マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

ハロウィン

2011-10-31 20:53:47 | どうでもいい話
細い三日月が夜空に輝いております。10月も終わり。ハロウィン。
この催し全然日本に定着しないよね~と書こうと思ったんですが、ニュース見ると昨日は渋谷にホラーな仮装の人たちがたくさん現れたり、こちら札幌でも大通公園でゾンビウォークってイベントやってたりとか。結構楽しんでいる人もいるんだね。コスプレ好きな日本人にはいいかもしれませんね。
この時期になると数年前妹ファミリーと東京ディズニーランドに行ったこと思い出す。楽しかったなー。また行きたいです。

えーとせっかくCSに進出できたのに勝ち上がれなくて残念でした。ホームだったのにね…。やっぱリーグ後半の失速そのまま、チームに調子が戻らないまま終わったみたいでなんだかね。まあ来季の日ハムにまた期待しましょう。

このクール、軒並みドラマが高視聴率なのが話題になっておりますね。文春では今井舞さんが恒例のドラマぶった斬りをやっていましたがいつになく記事に鋭さはなく。数字だけでなく実際面白い作品が多いので貶しようもないのかなと思います。
多分昨日書いた邦画の不振とも無関係ではないような。リーマンショックにその後の震災の影響で映画の企画がずいぶん消えた、という話を耳にしました。
これまでは映画業界が活況だったので良い人材も集まっていたようですが、その人材がだんだんテレビに戻ってきているという話も聞きましたし。
面白ければ、家でタダで見られるテレビドラマに視聴者が戻ってくるというのも頷ける話ですよね。とりあえずミタとベムと恋愛できない理由と。私にしては珍しく3本もきっちり視聴しています。

ステキな金縛り

2011-10-30 17:02:46 | 映画
三谷作品は大好きなんですが、映画は合うのと合わないのがありまして。
「ラヂオの時間」とか「笑いの大学」は好きなんですが「THE・有頂天ホテル」は全く笑えず、「マジックアワー」もまあそこそこ…。なのでこの映画も正直どうしようかなあと思ってたんですよね。
でもネットの評判を見ると大変好評なので、もうそうなると早く見に行きたい!といてもたってもいられず、早速今日の昼見に行ってきました。

「笑えて泣ける最高傑作」というコピーが単なる煽りじゃないですね。メチャクチャ面白かったわ!
荒唐無稽もここまでくれば立派なもの。コメディ映画とはかくあるべき、と。テンポはいいし話はわかりやすいし、キャラは立ってるし。140分が長く感じなかった。いやー笑った笑った。そして本当にホロっときた。このあらすじを聞いてどこに泣ける要素が??と思いましたが、やっぱりその辺三谷監督は本当に上手いと思いました。
三谷作品てイイ具合にベタで、品が良いユーモアが持ち味だと思うんですが今回それが花開いたって感じ。三谷作品常連の三谷組ともいうべき役者さんたち皆さんが本当にイキイキと楽しそうに演じているのも見ものです。
自然な演技なんか糞食らえ(汚い言葉でスミマセン)。さすが舞台出身の監督らしくバリバリの大袈裟な演出・演技が見事に嵌ってるんですよね。お見事でした。
客席はほぼ満員で子供からお年寄りまで幅広い客層でした。ケラケラと子供の笑い声が館内に響いていたのも楽しくて。客席の一体感が良かったです。

すでに好スタートを切っていると思いますが、今後もクチコミで伸びるでしょうしリピーターも多そう。大ヒットになると思います。

実は最近映画館から客足が遠のいていると聞きました。
ここ数年は何故か邦画バブルになっていて邦画が洋画の売上げを大きく凌駕していたようですが、今年の興行成績は邦画は低迷しています。50億を売り上げる作品が1本もないし、全体的に低調。
粗製濫造で邦画に勢いが無くなって来たところに震災、本格的な不況の長引き。
本来映画は浮世の憂さを忘れさせてくれるコンテンツということで不況には強いエンタメらしい。ですがさすがにこう景気低迷が長引くと、大して面白くもないものに1,800円払える気前の良い観客なんかそういないよね。今のコストパフォーマンスを重視する風潮と世界的にみてもとても高い日本の映画料金は合わないわ、そりゃ。
それに加えてやっぱり震災以降、日本人のメンタリティが微妙に変化して、それが大衆文化の方面にも影響を与えているように思う。
震災の後「泣ける」というのをアピールして興行的にイマイチだった作品があったり、暗く湿っぽい内容のものにはお客さんが集まらなかったり。
震災の、圧倒的な悲劇の前に作り物のお涙頂戴な作品は偽善的に見えたかもしれない。陰惨な話は見たくも聞きたくもないという気持ちもなんとなくわかるし。
特に震災後半年以上経ったこの秋、お客さんが入っているのは製作者の魂が込められた優れた「娯楽作品」だと思う。モテキしかり探偵しかり、この金縛りしかり。
多分来年以降もこういう傾向は続いていくような気がする。
まあ今までの邦画バブルの方がどっちかというと異常だったんじゃないかと。
良い作品もありましたが、まああんまり言えないけど安易な企画の作品もたくさんあって、活況であっても決して邦画にとって良い状況ではないと思っていたので。
今後邦画をめぐる状況はシビアになっていくでしょうが、本物の優れた作品ばかりに特化していくようになるといいのにと思います。

あ、この作品エンディングに大泉さんが出てきます(笑)
おにぎりを見ていない人には何処に出ているやらわからないと思いますが。

新刊

2011-10-29 23:22:53 | 
10月はじめに楽しみにしている漫画の新刊が2冊発売されました。
一つは吉田秋生の海街dairyシリーズ「帰れない二人」
この鎌倉を舞台にした4姉妹のシリーズ本当に大好き。
等身大の普通の人々の何気ない日常を描いているだけなのに面白いし、感動しちゃうし、優しい気持ちになれちゃう。嫌な人がほとんど登場しなくて、みんな夫々の人生を一生懸命生きている人ばかりなんだよね。その人物達を丹念に描く作者の優しい眼差しや日々の暮らしの何気ない描写が好きです。長く続いて欲しい。
もう一つは佐々木倫子の「チャンネルはそのまま」
お仕事コメディを描かせたらこの方の右に出る作者はいないのでは?
ローカルテレビ局(HTBがモデルね)を舞台にしているのも秀逸ですし、どのエピソードも笑えて面白いのですが、結構テーマが深いというか中々考えさせられるお話も多いんだよね。今回のvol4に収録されている選挙の話、スクープの話、壽ビデオの話などは興味深かった。多分取材の中で出てきた実際にあった話が元になってんじゃないのかな。同期の話は何故かグっときて泣けましたね…。

向う端にすわった男

2011-10-28 21:19:40 | 
映画公開に備え東直己さんのススキノ探偵シリーズ「探偵はバーにいる」と「バーにかかってきた電話」を読んで、すっかりこの札幌の街を舞台にした和製ハードボイルドの世界にどっぷり嵌ってしまいまして。映画もシリーズ化されるとのことですから、ひと通り今この探偵シリーズを読み漁っています。
先日読んだのは短編集「向う端にすわった男」

■「向う端にすわった男」
バーに訪れた何かワケありげな男。すわ事件の匂い??と思いきや。ハードボイルドじたいをネタにしたパロディ的な掌編。表題作でございます。
■「調子のいい奴」
もうね。読んだ人の多くがこう思うと思います。いるいるこういうヤツ!って(笑)
中身もないのに自分のことを頭がよくて人望もあってひとかどの人物だと過大評価してるヤツ。大言壮語で胡散臭くて、業界人を気取りたい男。もうその描写が秀逸で笑っちゃう。あとがきに書いてある後日談も笑えます。
■秋の終わり
これも短い話なんですが、情景が浮かぶというかペーソスとアイロニーに満ちたなんともほろ苦い味わいの一編。切ないです。
■自慢の息子
情けない男の情けない話(笑)なんかまるで知り合いから聞いた話の様な妙なリアル感がこのシリーズの魅力ですね。身につまされるというか…。
■消える男
このシリーズってときどき学生運動やら全共闘やら左翼やらってエピソードがやたら出てきますよね。この作品なんかその最たるものですね。何か作家本人に屈託でもあるのかな…。これは話の展開が唐突っていうかなんか変な方に転がっていって、妙な後味の小説です。

この中だと映像化して絵になりそうなのは「秋の終わり」かな?友人Aちゃんもあの話を映画化したらいいのにって言ってた。ただヒロイン的な女性がちょっと映画化には難しい設定かも。北24条界隈のイメージも悪くなりそうだし(笑)厳しいかもねえ。
「調子のいい奴」も面白いんですが、時代が当時とは違うので成立しない話しかな。この小説はヒロインたる女性に魅力がないし、うーんこれも難しいかもね。

ステキじゃない金縛り

2011-10-27 23:58:21 | どうでもいい話
三谷さんの映画って出演者よりも監督が宣伝頑張っているよね…(笑)テレビ的にはオイシイ方なんでしょうね。日本には稀な、タレント性抜群の監督兼脚本家です。
映画と関係ない話なんですけど…私もよく眠りにつく直前に金縛りに遭うのね。まあ、勘違いかもしれないしよくわかんないけど。身体が動かなくなって、怖ーい気持ちになって、変な声が聞こえてきたりベッドの辺りに何かがいるような気配がするんです(笑)
昨夜はベッドに入るなり睡魔に襲われて、ウトウトしていたら。なんかすごく強い揺れが襲ってきた感じがして、わ!地震だって咄嗟に思っちゃった。でも金縛りみたいになっちゃって身体も動かないし声も出ない。心の中で「お母さーん!」と叫んじゃいました。
その強い揺れが何分間も続いたような感覚があって、パチっと目が開いて身体が動くようになってから、即起きてNHKをつけてみました。もしかしてどこかですごい強い地震があったんじゃない?って。結局篠田麻里子ちゃんが可愛くおしゃべりしてただけで地震速報も何も出てませんでした。結局夢だった…というオチ。
でも今日ネット見てたら、なんでも明日28日ってマヤ歴最後の日なんですって?知らなかったというか忘れてたなー。一時終末論にもずいぶんのめりこんでいたものですが、ずっと前に見たマヤ歴の話は遥か未来のことだったような気が。あの頃の未来に、僕らは立っているのかな??もしかしたら私のヘボい超能力が、何かを察知したのかもやしれませんよ。ふふふ。まあ終末論や予言なんてのはこれまで当たったためしはありませぬ。
ただエドガー・ケイシーは昔日本に関するリーディングで、日本列島は水没する、なんて言ってたことがあったような気がします。今年の津波や豪雨の映像を予知夢としてみていたなら“水没”と表現されてもおかしくないかもしれません。

まあ今年は本当に世界的には色々なことが起こる年でして。タイの水害本当に酷いですね。10年ほど前に家族でタイ旅行に行ったんですよ。バンコクはもちろんアユタヤ遺跡にも行きました。あの辺一帯が水浸しとは。本当に大変ですよね。一刻も早く引いてほしいですがもう何日もこんな感じでしょ。腰や胸の辺りまで水に浸かりながら割りに平然としているタイ国民のタフさにはビックリしましたが、そろそろ我慢も限界なんじゃないでしょうか…。
トルコの地震も心からお悔やみ申し上げます。石で出来た頑健そうな建物が無残に壊れている様に唖然としました。トルコはとても親日の国。共に復興頑張りましょう。
災害だけじゃなく、カダフィ大佐の逮捕・死亡。世界各地で起こっている格差デモ、ギリシャの金融不安など、色んなことが起こりすぎ。震災と不況でボロボロな日本の円が世界の金融市場で一人勝ちというのがどうにもわかりません。
ただなんだかんだ言って、一日中あくせく働いていた国民と優雅にバカンスを楽しみながらゆったり働いていた国民の違いなのかな?デフォルト寸前なのに公務員がデモをやっているというギリシャの状況もよくわかりません。

昨年に引き続き、今年も日ハムのドラフトは面白かった。
原監督の甥っ子さんは可哀相な気もしますが、これこそガチンコ勝負。ドラフト会議とはこういうものでしょう。本人は拒否するかもしれませんが、日ハムは万年投手不足です。北海道は歓迎しますよ。意外とのびのび出来るかもよ。
7位指名の早稲田のソフトボール選手というのも笑わせてもらった。アンパンマンみたいな可愛い顔の選手で、キャラも立ってます。注目されるでしょうし、人気出そう。