マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

くちゅくちゅ

2015-02-27 18:33:16 | 日記
やや前にオイル・プリングというのが流行っていて、ドラッグストア関係にココナツオイル系の美容アイテムがずいぶん売られているというのは知っていましたが、友人たちとは朝起きぬけに20分も油で口すすぐとか気持ち悪くない?という話で終わってしまい。試してみる気にならなかったのですが、先日口内炎ができたのでちょっと検索してたらやっぱり簡単だしデトックス効果が凄いというので、週末からトライしていました。アーユルヴェーダを起源とした立派な民間療法だというのにも興味惹かれたし。
ココナツオイルじゃなきゃダメかと思いきや、100%純粋植物油ならなんでもいいとのことでしたのでとりあえず身体にいいとされているアマニ油ではじめてみることに。最初はおそるおそる口に入れてみたのですが、すぐに唾液と混ざり合うのであまり気にならない。ただ20分間吐き出さずくちゅくちゅするのはちょっと大変でした。頑張りましたけど。時間が経って白濁した液体を吐き出すとあとは塩水ですすぐだけ。超かんたん。意外とスッキリして気持ちがいいんですよね。吐き出したものの中にさまざまな毒素や有害物質が混じっていると思えば、なんとなく健康になれたような気がして気分もいいですね。アマニ油では飽き足らず、昨日からやはり話題のココナツオイルにも挑戦しています。これは純正品は油が白く固まっているのでちょっと「ん?」て感じなんですけど・・。味も美味しいしとろんとした塊りが溶けていく不思議な感触もありクセになりそうな。これのおかげかどうかはわかりませんが、口内炎はすぐに治りまして。なんとなく・・なんとなくですけどお通じが良くなったのと、眠りが深くなったような気がします。効能としては関係ないかもしれないけど、そのおかげかもしれないという信じる心(笑)プラシーボ効果が馬鹿にならないんじゃないかと思います。頑張って続けてみよう。

法則

2015-02-26 19:25:36 | Weblog
先週末多摩川河川敷で中一の男の子が殺される凄惨な事件がありましたよね・・。
事件の陰惨さと凶悪性に本当に日本であった事件なのかと驚くとともに非常に胸が痛む思いです。
監視カメラに映っていたとか、友人の間では悪い仲間と付き合っていた噂があったとか、もうそれはその不良グループの仕業ってことでクロ間違いなしだと思われるのに、ずいぶん逮捕にもたつくものなのですね。情報も少ないし・・。ひょっとして日本の警察ってもはや優秀とは言えなくなっているのかな。最近は迷宮入りになっちゃう事件も多いしねえ。
そして被害者家族を責める気など毛頭ありませんが、親はなぜそんな過酷な状況にあった子供を救えなかったのかなあ・・。不思議でなりません。あの左目の青タン。尋常な状況じゃないでしょう。子供があんな殴られ方をしているのに警察に訴えない学校や家庭ってなんだろうと思います。これは大人の責任。
もう本人は亡くなってしまったのですから今さらどうこうできませんが、せめて一日でも早く犯人らが逮捕されてほしいと思います。そして今後に生かし、もしかしたらどこかで同じような目に遭っているかもしれない子たちをなんとか救い出す努力をしていかなくてはならないですね。コンクリ殺人とか昔から日本にも酷い事件はあるけれど、こういうのは加害者側の家庭の問題とかが大きいのでは?生まれついての殺人鬼なんかそうそういないというのが私の持論。成長過程でどこか人間性を失わせるようなことがあったんじゃないかと思う。もうすでに犯罪を起こしてしまった人たちは手遅れかもしれないけど、まだ幼い子供たちに対してなら教育は間に合うと思います。これはまあ私の戯言なんですが、大勢が一人を虐めるのがどれだけ卑怯でカッコ悪くて卑劣なことかを叩き込んでほしいのと、自分がやったことは何倍にもなって必ず自分に返ってくるという法則を教えてやってほしいなあ。

喫茶店

2015-02-22 16:25:48 | Weblog
一日ブラブラしていて先ほど帰宅。夕方4時5時でもまだ明るいのが嬉しい。本当に日が長くなった。春は近い。
私は休日家でゴロゴロしているよりも、外出したほうが気分も晴れリフレッシュできる方。引きこもりの人に関しては、生き方は尊重するけれどずっと自室にいて鬱憤が溜まらないのかなあと思う。
人と会う時も自宅に呼んだり他所の家を訪ねるより街中で会って一緒に外食でもしたい。休みの日は何の用事もなくてもひとり、カフェや喫茶店で遅めのブランチかコーヒーとケーキのセットでゆっくり本でも読むのが至福のひととき。しかし最近の人にはそういう嗜好は理解し難いかもしれません、便利な世の中でコンビニで専門店並のコーヒーやスイーツが購入できる世の中なわけですから。でも私の感覚としてはお店の雰囲気も味わいたいのよ。家でセブンのラテとチーズケーキでカフェに行った気分にはならないわけ。(ゆとりの無い時はそういうこともあるけども)
喫茶店はそういう私のような世代の人ばかりが利用しているのでしょう。若い人はスタバやタリーズに行く人が多いと思うけどそういう店は混んでいる。落ち着いたBGMのいわゆる喫茶店でゆったりしたい人はご年配者が多いんだよね。でねー喫茶店は好きなんだけど客層が好きじゃないという不具合が起こるわけですよ。私も微妙な年齢の一員であるにもかかわらず。例えば札幌市内に何店舗もあるチェーン店、宮越屋珈琲や札幌珈琲館などはどこも内装も渋くて落ち着いていて珈琲も美味しく空いている時は最高。でも年配のお客さんで混んでくると、話声が大きかったり店員さんにぞんざいだったり、なんか嫌。要するに神経質で地獄耳な自分が悪いんですけどね・・人の話が気になって早く帰りたくなっちゃうことがよくあるのよな。
本当はご近所に行きつけのお気に入りカフェを見つけたいと思っているんですが。なかなか無かったりして。今日行ったわりと近くのカフェはオシャレな雰囲気で寛げる空間なのですが、フード関係が美味しくない(笑)ランチが主に3パターンあって、パンケーキ系、フレンチトースト系、お肉+サラダ系と全部試してみたけどどれも好みでなかった。家から一番近くにあるスーパーの一角にあるカフェも素敵なんだけど、珈琲以外はクロックムッシュとケーキが2種類しかないんだよなあ。
駅近くのアジアンテイストのところはフードメニューはどれも美味しいんだけど、テーブルとテーブルの間が狭くて凄く気まずい・・。空いてても好きな席選べないし。この間そこで軽い食事をしていたら、お隣が上司と部下の組み合わせらしい男性二人連れ。五十がらみぐらいの男性が若い人に大きな声で自分がいかに若い時モテて、何人もの女性と関係を持ったかということを懇々と話していて聞くに堪えがたく、そそくさと帰ることになってしまった。聞く耳を立てるこっちも悪いんだけど・・うーん困ったものだ。
私も歳をとったのでしょう。昔はさほど思わなかったことも、最近は些細なことが気に障りイラッとすることがしばしば。気難しい年寄りになりそうで困りました。


春の気配

2015-02-22 00:31:57 | Weblog
うちの実家のほうは寒いけど本来積雪量は少ないところ。しかし今年は雪が多くて除雪作業に悩まされているとのことでした。
でも札幌は今年は例年より少ないと思います。今週は暖かくて雪解けがすすみ、大きな通りにはあまり雪が無いんですよね。今日も朝から日差しがぽかぽか。春の陽気で気持ちの良い日となりました。凄いよねまだ2月なのに。
最近は仕事が忙しく休日出勤が続いたり実家に帰省したりと慌ただしかったのですが、今日は久々の予定のない休日。ひと駅分歩いて少し遠くのカフェにランチに行き、そのあとは姪っ子の制服を買いに行くのに付き合ったり。小さくて泣き虫だった彼女もすっかりお姉ちゃん。身長は私を超えてしまいました。顔が小さく脚が長いので並びたくないぐらいスタイル抜群な娘ちゃんに成長しました。小学校の卒業式は袴を着るみたい。

昨日の夜、残業して帰宅すると「風立ちぬ」をやっていて。ほう今日が地上波初登場だったのねと思い見てみようと思ったのですが、主人公の二郎の声・・(´・ω・`)思わず「なんだこりゃ??」とぎょっとしたのですが、そういえば庵野さんだったもんなあと話題になっていたのを思い出す。
これはやっぱりどう考えても無理がある。声量もないし、不明瞭だし、抑揚もないし・・所詮素人だもん仕方ないよ。西島秀俊さんとか瀧本美織さんとか、他の役者さんが抜群に上手く感じられた。これがプロと素人の差。宮崎監督は才能のある方ですが、声優のキャスティングには首を捻らざる負えないことが多々ありますよね。なんでだろ。自身を投影した思い入れのある役だからなのかな。とにかく声のおかしさが気になって話に集中できなくて全然ダメでした。声が気にならなくなるほど面白い話でもなく。絵は確かに素晴らしいけど、飛行機に興味のない人には冗長に感じられたのでは?いや、飛行機に関心はなくても永遠の0とかには感動したんだけどねえ。地味な大人向けの話なのに表現方法はアニメで、しかも絵柄が可愛いというのがこの作品の異形なところで、なんていうか・・ジブリの時代はもう過去のことなのかしらと寂しく感じた次第です。

夜叉

2015-02-20 22:15:14 | 映画
高倉健さんが亡くなる前から、この「夜叉」という映画を見たいとずっと思っておりました。ヒットした作品なのにこれまでちゃんと見たことなくて。
昔は何度もテレビでやっていたんですが、ここ数年はとんと古い邦画は放送しなくなりましたよね。私の生活圏のTSUTAYAには置いてなくて、取り寄せるのもなんだかなあと思いつつ、昭和おもひでシネマなんとかというコーナーがあって続々古い作品が入荷していたのでそのうちこの作品も並ぶようになるだろうと待っていたら、昨年ご本人がお亡くなりになり・・今度は追悼コーナーが出来て高倉健作品がわんさか入荷し比較的有名なこの作品もやっと入ってきたと思ったら今度はずーっと借りられっぱなしで。この度やっと見ることが出来ました。
素晴らしいなこの映画。想像以上に良かった。
降旗監督と健さんは相性が良く、数々の作品を一緒に作ってこられた名コンビですが中でもこの作品が白眉なのではないでしょうか。
西日本の寂れた漁村を舞台にしているのですが、フィルムノワールの味わいがある美しくも切ない映画です。
ファンとしては海の男の健さんとヤクザの健さんと、両方の男らしい健さんが堪能できるし、珍しく官能的なラブシーンもあるんですよね。
健さんはじめビートたけし、田中裕子、いしだあゆみ、音羽信子、奈良岡朋子、寺田農、田中邦衛、小林稔侍と信じられないような豪華キャスト。中でも田中裕子さんの演技の凄いこと凄いこと。これぞまさにファム・ファタール。平和な日々に男の胸の内に深く埋もれてた夜叉を呼び覚ます、危険なまでの妖艶さ。この色香に狂わない男はいないですわ。私はこういう女の武器を前面に押し出したような女の中の女、みたいな女性像は大嫌いなんですがこの蛍子という女には脱帽。ここまでしたたかで凄い女だともうたいていの女性はお手上げでしょうな。降参降参。戦わないほうが無難でしょう。
結局このお話は、真人間になろうと極道から足を洗ってみたものの15年も経てば恋女房も糠味噌くさくなり子供たちも可愛くなくなり・・要するにベタ凪の平凡な毎日に突然都会と夜の香りを纏ったいかにも薄幸そうな美女が現れて、結婚生活がクライシスっていう物語ですよね。あらすじを書くと見も蓋もないのですが、男と女ってふとしたことでくっついたり離れたり、なんでこんな相手と?っていう組み合わせがあったり。不可思議なものですよね。事件の後蛍子は嵐のように漁村を去っていき、男は元鞘に。でも二人が愛し合った事実は互いの心の片隅に深く刻まれたまま。うーん渋い!余韻も深い。堪らない大人の映画です。
惜しいと思ったのが、蛍子の旦那というか愛人というか、矢島という男をたけしさんが演じているんですが、なんで蛍子ほどのいい女がこんなチンケな男と・・と思ってしまうくらい矢島に魅力が無いんですよ。この辺は計算づくなのかなんなのかよくわからないんですけど・・もう少し蛍子がこれほど入れ込む男なんだからもっと色気なりなんなりあっても良さそうなんですが。健さんとの対比であまりに矮小な男に見えちまう。包丁振り回して追いかける鬼気迫るシーンは迫力があっていいんですけどね。でもまあとにかく良かった。久々に映画に酔いしれました。