マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

今日のごはん

2008-09-30 23:30:35 | Weblog
ポークソテーとバターライス。テレビでパセリを使った絶品ソースを紹介してたのですがパセリなんて売ってないよねあんまり…。仕方なく残ってた水菜とバジルで代用。

対立の構図

2008-09-30 19:23:33 | 政治・時事
音尾さん主演のスバセカ劇場「正直なオデコ」というドラマがちょっと面白い。何かのきっかけで奇妙な能力が身に付いた主人公。他人が嘘をつくとオデコに「ウソ」と書いてあるように見える、という話。いいアイデアですよね。これ色々と膨らませるともっともっと面白くなりそうな。

藤やんの昨日の日記見ました。
「歓喜の歌」の裏話だったのですが、大泉さんがママさんたちの車の前で大の字で寝ころび、「ここを一歩も動きませんよ」といって轢かれそうになるシーン。なんとスタントなしで、田中裕子さんが実際に運転されていたとか(笑)実際放映された映像では運転席は見えないので、誰かベテランドライバーの人でもやってたんだろうな、ぐらいにしか思ってなかったです。田中さんがご自身で希望されたそうで、大泉さんは激しく抵抗したとか(笑)現場の楽しさが伝わってくるいいエピソードです。実際に臨場感溢れるいいシーンでしたよ。

さてCUEとどうでしょうの話(どうでしょうではないけど)は置いといて・・すみません珍しく経済・政治の話など。あんまり好きじゃないし、得意でもないし、なるべくしないようにしてるんですけどもね。固い話になります。
昨日アメリカのニューヨーク株式市場が最大の下げ幅を記録しましたよね。世界恐慌に突入か?なんて暗い見通しもありますが。原因は可決されるであろうと楽観視されていた緊急経済安定化法案が下院で否決されたことです。議会では共和党の議員が多数造反して否決にまわったらしく。どうも銀行を救うよりもサブプライムローンなどで家を失ってしまった経済的に困窮している人たちを救うべきなのではないか、という考えに則っているようです。アメリカの経済格差は日本の比ではありません。桁違いの報酬を受け取っているウォール街の人々のことなんか知るか、というのが市民の本音なんだと思います。問題はそうではなく、金融が安定すれば景気も今後は良くなるはずなのですが、焦点がずれて貧しい人VSリッチマンのような構図になってしまい、政治問題化してしまいました。私は共和党は大嫌いなのですが、今回のことについては一理あるよな・・とも思います。銀行や証券会社が破綻しそうなら、税金を投入などせず自己責任で解決させよ、というのが持論なのですが、破綻しても救済してもどちらにしても市民がワリを食うというのが解せない話ですね。行き過ぎた市場原理主義が一番の原因なのに、このように市民対市民という図式になることじたいおかしな話だな、と思います。

それと同じようなことが日本でも起こっているな、と感じます。
最近の傾向だと公務員や日教組や教育委員会などを槍玉に上げることが多いように感じるのですが、違和感あります。公務員の味方をしてるわけではありません。むしろ嫌いです。教員の味方をしているわけでもありません。学校は大嫌いでしたし、小中高、専門学校にいたるまで学校の先生という人たちに好感を持ったこともありません。ただ好きじゃない分、過剰な期待もかけていませんでした。学校や先生から学ぶものなんてあんまりないよな、と思うひねた子供でしたので。
確かに民間に比べりゃ恵まれている部分はあるでしょう。余程のことがない限りクビにならないというのが最大の魅力ですね。確かに真面目に働いてない人もいますよね。組織が膠着しているとも思います。でもそんなの、どこだってそうです。民間にもそういう人はいますよ。
何が言いたいかというと怒りの矛先はそこじゃない、と。市民対市民という構図にするのは変じゃないかと。
戦後民主主義教育の諸悪の根源は日教組なんですか?そんなすごい影響力があったんですか?学校で習ったことなんかロクに覚えちゃいませんが?問題のすり替えのような気がします。支持母体が社民党や共産党なので叩きたいだけなんじゃないのかなあ。そもそも現在の社会のシステムを作ったのはずっと政権をとってきた与党のはずですし、与党の議員がそれを批判するのはなんか違うような気がするんです。一応民主主義の国なんだしユニオンを作る権利ぐらいあってもいいでしょう。民間は労働組合がダメだから搾取されっぱなしなんだと思いますが。日教組が左寄りなのは戦時中軍国教育に異を唱えた人たちが特高に連れて行かれたりという苦い経験があったり、教え子たちをたくさん戦地に送り出してしまったという反省を踏まえてのことなのだと思っていますが。
生活が苦しかったり日常生活に不満があったりということを、何か的外れなものにぶつけている。そんな変な空気を感じてしまう今日この頃。

髪型

2008-09-30 01:00:43 | 大泉洋・CUE
gooのランキングで「ヘアスタイルがトレードマークになっている有名人ランキング」というのがありました。
なんて大先生にうってつけのランキングだろうと思って見てみましたら
1位 黒柳徹子
2位 和田アキ子
3位 林家ぺー・パー子
4位 大泉洋(!)
5位 綾小路きみまろ
・・という結果が。
うーんやっぱ大御所にはかなわないのね。ペー、パーには負けたけど綾小路さんには勝ったのか・・。うーん微妙な位置ですね(笑)
なんにしてもランキングに名前が登場するのはそれだけメジャーになったということだと思います。今や天パ、くるくるパーマといえば洋ちゃん。良い傾向。

ところで昨日のサンサンですが、ギックリ腰で寝ている藤尾くんのところに大泉さんと河野くんがお見舞いに行く、もとい、お見舞いしに行く(?)という年に1回ぐらいある恒例の藤尾企画でしたが・・私正直言って藤尾企画あんまり好きじゃない(笑)なんかただ後輩を騙しに行くのって何のひねりもないと思うし、そんなのキー局のバラエティとかでもいっぱいやってるもん。それに、私もギックリ腰やったことあるんですが、あれは本当に辛い。低周波治療とか私もしましたが、基本的には1週間くらい安静にしていればたいせいの場合直ります。でもその1週間が非常に辛いのですよ。私なんか会社も休めなかったので、地獄の苦しみでしたねえ。立ってても、座ってても、寝てても痛いんだもん。そんな人のところに行って、クラッカーだのマシンだのオイルマッサージだのと悪ふざけすぎだって。
それより飯野くんの「いいとも」が最終回だったのが悲しかったですねえ。また再び飯野君が番組持つ日が来るんでしょうか。人の良さ、優しさが滲み出る10分間が結構好きだったのになあ。残念です。

告白

2008-09-28 21:35:42 | 
今日は家の中を大掃除して、本でも読んでのんびり過ごそうと決めてました。
ところが目当ての本が近所の本屋にない。3軒まわったけどどこにも置いてない。おかしいな・・この前まで書店員さんのイチオシだっていって平積みされていたのに。ここは確実に置いているだろうと思われる札駅前の紀伊国屋までわざわざ出かけて行って手に入れて一気読み。読んだのは数週間前王様のブランチで紹介されていた湊かなえさんの「告白」。新人作家によるミステリーです。

とにかく面白い。発想がいい。
帯と装丁の雰囲気から、いじめによる殺人事件の話かなあと思ったのですが、シングルマザーの担任教師の幼い娘をそのクラスの中学生の生徒が殺すというちょっとなかなかない設定のお話でした。
六章に分けて、事件にかかわりのある人々が独白するというスタイルで書かれていて、非常にユニーク。270ページ程度の中篇ですが、もっともっと長編にできたかもしれません。陰惨な幼女殺害事件に現代社会が抱える様々な病巣をぎっしり詰め込んでいて、しかも食傷気味にならないところに作者の上手さを感じます。怖いけど面白い。嫌な事件だけど先が知りたい。不思議な小説です。読後感も悪くない。ラストは賛否両論あると思いますが、作者はこの数年多発している少年による凶悪な犯罪や親殺し子殺しというものに相当怒り心頭なのではないでしょうか。で、読者である私たちにもストレートにその問題をぶつけてきているという気がして、その辺に清清しささえ感じるんですね。あなたはどう思いますか?という具合に。そのアプローチは人間に対する愛情が根底に溢れている宮部みゆき作品とは対極にあるような気もします。
実力あるミステリー作家の登場に拍手を送りたいと思いますし、今後の作品が非常に楽しみ。