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札幌演劇シーズン冬が始まっております。
どれも魅力的なラインナップでできれば全部見たいと思っておりましたが、なかなか事前に日程を練るのが難しく。今日は仕事が早く終わったので、チャンスと思い当日券で潜り込みました。
いやー素晴らしかったですね。
イナダ組の代表作で傑作の誉れ高い「カメヤ演芸場物語」
初演の時も見させていただきました。大泉さん、リーダー、音尾さん、飯野くん、江田さん、達子さん、岩尾さんらが一堂に会したこの舞台。今思えばとても貴重かつ贅沢なキャストでしたね。この時の大泉さん演じるロマン師匠は本当に当たり役で、鮮烈な印象でした。
さて10年の時を経てまた甦った演芸場物語ですが。昔に劣らず、いや昔以上じゃないかな。以前のイナダ組は若い役者が多く、若い人が年配や中年の役を演じている体だったのですが、今回は演者の実年齢が役とそこそこ合っていて、味があって良かった。
今回も藤村さんが役者として登場しておりまして。
驚いたことに役者としてさらに進歩しておりまして。ビックリしますね。群像劇なので主人公ってわけではないんですが、存在感があって演技も自然なんだよね。それでいてこれだけ大勢の役者がドタバタを繰り広げる舞台なのに浮いてないという。これまで見た3作品の中で一番良かったですよ。
終了後「皆さんスマホとか出して写真撮ってSNSとかで拡散してください」と仰るので遠慮なく私も撮らせていただきました。前回の公演でもこれやったけど、良いアイデアだと思います。観劇の記念に舞台上で出演者を撮れるなんて最高ですって。帰宅後ツイキャスも見させていただきましたが、面白かったです。藤村さんはいつも良い仕事をします。また機会があれば見に行きたいかな、もう1回ぐらい。