マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

モテキ3

2010-01-31 22:36:18 | Weblog
あったかい日でしたね。小春日和。雪も結構溶けまして、このまま本当に春が来てほしいわ。
いやー冬の本番はまだまだこれから。寒さは2月がピークですから。

さてモテキの3巻出ました。首長くして待ってたわ~。
1巻藤本、2巻いつかちゃんときて3巻は土井亜紀ちゃん表紙です。てことはもちろん3巻は亜紀ちゃんがメイン。
今はもうイブニングの連載を追いかけているので、オム先生との出会いから亜紀ちゃんとくっつくまでの間に何があったのかよくわからなかったのですが、これでスッキリした。
いつかちゃんも亜紀ちゃんもイイ子なのに、いつも受身で勝手に傷ついてばかりいる藤本幸世30歳。
今回も読んでてグサグサ心に突き刺さる台詞、展開満載。
「自分を低く見ることで他人が自分のことで傷つくはずがないと都合良く思ってる」
「お前ほんとはネガティヴなの楽しんでんだろ…?そこまで自虐的になれるの才能だわマジで」
「友達の延長線上に恋愛があるんじゃない。恋愛の動脈が切れてる保証があるから友達になれるんだ」
ちょっとは成長したかと思えばまたウジウジ、フラフラ、どよーん。一歩進んで二歩下がる、って感じ。
だからお前はダメなんだよ!と思わず説教したくなるヘタレぶりですが、やっぱり憎めなく、共感してしまう部分もあり。結局藤本ガンバレ!となるわけです。
でも亜紀ちゃんに関しては一応ちゃんと行動して、男をみせたんだよね。
これで最終回を迎えてもいいぐらいだったんですが、連載中の展開は、せっかく上手くいきかけてるのに田舎に帰ることを余儀なくされて、またトラウマの女性夏樹が絡んでくるという…。あとがきに4巻で終わらせます、とミツロウ先生は宣言してますが本当に4巻で終わるかねえ?私予想してるんですけど、3人の女と(林田除く)と多分全員と1回は関係持って、藤本はコンプレックスから脱却できましたが誰とも一緒にはなりませんでした、ってオチなんじゃないかと思って。
とにかく今一番好きなマンガなので、ファンとしてはできるだけ長く続けてほしいです。

邦画の憂鬱

2010-01-30 22:42:14 | 映画
テレビで「ハッピーフライト」見てました。この映画劇場でも見ました。気楽に見れて楽しい作品だと思います。CAやパイロットだけでなく、空の安全を守るために多くの人々が各々の立場で一生懸命働いてる様子が面白い。
それにしてもJALが「沈まぬ太陽」でANAが「ハッピーフライト」ですか…(苦笑)。今の状態を象徴しているような映画のカラーの違い。放映のタイミングも微妙というかあるいは絶妙と言うべきか。

昨日ネットでみたニュースによるとシネカノンが破産申請を行ったとか。
「パッチギ!」や「フラガール」など数々の傑作を世に送り出した会社なのに。私、ここの作品結構好きだったのに、残念でなりません。
映画は当たればデカいけど、コケると悲惨な結果になりますね。1作品の興行の失敗が会社本体を揺るがすようなことになりかねなかったりして。バクチみたいなもんだよね。
アメリカのミラマックス社も破綻したとか。ここも地味ながら優れた作品をたくさん制作していた会社です。厳しい世の中ですなあ。もう大手しか映画を作れなくなったりして。
もうこういう小さいけれど良質な作品を作り出す会社というのは、やっていかれない時代になったのかなあ。不況で人心が荒んでいるこんな時にこそ、心を豊かにする文化の力が必要なのに…暗澹たる気持ちになります。
昨年邦画は興行収入面で過去最高額となった、というニュースを目にしたばかりなのに。
メガヒットは少なかったものの10億を超える作品が年間30作以上あったようです。
でもその内訳に目を向けると、果たして採算の取れた映画がどれくらいあったんでしょうか。若干邦画界にも陰りの兆しが見え始めている、と考えるのは杞憂かな。

四大陸

2010-01-30 00:04:28 | 政治・時事
今年はオリンピックが近いため、怪我を懸念して出場を見送った有力選手が多かったフィギュア四大陸選手権。
一応オリンピック、世界選手権と並ぶ世界三大大会なんだそうですが。今じゃグランプリファイナルのほうが権威があるかもしれません。
一昨日のSPでまさかの3位スタートとオリンピック前に不安な試合運びだった真央ちゃんでしたが、やっぱさすがだよね。
今日のフリーは圧巻でした。余程頑張らないと逆転Vは無理だろうと思われたのに、しかも有名な選手があまり出てないこの大会で勝てなかったら、出場した意味がないどころかかえって不安を更に煽ることになるんじゃないかと思ってましたけど。
きっちり決めてきましたよねー。2回のトリプルアクセル決めました。特に1本目は高さもあって素晴らしかった。
最初の頃正直言って「何だよこのわけわからん曲…」と思っていたラフマニノフの「鐘」ですが(失礼しました)、すっかり自分のものにしましたよね。
重厚な雰囲気とメリハリの利いた演技がマッチしてきて、えもいわれぬ緊張感。気合の入った演技に会場も息を詰めて見ている感じがしました。
これは他の選手の演技の時にはない独特の空気感で、この雰囲気をオリンピックの本番でも出す事が出来たら、勝てるかも。
それにしても、今回は宿敵ライバルのホームということで、ホテルでの盗撮がネットに流れたり、妨害予告があったりと環境としては最悪だったと思います。オリンピック前の大事な時なのに…気の毒でしょうがない。
協会は影響を考えて、真央ちゃん本人には何も知らせてはいないとは言ってましたが、耳に入らないはずもなく…。
そんな中で冷静にフリーを建て直し、きちんと結果を出した真央ちゃん本当に立派。この精神的な強さがある限り、五輪本番でもそう易々と引き下がらない気がします。

また鈴木明子さんも良かったですね。このところ安定していて、見ていて気持ちがいいです。
彼女の「ウエストサイドストーリー」は本当に素晴らしい。きっとオリンピックでも旋風を巻き起こすだろうと思います。

私の予想ではオリンピックの女子フィギュアは、アジア勢が上位を独占することになるのではと思います。っていうかなってほしい。その中で順位がどうなるか、ですよね。
本当に来月が待ち遠しいですね。楽しみすぎます。

CM

2010-01-28 21:37:05 | どうでもいい話
暖かい日寒い日が交互に来たりして、こうも寒暖の差があると身体の調子も狂っちゃうますね。

今朝友人からいただいて愛用していた歯磨き用コップを、手を滑らせて落として割っちゃいました。ショック。
風水では食器など瀬戸物が割れると悪い運気が流れると言われていまして、もしかしたら吉兆のしるしなのかもしれませんが、お気に入りだったのになあ。残念。

朝と言えばね…アデランスのCMの新庄の頭見てビックリしました。あれってCMのために剃ったのか!?なんつーか(苦笑)
アデランスもそうなんですが、最近テレビのCMって同じものばっかり流れてる印象があります。ニキビケアのプロアクティブとか。
不況で企業がテレビCMを控えているせいかなあ。言っちゃ悪いけどヘンなCM多いと思います。借金をおまとめしましょう、とか利子を払いすぎてるかもしれませんよっていう弁護士事務所とかのCMとか。急にああいうの増えたと思う。パチンコや消費者金融も相変わらず多いし。
昨日パトロンの話を少し書きましたけど、広告主である企業も少し視聴率のことは置いといて、良質な番組制作をバックアップするって方向にシフトしていくとテレビを取り巻く環境も、社会に対する影響も良いものになると思うのに。それこそ、藤村D説の受け入りですけどね。
昔の話ばかりで恐縮ですが、昔はテレビCMからスターが現れたり、ヒット曲が生まれたり流行語が生まれたり、世の中に対する訴求力ってもの凄くあったと思う。
ざっと思い出してみても、糸井さんがコピーライターやってた頃のパルコのCMなんて精鋭的で凄かった。正に時代の先端をいってました。
当時は景気も良く、スポンサーからも潤沢にお金が流れていたのでいいものが出来たという面もあるのでしょうが、どうも最近のCMはインパクトはあってもセンスが感じられない、見ていて思わず「おっ」と目を奪われてしまうものって少ないと思います。広告業界に人材がいないのかな。

本・CD

2010-01-27 21:47:15 | 政治・時事
昨日、石狩・小樽方面はすごい吹雪でホワイトアウトのため事故なども多発していたわけですが、CUEのスタッフノートによると大泉さんが帰ってきていたらしく…納得です(笑)

そんな大泉さん、出演した映画「半分の月がのぼる空」が夕張ファンタに出品されるようで、舞台挨拶の登壇が決まったそうです。
バンクーバーオリンピックにも応援に行くし、忙しいね。あ、バンクーバー吹雪かなきゃいいんですが(冗談ですよ)。

この「半分の月がのぼる空」って映画、原作が萌え系のライトノベルみたいで、原作ファンの人には悪いんですがなんかイマイチ食指が動かないのよ。大泉さんにはテレビだけじゃなく、他の舞台へ客演もしてほしいしもっと映画にも出てもらいたいなあと思ってはいるのですが…この作品どうなんだい。
若いコの難病ものというのも今どき食傷気味というか新鮮味ないし、お涙頂戴みたいで私自身あんまり好みじゃないです…。というわけであんまり期待してないんだよな。批判ばっかりでごめんなさい。
ミニシアター中心に公開されるようですが、札幌はどこでやるのかな?公式ページみたら大泉さんそれなりに重要な役みたいなので、公開されたら見に行くと思いますけど。
あ~「アフタースクール」みたいな良作に抜擢されたのは、かなりの僥倖だったようです。またああいう優れたクリエイターの方とお仕事してほしいです。

今どうでしょうの公式にHTBの「アーティスト応援企画」のバナーが貼ってある。
鯨森惣七さんてハナタレのタイトルバックのイラスト書いてる人なんだね。ポップでシュールな雰囲気の絵なので、そんなお年を召した人だとは思ってなかったよ。
もう更新されてしまったけど、この前書いていた藤村さんの芸術家を支えるパトロンの話って、すごくよくわかる。
今日、日本の音楽業界は衰退の一途でもう上向く見込みなし、みたいなことを書いていた業界の人の話が某掲示板にあって、その話がすごく興味深く腑に落ちる内容で感心してしまったのですが、その人も藤村さんと似たようなこと言ってたなあ。
アーティストが生活の心配とかし始めたらいい音楽なんか作れない、みたいなね。ここまでCDとか売れないと、レコード会社も事務所もアーティストを育成する余裕もないし、アーティスト自身も新しい音楽を模索する余裕もない、自ずと質が低下する、みたいな。
全く以ってその通りだと思います。それなりに音楽好きを自負していた自分でさえ、最近は全然CD買ってないすから。
かといって着うたとかを利用しているわけでもなく。とにかく買ってまで聴きたい曲がないんですよ。
今や音楽で一発当ててお金持ちに、なんて夢のような話なんですね。困った時代です。

もう一つ、「消える書店、10年間で3割減」という話題もネットで見まして。
CDも深刻なら本も深刻なようです。
私は普段家にあまりいないので、アマゾンとか宅配ものって全然利用しないんです。届くのを家で待ってるとか、耐えられん。本も大きな書店で色々と平積みされた表紙や並んだ背表紙見ながらあれこれ本を選ぶのが好きなので、書店が無くなっては困る人間です。
ただ町の本屋さんが淘汰されていくのはある程度仕方ないような気もします。これまであまり営業努力をしてこなかった業界でしょ?
どうも町の本屋っていうと店員さんが感じが良くなかったり、店内が清潔じゃなかったりあまりいいイメージありません。
品揃えが大事なのに小さな本屋では在庫のスペースがないし、取り寄せもスムーズに出来なかったり。
これじゃアマゾンに負けるわけよ。また雑誌とかならコンビニでいいんだし。
だいたい本ってすごくパーソナルなものですから、大袈裟にいえばある程度買う人の趣味嗜好、思想までもまるわかりする場合もあったりして。書店で書店員さんと顔なじみとかなりたくないなーって思っちゃいます…。
それでも私は本が好きだし、将来電子ナントカが主流になったとしても、紙媒体っていうのは完全にはなくならないでほしいと思います。
大型書店しか生き残れない状況というのも憂慮すべきことなのかもしれませんが、これも時代の流れなのかな。
でもテレビやビデオが普及して映画産業が一時衰退したことがありましたけど、その後映画人の情熱によってまた映画館にお客さんが集まるようになりましたよね。ま、シネコンの普及が大きいのかもしれないけど。
結局本もCDもコンテンツしだいなのかなという気もします。
今は不況で、エコも流行っていて、みんなムダなものは買わなくなった。でも作品に支払う金額に値する「価値」を見出すことができれば、不況であっても消費者の紐は緩むと思う。
文化やアーティストの才能を買う、という消費者の気概と、提供する側の一層の工夫の両面が必要な世の中なのだと思う。