マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

長かった4年間

2009-08-30 23:31:47 | 政治・時事
外出先から9時頃戻ってきて、テレビをつけて選挙速報の結果に驚く。夜10時半現在民主党が過半数はおろか約300議席にまで届こうかという勢い。そこそこ風は吹いているという印象はあったけど、まさかこれほどとは。事前に週刊誌などの予想で300という数字が聞こえてきてはいたものの、いくらなんでもそこまでは…と思ったのが正直なところでした。でもやはりマスコミも馬鹿にできないもんですね。予想は大方当たっていたわけだ。
前回4年前の郵政選挙は劇場型と言われ争点が郵政民営化一本に絞られるというおかしな選挙で、大量の小泉チルドレンを生み出し、その当時でさえ「自民に勝たせすぎた」とあとあと有権者に言わせたほど。あのとき私は小泉さんのおかしなレトリックに騙される国民なんかいるんだろうか?と懐疑的だったので、小泉自民の圧勝ぶりに驚愕するとともにすっかりこの国に絶望してしまったものです。数の理論で障害者自立支援法や後期高齢者の医療費問題などどんどん法律が改悪されることや、官僚や大企業ばかりが得をする政治をするだろうと予想していたので。案の定そのとおりになり、今日にいたるわけで、こんな世の中になったことの責任はもちろん自公政権にあるわけなのですが、4年前自公に入れた人、あるいは選挙に行かず棄権した人たちにも大いに責任はあると思っていました。その当時から個人的に4年後見てろよ、と思っていましたので今はこの結果を嬉しく思ってます。

もちろん民主党が政権与党になったからと言ってバラ色の未来が待っているわけじゃないことは百も承知。
むしろ実績や経験のなさから、かなり迷走することが予想されます。
それでも今回は変えなければならなかったと思う。
日本人の我慢にも限界があるということ。有権者も怒ることがあるんだということを見せる必要があったと思う。国民が怒れば、政権を動かす事ができるんだということ。政治家にそれを知らしめる、政権運営に緊張感をもたせるということが重要なんだと思う。
野田聖子は運動中、「誰と何と戦っているのかよくわからない」と嘆いていたけど、今回の選挙戦を象徴するリアリティのある言葉だと思った。実際自民党は民主ではなく国民と戦っていたのではないか。小泉改革が国民に「ばかり」痛みを与え続けたツケがまわって、国民は自民に一矢報いてやろうとこの選挙を待ちに待っていたのではないかと思う。
だから民主に期待したというわけではなく、国民の不満の受け皿、自民の対抗馬として民主に票が集まっただけなのだと思う。
ただそのことは民主もおそらくある程度理解しているだろうし、小泉チルドレンたちの二の舞はないだろうと思う。多分勝利の美酒に酔うよりも、一層気をひきしめていることと思う。というか、そう願いたい。願わくば、前政権のように数にものを言わせてなんでもかんでも法案を無理やり通すような真似はやめていただきたい。マニュフェストは一つでもいいから、実現していただきたい。

まだ開票は終わってないものの北海道は自民党は小選挙区ではほぼ全敗の様子。北海道からは初の総理大臣(北海道の人っていう印象はまったくないけど)が誕生とのことで嬉しい限り。また北海道は町村、武部、中川など大物議員が次々落選。今回を象徴していますなあ。
大物議員は公明で北側、冬柴など現幹部が落選。自民も他の地域でも大苦戦。片山、赤城、伊吹、大島、久間、海部、野田、堀内なども落選。厳しい審判が下った。結局古くから自民を支えてきた組織票というものが崩れたからじゃないかな。自公政権は完全に愛想をつかされたのだと思う。自民は公明と連立を組んでいることもマイナス要因になったのでは。
小泉さんが言った「自民党をぶっ壊す」は現実になり、予言の言葉となりました。言霊ってあるのかなあとしみじみ思う。合掌。

今日のごはん

2009-08-30 21:55:00 | Weblog
友人Aちゃんとイレブン☆ナインのお芝居を見に行きまして、その帰り居酒屋に寄りました。
旬の食材はもちろん鯨のお料理など珍しいメニューが豊富なお店でして、どれもこれもお酒がすすむ美味しいものばかり。写真はほっけの刺身。よほど新鮮でないと刺身では無理な魚ですが、これは脂がのっていて美味しかったです。

代償

2009-08-29 01:43:13 | どうでもいい話
最近とんとごぶさたでしたが、ひさびさに目まぐるしい忙しさでたっぷり残業しました。今年初めて最終退出者になりましたが…深夜の会社って不気味
。誰も他には残ってないはずなのになんか人の気配があったりして。慄きながら仕事してました。怖かった。

新ウーノのCM豪華ですね。春馬くん、ブッキー、オグシュン、瑛太と人気実力を兼ね備えた今旬のイケメン俳優が勢揃い。みんな輝いてますねー。
春馬くんだけちょっと若いので、このポジションは松ケンでもいいような気もするのですが、爽やかじゃないからダメか(笑)
最近このように数人がセットでCMとかに出ることって多いですよね。化粧品のCMでも女優さんが豪華競演してたりとか。

さて押尾事件の余波で、公開されるはずだった加藤和樹さんの初主演映画が無期延期になりそうとのニュースをネットで見ました。この方「ホタルノヒカリ」に出ていたイケメンの人ですよね。安田さんが出ていたから、このドラマ見てたんだよね。本人にとってもファンの方にとっても辛いことですよね。怒りをどこにぶつけていいのかわからないんじゃないかしら。
ドラマなんかと比べても、映画はお金も人手も時間もかかっていますよね。1シーン1シーン丁寧に撮るし。心をこめて大勢で作った作品が、一人の不届き者のせいで水泡に帰すとは。こんな徒労はないですよね。
私もファンとしては以前似たような思いをしたことが。大泉さんの地上波初主演ドラマ「東京タワー」が極楽山本さん(あえて呼びようがないので「さん」をつけてみた)の事件のせいで、あやうく楽しみにしていた作品の放映が見送られるところでした。あと一歩で幻の主演作となったわけで。こちらは役者を塚地さんに代えて、山本さんのシーンはすべて撮りなおすという英断をしてスタッフ、キャストが再集結し、結局日の目を見ることはできたわけですが、一時はどうなることかと…。あの時のショックや絶望感は今でも忘れられないくらい。大泉さんも当時は落ち込んでたしねえ…。懐かしいな。
この「だから、俺たちは朝を待っていた」という映画、なんと劇中女性が薬物中毒で泡を吹いて倒れたり、押尾氏がそれを見捨てて逃げるというようなシーンがあったらしく、本当だとしたらなんとも皮肉というか奇妙な偶然の一致ですね。フィクションが現実を引き寄せた、とでもいいましょうか、不思議な話です。

珍品

2009-08-27 23:22:34 | Weblog
出張していた会社の人から変わったものをいただく。
「角屋のやきそば」というもので、美唄市だけで売っているオリジナル商品らしい。パッケージには「昭和40年前半におやつ感覚で食べることのできるソース焼きそばとしてデビューして以来40年以上のロングセラー…」云々と書いてある。その地域だけで食べられていたものなのね。美唄は焼鳥も独特なんだよね。炭鉱で栄えた町ってそこそこにユニークな文化があるねえ。