じゃないかなと思う。
タレントやマネージャーの独立を許さない事務所があり、独立すると今度はその活動を妨害しようとする動きがある。しかも独立したタレントを受け入れると、その事務所と軋轢が生まれるから受け入れないという日本の芸能界のヘタレぶり。そしてあのタレントを使わないようになどどいうと、それに従ってしまうテレビ界。どうですかこのザ・ハラスメントの嵐。
芸能界の常識は一般社会の非常識とは申しますが、こういう前近代的なことをやっているから日本の芸能は衰退し、一向にワールドワイドになれないということがわかる一例だと思うのです。今回それが日本中に知れ渡ったことで、今後はあからさまな嫌がらせなどが無くなるといいのに。
今はネットの普及などで情報操作などがし難い時代。今回の一連の流れを世間はどう見てどう受け止めるか。「社畜」「ブラック企業」等の日本の社会問題の縮図のようでもあるこの騒動。今後も推移を見守りたいと思います。

真田丸

2016-01-18 19:13:38 | テレビ
すっかり遅くなりましたが新大河ドラマ「真田丸」の感想を。
いや~面白いですね!大泉さんが出ているので、どうかどうか良い作品になりますようにと願っていましたが杞憂でした。以前の「新撰組!」も大好きで夢中になって見ておりましたが、どうも昨年秋の「ギャラクシー街道」の評判を聞くにつれ大丈夫なの?と若干心配になり(^^;ここ数年大河は低視聴率だとめっちゃ叩かれてその後の役者人生にも影響を及ぼしかねないので、絶対失敗できないのです。しかしそれは取り越し苦労だとわかりました。1話のオープニングからしてめっさNHK気合入ってるわ~と感動しましたし。なんか画面が鮮やかで絢爛豪華にして実に華々しく時代劇らしい重厚感もありまして。お金かかっているな、と。
今回珍しく子役時代からやらなかったのも好印象。子供時代を描くのも良いのですが時代劇ファンにはすでによく知られた人物ということもあるし、冒頭戦国時代のさ中の勢力図あたりから解説が始まり、いきなり物語に雪崩れ込んでいく描き方は勢いがありました。そして全体的にテンポが良い。中だるみなくあれよあれよという間に話が進んでいきます。上手い。
今回、登場人物たちのキャラが立っているのも好感触。すでに2話目にして真田一門のファンです。
義理や忠義よりも家族が生き残る道を模索する真田家の人々。これ現代にも通じる良いテーマだと思いますね。血なまぐさい戦乱の世が舞台ですが、ほっこり笑える三谷節あり、昔の時代劇を彷彿させるような殺陣やチャンバラのカッコ良さあり、サムライの美学ありと序盤にして見どころ満載。
きっと皆様このような大河を待っていたのでしょう、視聴率も好発進で19.9%(0.1%なんとかならなかったのか)だった1話を2話が上回るというね。NHKは沸いていると思いますよ。
堺さん草刈さんと3人の絶妙な掛け合いが素晴らしく、真面目な役であるがゆえになんともいえないおかしみが漂う大泉さんの演技ですが、今のところとっても良い感じ。このリスペクトし合う仲良し兄弟が一族存亡を懸け袂を分かつことになるとは( ノД`)今から泣けてくるわ。来週からも目が離せません。

神宮へ

2016-01-17 12:00:58 | 日記


今年も北海道神宮にお参りに行きました。まだ受け付け中なのでしめ飾りや昨年の縁起ものなどお焚き上げしてほしいものも持参して。
地下鉄から歩いていくので厚着して完全防備で臨みましたが、今日は天気が良くわりに暖かくて良かったです。
今年はなんとうっかり中国語のおみくじを引いてしまうという痛恨のミスw

小吉ぐらいしかわからねえw
種類がたくさんあってわかりにくかったんだよね(^^;;
それにしても毎年恒例にしている初詣ですが、昔よりもここ最近の方が参拝客が多いような気がします。不安定な世相を反映してか、保守化の現れなのかはたまた日本の良さが見直されてきているのか。若い人も多いし、以外に作法などもきちんとしているように思います。
人があまりにも多く絵馬が買えなくて残念でしたが、また日を改めて奉納したいと思います。