マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

夏の朝

2015-08-29 08:12:07 | 日記
父親がゲートボールの大会で芽室に一泊するもんで、母親の面倒を看に週末を利用して帰省。
朝イチのJRに乗るため5時起床。夏の早朝って空気が爽やかで本当に気持ちが良い。大好き。
休日朝は大きな荷物を抱えたジャージ姿の人多し。何か大会かスポーツイベントかな?北海道マラソンは明日だよね。今年は涼しいし、コンディション良さそう。
これが晩秋から冬になると日が短くなってしまうから、朝5時6時って真っ暗なんだよねー。暗い中出発するってのがまたなんとも言えずあんまり気分の良いものでなくてねえ。これからはどんどん日が短くなってきますのでそれが寂しくて。行かないでー夏。

夏疲れ

2015-08-28 17:59:45 | どうでもいい話
お盆が過ぎ、これまでの蒸し暑さから一気に涼しくなり早くも秋の気配。
今年は例年になく気温も湿度も高くほとほと参っていたのですが、なんとか乗り切ることができたー♪と思った矢先。土曜日の河川のボランティアがダメ押ししたのでしょうか、今週の始めからなんとなく身体がだる重く、気分も良くない。久しぶりに吐き気などもあり風邪ひいたのかな?と思っていましたが、ネットで検索するとどうやら遅れてきた夏バテ「夏疲れ」というやつらしいですわ。
・食欲がなく胃がもたれる
・体がだるい
・ドっと疲れが出る
・めまい、立ちくらみ
・頭がボーっとする
・寝不足で朝すっきり起きられない
という症状があるようなのですが、私全部当てはまります。
まあ食欲はそれなりにあるんですが…この夏少し太ってしまい体重を落としたくて若干食事を制限していたのですが、どうもこの通り「夏疲れ」だとしたら、しっかり食べたほうが良かったみたいですね。体型を気にするあまり、体調が悪くなってしまった。
最近「食べ過ぎは身体に良くない、小食を心がけよう」とか「たまのプチ断食は身体が甦る」など小食がテーマの本を読んで、ダイエットにもなるし健康や美肌にもいいなら一石二鳥と感化されていたのですが、体の為には食べたほうがいいのか食べないほうがいいのかどっちなの???
とにかく今は消化のよいものを食べて、睡眠をとって大人しくしていたほうがいいようですね。多少太めでも元気でいるほうがいいよなあ。早く復活したいです。

アッコちゃんの時代

2015-08-27 11:53:42 | 
林真理子女史の作品の中で、抜群に面白いのは実在した人物をモデルにした小説だと思う。
「白蓮れんれん」「ミカドの女」「幕はおりたのだろうか」などなど傑作多し。ただモデルにした人物がご存命だったりかなりな有名人であれば物議を醸し出すこともしばしば。江利チエミさんとその姉をモデルにした「テネシーワルツ」などは非常に面白い小説なのですが江利チエミファンからはとても評判が悪い。昨年高倉健さんが亡くなった折も、結婚生活がミステリアスだったものですから再び注目されることになり賛否両論ありました。
ノンフィクションではなく小説仕立てにする以上、作家の視点が入ったりかなり脚色されるのは悪いことではないと私は思います。ある種の人々の人生の一ページに、魅力を感じ書かずにはいられない作家の衝動。関係者のクレームなどにもめげずこの分野の作品を書き続ける林さんの作家魂には敬意を表したい。

さて「アッコちゃんの時代」です。
バブル期にその名を轟かせた六本木の若き女王様。地上げ王、音楽プロデューサー、IT長者らと浮名を流した美貌の女子大生、アッコちゃんの半生について描いています。
この小説もまた、むちゃくちゃ面白かった。
私は実はこの主人公アッコちゃんという人を全然知らない。林さんよりも下の世代であり尚且つ地方都市に住んでいたのでこのバブル期については正直あまりピンとこないのが本音です。実のところこのバブル期の狂瀾というのは東京に住んでいたある一定の世代の、恩恵を受けた一部の人にしかわからないのだと思う。ただ地方に住んでいたとはいえ、当時の熱気は遠巻きに見ても異常なものがありました。日本人がNYで高層ビルを次々に買収、ゴッホの名画など世界の美術品を高値で買占め、クリスマスは赤プリのスイートに宿泊するカップルが増え、夜な夜なパーティーピープルが踊り狂っていました。高級シャンパンで手を洗うとか、色んな逸話がありましたよね。今から思えばなんでわざわざシャンパンで手なんか洗わなきゃいけないんでしょうか(笑)今の堅実で無駄な支出を嫌うコスパ世代と呼ばれる若い人が聞いたらバカみたいだと思うでしょう。全くおかしな時代でした。
アッコちゃんのモデルになった人も知らないし、飯倉のキャンティとかアライアのセーターとか言われても私なんか「うーん」でありますが、確かにこの小説の中には当時の息吹き、時代の熱さのようなもので溢れています。なるほど、確かにこの頃金に物を言わせてヨーロッパのブランド品を買い漁る日本人の姿は下品だのと揶揄されたり、老舗ブランドの顰蹙を買ったりしたものです。今の中国人観光客みたいですよね。そういう当時の空気をまざまざと感じさせてくれる小説。
あの頃はとにかく景気が良く、やたらテンションが高くエネルギーに満ち溢れていたことは間違いありません。お金があったからエネルギッシュになったのか、エネルギッシュだったところにお金が集まってきたのかよくわかりません。ただあの頃のエネルギーが大きなパワーとなって様々な文化が生まれ、日本人の価値観も大きく変わっていったように思います。
バブルの時代は中身のない虚構の時代のように謳われています。この時代を題材にした作品も少なく、映画の「バブルへGO!」が面白かったぐらいでしょうか。当時の映画だと少しバブルには早いけど「私をスキーに連れてって」などもありますね。当時の浮かれた感じが良く出てる。小説となると記憶に残るようなものはほとんどありません。そういった意味でも貴重な作品だと思います。
売れっ子コピーライターから直木賞作家へ転身し、一時時代の寵児ともてはやされた氏にとってバブル期は自身の絶頂期と重なり忘れ難い時代なのでしょう。業界の中にいてその絢爛たる狂騒を間近に見ていた著者には、アッコちゃんはまさに伝説の存在なんでしょうね。
ところが残念なことにこの主人公アッコちゃんの魅力が若干乏しいのです。
本人にも直接取材しているようですが、確かに若い時は美しく快活で錚々たる男性を虜にする魅力があったのかもしれませんが、どこにでもいるような普通の女性に思え、時代を象徴するような特別な女性であったとは思えません。これは作家の筆力のせいなのでしょうか。枚数が足りなかったのでしょうか。
いやこの上辺だけのあまり中身があるとも思えない女性が一部では伝説的に語り継がれているということじたいが、その時代をまさしく体現していると言えるのかもしれません。
そして初めの方にも書きましたが、東京の六本木だったり麻布だったり、ごく一部のピンポイントのエリアで盛り上がっていたクラスの方々のお話であり、世代的にも地域的にも多くの方には共感を得られないだろうなというのが正直な感想です。
ただ私は懐かしく面白く読みました。遠い地方都市から「Hanako」や「anan」を読みながら東京のカルチャーに憧れ背伸びしていた遠い昔を思い出してノスタルジックな感慨を覚えました。
妙齢の者には懐かしく、でも若い方には理解不能、あるいは腹立たしさを覚えるかもしれない時代のお話。この時代をこんなに上手く描けるのは林さんしかいない。このシリーズをもっとたくさん読みたいと思います。

痛ましい

2015-08-24 17:53:04 | 政治・時事
この週末、土曜日は清田区のボランティアであしりべつ川体験塾に参加。街中にある川なのですが意外にたくさんの魚や水生生物が生息していまして子供たちに川に入ってもらい魚捕りを体験してもらうというものです。川の近くに住んでいても普段は水の事故などを恐れ、川に近づいてはいけないと言われていると思います。でもこの日だけは大人たちの監視の下安全に川で遊び、学んだりできる貴重な機会。小学校の低学年から中学年ぐらいの小さな子が多かったのですが、みんなタモ網片手に奮闘。冷たい川の中へ果敢に入っていき思う存分体験できたと思います。
一方私も札幌に長く住んでいても川に入るなんて稀なこと。昔豊平川のイカダ下りとかに会社ぐるみで参加してましたけど、あのイベントも無くなってしまいましたし。また太陽が燦々と降り注いて非常に天気が良くたっぷり紫外線を浴びることになりましたが、こうして夏の太陽の下で活動できる機会なんてほとんどありませんし、童心に帰って子供らと一緒に過ぎ行く夏を楽しませていただきました。

その前日の金曜、外で食事しているときLINEのニュース速報で一報を知った大阪の中一女子殺害事件の容疑者逮捕。非常に驚いたとともにその後すぐ男の子も遺体で発見されたと報じられガックリ。なんと残酷な。
今回の事件。夜中にウロウロする子供や、子供が帰りたくないと思う家というのも問題だとは思います。でもこんなサイコパスみたいな前科者が普通に悠悠自適な生活を送っている社会の方が余程問題かと。こんな男に目をつけられてしまったその不運を嘆くばかりです。逮捕以後テレビやネットなどで徐々に容疑者の暮らしぶり人となりが明るみになってきていますが、本当にちょっと申し訳ないんですけど私この容疑者だめですわ…。なんか写真見ただけで薄気味悪くて吐きそうになっちゃう。なんていうか誤解を恐れずにいうならば典型的な性犯罪者の顔ではないでしょうか。なんだか見るたびトラウマになりそうで、続報が気になりつつももう見たくない気持ちもあります。
せめてもの救いは迷宮入りにならず、大阪府警の地道な捜査が実を結んだということぐらいでしょうか。街中に監視カメラが設置され容疑者逮捕の重要な決め手ともなったようですが結果的に犯罪を未然に防ぐことは出来ず。子供たちを地域は社会はどのように守っていけばいいのか悩ましいところですね。

中学1年

2015-08-21 17:13:26 | 政治・時事
今時点で未解決の大阪は高槻市・寝屋川市の中1少女殺害事件が気になっています。
私にも中学1年の姪っ子がいるので、とても身につまされる…。全国の親御さんみんなが他人事ではないと思っていることでしょう。
事件の足取りをたどるとどうも野宿した翌日の昼間に忽然といなくなっているので直接の原因ではないように思えるものの、子供が2人で深夜商店街を一晩中寝る場所を求めてウロウロというのが異常に思えて気になる。
姪っ子もそうなのだが、よく友人から泊まりにこないかと誘われたり、逆に家に友達を泊めたいんだけど、などと母親である私の妹に言って怒られている。この年頃の子たちはみんなそうなのかな。私が中学生の頃(ン十年前だけども)はそういうことほとんどなかったけどなあ。田舎だから特殊だったのかしら。都会ではよくあることなのかな。
私の妹はママ友同士の人付き合いも苦手だし、あまりオープンな性格じゃなくて家に他人が来るのを嫌うタイプ。遊びに来るぐらいならまあいいけど、泊める?冗談じゃないわ、という人です。こっちから泊まりに行く場合も簡単な話ではなく、そのお友達のお母さんとお付き合いが無ければ躊躇している。安心して預けられないというわけ。知り合いなら電話を一本かけて今日はご迷惑かけますけどよろしく、とご挨拶するわけ。そりゃそうだよね。いくらその友達が泊まりにおいでよと言ったところで、そこのご両親も了解済みのことなのか子供同士の約束じゃわかりませんもの。よって姪っ子はほとんど友達のおうちに泊まりに行けてないわけですが、この夏拝み倒してやっと1日だけ許しをもらったみたい。この事件が発生したことで今後ますます親から厳しく言われることでしょう。スマホも高校生になってから、とされています。中学生でスマホは私も早いと思う。結局LINEやネットをやりたいわけでしょう?中学生がそんなことをやり始めたら、そりゃ面白くて中毒になりますわね。最近このLINEがらみの事件が多く、問題が多いと個人的に思います。
一方で…確認もせず家を飛び出して友人に宿泊を断られ、行く当てもなく街中をさまよう2人。コンビニの前でカップラーメンを食べていたとか、簡易テントを持ち歩いていたとか、出て来るアイテムになんだか妙な切なさを感じてしまう。
家出なのか。野宿までして家に帰りたくない事情ってなんなのか。一般常識もなく未成熟なのに行動力だけは一人前にあるという。中学生って本当に色々と微妙なお年頃でございます。
このまま何もなければ、中学生の夏休みの甘酸っぱいヒトコマ、だったのかなあと思うとなんともやるせない気持ちがいたします。
中学生が深夜徘徊していても誰も気にかけない社会もどうかと思いますが、実際深夜の商店街は他に人通りもなく危ない目には遭ってないわけで、何か起こったとしたら翌日の昼間の駅前付近なんですよね。そこがなんか解せない。中学生2人組が得体のしれない大人についていったりするのかなあ。街中で2人一緒に拉致られるとか考えられないんですけど…。
いずれにせよこの残忍で異様な事件の犯人が早く逮捕され、真相が解明されますよう。そして現在行方不明の星野くんが早く無事に見つかりますことを祈らずにはいられません。