先日紀伊国屋書店で復刻版漫画フェアをやっておりました。ほんとにささやかな規模のものでしたがそのラインナップは結構マニアック。
中でも私、“伝説の純愛名作”と帯に書いてあった花村えい子氏の「風のなかの少女」というのにちょっと興味を引かれて、安くないのにこの愛蔵版を買ってしまいました。
40年前の作品なんですねえ…。釧路と東京を結ぶ母と娘の愛憎ドラマ。
画はスカスカでデッサンも不安定、お話もベタな上にご都合主義、ツッコミどころ満載で時代を感じさせますがなんともいえないノスタルジーを感じる(笑)
貧しさ、裏切り、誘拐された娘と養女に迎えた娘、実の親と育ての親。多分、三浦綾子さんの「氷点」とか原田康子さんの「挽歌」とかあの辺に影響されての物語なんだと思います。まあベタでもこういう話は基本的に鉄板というか面白いことは面白い。山口百恵さんの赤いシリーズなんかもこういう話よく出てきたし、韓国ドラマにもこういう設定よくありますよね。
日本のマンガ黎明期のこういう隠れた名作をもっともっと復刻させてほしいなと思います。作画の技術は未熟でも、物語の展開なんかは今の作品より優れたものも多いし、日本がもの凄い勢いで発展していった頃の時代の息吹きを感じさせてくれて読んでいてワクワクするんですよね。
入っていたチラシを見ると小学館クリエイティブ「復刻名作漫画シリーズ」というのがあるようで、デビュー50周年(!?あの先生いくつなのよ)を記念した楳図かずお先生の復刻シリーズなんか凄い充実ぶり。私は昔ファンだったので結構古い作品も読んでるんですがこのチラシにある作品群は見たことも聞いたこともないような作品ばかり。
松本零士先生のデビュー当時のものとか、赤塚不二夫先生の少女漫画とか充実のラインナップなので、今後も店頭に並ぶ事があったら少しづつ集めたい。
中でも私、“伝説の純愛名作”と帯に書いてあった花村えい子氏の「風のなかの少女」というのにちょっと興味を引かれて、安くないのにこの愛蔵版を買ってしまいました。
40年前の作品なんですねえ…。釧路と東京を結ぶ母と娘の愛憎ドラマ。
画はスカスカでデッサンも不安定、お話もベタな上にご都合主義、ツッコミどころ満載で時代を感じさせますがなんともいえないノスタルジーを感じる(笑)
貧しさ、裏切り、誘拐された娘と養女に迎えた娘、実の親と育ての親。多分、三浦綾子さんの「氷点」とか原田康子さんの「挽歌」とかあの辺に影響されての物語なんだと思います。まあベタでもこういう話は基本的に鉄板というか面白いことは面白い。山口百恵さんの赤いシリーズなんかもこういう話よく出てきたし、韓国ドラマにもこういう設定よくありますよね。
日本のマンガ黎明期のこういう隠れた名作をもっともっと復刻させてほしいなと思います。作画の技術は未熟でも、物語の展開なんかは今の作品より優れたものも多いし、日本がもの凄い勢いで発展していった頃の時代の息吹きを感じさせてくれて読んでいてワクワクするんですよね。
入っていたチラシを見ると小学館クリエイティブ「復刻名作漫画シリーズ」というのがあるようで、デビュー50周年(!?あの先生いくつなのよ)を記念した楳図かずお先生の復刻シリーズなんか凄い充実ぶり。私は昔ファンだったので結構古い作品も読んでるんですがこのチラシにある作品群は見たことも聞いたこともないような作品ばかり。
松本零士先生のデビュー当時のものとか、赤塚不二夫先生の少女漫画とか充実のラインナップなので、今後も店頭に並ぶ事があったら少しづつ集めたい。