色んな情報やら作品やらがネット等を通じて格安で手に入るようになったからか、映画の封切り作品を劇場で見る場合の大人一般料金¥1,800-というのは時代にそぐわず高く感じますね。そんな世の風潮もあってか昨年も映画の興行成績は全体的に伸び悩みました。私自身昨年は何やかんやと忙しい年で本もあまり読まなかったし映画も例年に比べるとあまり観なかったという残念な年でした。歳のせいもあるのかなあ?話題になったり評判を呼んだ作品も、そのうち見に行こうと思いつつなかなか重い腰を上げぬまま公開時期が過ぎてしまった…なんてこともずいぶんありました。
映画賞のシーズンになりましたが個人的には多分最も権威があると思われるブルーリボン賞とキネマ旬報ベストテンは作品賞がともにヤン・ヨンヒ監督の「かぞくのくに」
この方のドキュメンタリー映画「ディア・ピョンヤン」もすごく良くてこの「かぞくのくに」も面白そうだと思ったのですが結局スルーしてしまい後悔しています。その他に昨年公開した邦画で評価を受けているのが「桐島、部活辞めるってよ」これも見逃してしまったのですがこちらは辛口なテレビブロスなども絶賛していましたもんね。ただの青春ものじゃなかったのか…DVDで見よう。他にはやはり脚本や巧みな構成を評価された「鍵泥棒のメソッド」なども各賞受賞していますね。全体的に昨年の邦画は小粒ながら個性的な作品に傑作が生まれたように思います。
ただなんつーかとても残念なのがこれらの作品は興行的には成功したとは言えず、アニメを除く邦画で稼いだ作品というとテルマエとか海猿とかだもんね。
一般的にはキネ旬やブルーリボンより日本アカデミー賞のほうが有名ですがこの賞って言ってはなんですがすごく業界の内情とかパワーバランスが透けて見えて、あんまり権威が無いように思います。でもなんたって民放のプライムタイムを2時間中継で独占する派手さですから色々と注目は集めるし、まあ見ていて楽しいというかお祭り感はあると思います。
今年も他の映画賞なんかどこ吹く風で「かぞくのくに」は全くノミネートされていませんね。かつては鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」に作品賞をあげちゃうぐらいの気概があったのにどうしてこうなっちゃったのか。今から予言しますが作品賞は「北のカナリアたち」が獲るんじゃないかと思いますよ。あ、今回高倉健さんが辞退しているので吉永小百合さんと同席すること叶わず、それがとても残念。お二人が日アカに揃い踏みしたとこ見てみたかった。でも若い人に道を譲りたい、という心掛けは本当に立派だと思います。
映画賞のシーズンになりましたが個人的には多分最も権威があると思われるブルーリボン賞とキネマ旬報ベストテンは作品賞がともにヤン・ヨンヒ監督の「かぞくのくに」
この方のドキュメンタリー映画「ディア・ピョンヤン」もすごく良くてこの「かぞくのくに」も面白そうだと思ったのですが結局スルーしてしまい後悔しています。その他に昨年公開した邦画で評価を受けているのが「桐島、部活辞めるってよ」これも見逃してしまったのですがこちらは辛口なテレビブロスなども絶賛していましたもんね。ただの青春ものじゃなかったのか…DVDで見よう。他にはやはり脚本や巧みな構成を評価された「鍵泥棒のメソッド」なども各賞受賞していますね。全体的に昨年の邦画は小粒ながら個性的な作品に傑作が生まれたように思います。
ただなんつーかとても残念なのがこれらの作品は興行的には成功したとは言えず、アニメを除く邦画で稼いだ作品というとテルマエとか海猿とかだもんね。
一般的にはキネ旬やブルーリボンより日本アカデミー賞のほうが有名ですがこの賞って言ってはなんですがすごく業界の内情とかパワーバランスが透けて見えて、あんまり権威が無いように思います。でもなんたって民放のプライムタイムを2時間中継で独占する派手さですから色々と注目は集めるし、まあ見ていて楽しいというかお祭り感はあると思います。
今年も他の映画賞なんかどこ吹く風で「かぞくのくに」は全くノミネートされていませんね。かつては鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」に作品賞をあげちゃうぐらいの気概があったのにどうしてこうなっちゃったのか。今から予言しますが作品賞は「北のカナリアたち」が獲るんじゃないかと思いますよ。あ、今回高倉健さんが辞退しているので吉永小百合さんと同席すること叶わず、それがとても残念。お二人が日アカに揃い踏みしたとこ見てみたかった。でも若い人に道を譲りたい、という心掛けは本当に立派だと思います。