マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

ワインの秋

2015-09-28 17:40:58 | Weblog
オータムフェストをめっちゃ満喫しています。西11丁目の会場が勤務先からも近く比較的空いてて利用しやすいので、ほぼ日替わりで入れ替わる札幌シェフズキッチンのブースに仕事帰りに立ち寄り、その日のお勧め料理とグラスワインでちょい呑みというパターン。楽しいです。
さらに昨日は友人たちと数人で来場。白雪餃子、タコザンギ、パエリアなどをシェアしてスパークリングワインを飲みまくりました♪昨日は大気の状態が不安定(今年の流行語候補)でお昼頃ゲリラ豪雨が会場の大通公園を襲いまして。風も伴う激しい雷雨の中、屋外のテラスでワイングラスを傾けている状況が妙に可笑しく。自然のアクシデントもお祭りの一部と受け流し、楽しんでおりました。テントの中で呑んでいる物好き同士ということで見知らぬ人とも結束が強まり盛り上がる(笑)午後からは天気も回復し過ごしやすい天気に。かれこれ3~4時間はいたんじゃないでしょうか。
最後の〆はさっぽろスイーツと1ドリンクのセット650円。周りは牡蠣やラム串で呑みまくっている人が多い中お茶しているのは珍しかったのでしょうか、それ何処で買えますか?と聞かれましたね。
夜もよく晴れ素晴らしい十五夜を拝むことができました。今日のスーパームーンにも期待しています。

呪われたジェシカ

2015-09-25 17:35:29 | 映画
人一倍怖がりのくせに「本当にあった怖い話」みたいなリアリティのあるホラーが好きだ。
今年のお盆にも、ど田舎の実家で夜中一人ぼっちで見ていたらちょうど不気味なシーンでテレビの調子が悪くなり(笑)急に音声や画面が乱れたので心臓が口から飛び出る勢いでビックリしましたよ…(^^;

さて、先日見て面白かった表題のDVDの感想を。
一部ホラーマニアの方には名高い作品らしいのですが、私は全くの初見。以前、映画秘宝の会社から出ていたホラー映画読本に紹介されていて、よくあるゾンビ系とも殺人鬼系とも違う雰囲気を感じ取り興味が湧きまして。後日わが町のTSUTAYAに隠れた名作ということでフィーチャーされているのを見て歓喜。さっそく借りて見ました。
これは非常に私好みの作品でしたねー。こういう結末がどうとでもとれるようなモヤモヤした感じ。とても好きです。
原題を直訳すると「ジェシカを死ぬほど怖がらせよう」というのですが。意味深で嫌な感じのタイトルですよねえ…。主人公のジェシカは心の病を抱えており、療養のため都会から鄙びた田舎町に夫婦と友人とやってきて古い洋館に住みつくわけですが、この洋館がいわくありげ。エミリーという魅力的な美女が先に無断でここに住んでおり、意気投合した3人と共同生活を始めるのですが次々に不可解な現象が…というストーリー自体はわりとありふれたものです。都会からきた若者が保守的な田舎にやってきて酷い目に遭うというのはホラーの王道ですし。この作品のポイントは主人公ジェシカがノイローゼ気味で、幻覚幻聴の症状が元々あり、怖ろしい目に遭ってもそれが真実なのか病気のせいなのか周りも本人にもよくわからないという怖さなんですね。最初はジェシカを労わりながら話を聞いていた旦那や友人も段々疑いの目を向け始める。加えて何よりも本人自身が自分が狂っているのか周りで何かが起きているのか確信が持てないという…。この何か得体のしれない不安な感じが画面及び物語全体を覆っていて、見ているほうも不安定な気持ちに。ラストを迎えても今一つスッキリせず、ぼんやりとした後味の悪―い感じが残ります。なるほどこの映画は怖い。

私が子供の頃はエクソシストやオーメンの成功に端を発して、ホラー映画が一大ブームとなったことがありました。それこそ私が住んでいたド田舎にも「キャリー」やら「レガシー」やら「フィーリー」やら「13日の金曜日」シリーズやら、「サスペリア」で有名なダリオ・アルジェントらのイタリアン・ホラーなど色々公開されておりました。懐かしい。今思うと豊かな時代だったと思います。最近こういうホラーらしいホラー映画ってめっきり少なくなりましたので。
ただエクソシストやオーメンなんかは文化の違いか、悪魔がどうとか言われても正直あまり怖くはなかったんですよね。この作品のようにミステリー仕立てで、結末の解釈が見る人によって分かれるような映画のほうが恐怖を感じますし、好みです。

シルバーウィーク

2015-09-24 16:35:36 | Weblog
シルバーウィークは実家でのんびり過ごしました。
事前に父親からこっちはすっかり秋ですごく涼しいから薄着してくるなよと言われていたのですが…
なんのなんの夏のような暑さ。毎日清々しい秋晴れの日が続き、実に気持ちが良かったです。
19、20と家の中の片付けや掃除をして、21日は石北峠の麓のあたりまで足を延ばしてキノコ狩り。
しめじやヤナギなどが面白いほどたくさん収穫できました。

しめじはシャキシャキ、ヤナギはぬるりとしたナメコ風な食感。どちらも肉厚で新鮮なので美味しかった。和え物や味噌汁などにしたほかは湯通しして冷凍しました。
22日は地元の友人たちと付近でランチ。川西の辺りに、田舎には珍しい洒落た洋食屋さんがあるんですよね。日替わりのハンバーグ定食をいただいたんですが、なかなか美味しくて。食後のコーヒーも美味。ゆったりくつろげるお店で、話に花が咲き2時間近く過ごしてしまいました。

23日は地元の産業まつりの日。地元の海の幸山の幸を特別に低価格で販売したり様々なイベントがあったりと、今や地元の神社の秋祭りを凌ぐ活況。町内外から大勢のお客さんがホタテやら鮭やら特産品を求めて集まります。我が家も朝獲れの鮭を朝から並んで2本ゲット。上が1,500円。下が2,900円ですね。

この日はなぜか我が家の庭に野良猫ちゃんがやってきた。朝と午後と2回もw痩せて小さい仔猫ちゃんです。どこかで飼われていたのかな?すごく人懐こくてかわいい。呼んでもいないのに擦り寄ってきて、甘えてきました。癒された。


一夜明けて

2015-09-19 09:57:31 | 政治・時事
政治の話はなるべくこのブログでは書いてこなかった私ですが、さすがに安保法案が可決してしまった本日は触れないわけにはいきますまい。
政治の話をしないのは、日常のとりとめもない話を綴る拙ブログの主旨とちょっと違うから。
でも考えてみれば政治と我々の日常とは本来切り離せないもののはず。日本では政治と宗教がらみの話はタブー色が強い。痛い人と思われたくない故に空気を読んでそこに突っ込んでいかない人が多いと思う。日本人は他人との争いを好まず、ディベートが苦手。主義主張が違うだけで全人格を否定されたかのような気になりがち。むやみな争いを避け、まあまあいいじゃないという風潮を放置してきた結果、今日のような状況を生んでいるのだと思います。

私はこの法案に反対です。
スネ夫なんかになるくらいならのび太のままでいたほうが全然マシ。
でも努めてこのブログではそのことに触れてきませんでしたし、集会やデモなどにも参加したことはありません。
前回の衆議院選挙で圧倒的多数で自民が勝利してからこういうある種のファシズム的政権になることがわかっていましたし、数の力で何事も押し切られると知って絶望していましたので、この法案の中身がよくわからない、そんなことは聞いてない、などと言ってる人達にもシラけた気持ちしか湧きませんでした。わかっていたことなのに何を今更。私はこれまで選挙を棄権したことは一度もありませんし、何十年間も高い税金を納めてきています。私は反対の声を上げる権利があります。でも選挙に行かなかった人、前回自民に入れた人は反対する権利は無いばかりか、極右政権を誕生させた連帯責任があると思っています。だから野党の戦術を見ても、盛り上がっていたデモを見ていても、今更おせーよパフォーマンスお疲れさん程度にしか思いませんでした。
でもしだいに広がっていく反対派のデモの輪を見、あるいは賛成派の有名人らがデモには意味が無いなどと発言しているのを見聞きするにつけ、逆に案外このデモは効いているのかなと思うようになりました。
極め付けはSEALDsはじめ学生の方々の演説をネットなどを通して見るうちに、不覚にも心を動かされました。
彼らはこの時代に◯◯大学の◯年生などと、身分も名前も顔も晒して堂々と通りに出て自分の考えを訴えています。リスクしかないのに。就職活動に影響するかもと怯えながら。その魂のこもった演説はどストレートに胸に響き、大人としてただモラトリアムを気取っていることが恥ずかしくなりました。彼らは顔のないネトウヨとは対照的で、その勇気には本当に感服しました。

国会外の熱気に触発されたのでしょう。野党も今回は頑張ったほうではないでしょうか。
SEALDs代表の奥田さんとともに、今回目立ったのは民主の副幹事長の福山さんですね。あの人くりーむしちゅーの上田さんに似てる…。なんか話が上手くて思わず引き込まれてしまう。未明の演説なんかほんとに凄かった。あれは起きてて生で中継見てて良かったと思いました。
奥田さんもカッコ良いし華はあるし、今回は反対派に役者が揃っていたと思います。対する与党の情けないこと。野党が真剣に熱弁をふるっているのを眺めながらニヤニヤニヤニヤ。国の一大事に何が可笑しいんだか。混乱の元凶の中谷防衛相は何も考えてなさそうな茫洋の表情。
これが国会の姿で国民の代表なんでしょうかね。

無理やり推し進めた今回の法案の件。与党は万々歳の得意の絶頂でしょうが、そのうちにこのツケを払う日が来ることになるでしょう。
この政権は長らく開くことのなかったパンドラの匣を開けたんだと思います。

オータムフェスト

2015-09-16 13:02:08 | どうでもいい話
大通公園で毎年この時期に行われるオータムフェスト。わたし、今年初めて参戦してまいりました。評判が評判を呼び年々拡大の一途を辿っているこのお祭り。いやー噂に違わず、凄い規模のお祭りですね。昔東区の郊外(今のさとらんどとかの辺りかな)で「食の祭典」というイベントが道主催で行われたことがあり、集客に苦労し大コケしたなんてことがあったのですが、このオータムフェストこそ真の食の祭典。獲れたて新鮮な魚介類から、普段は敷居の高いフレンチの名店から絶品スイーツまで千差万別。日本の食糧基地北海道中の特産品が一堂に会すのはもとより、道外海外からの出店もあり、市内の名店も数多く出店していて目移りするスケールです。西1丁目から11丁目までズラリとブースが並ぶ様は圧巻。しかもどこも美味しそう。
エリアごとにテーマがあって、お肉中心のエリアもあれば各地の牡蠣を食べ比べできるところもあるし、日替わり・週替わりでお店が入れ替わるところもあって、通い詰めても飽きることがなさそう。
私が行った日は今にも降りそうな曇り空で、激込みというほどでもなかったのがラッキー。なんとか座るスペースを確保しまして、シャンパンと道産食材を使った前菜プレートを美味しくいただきました。これが晴れた青空の下でだったらもっともっと気分良く過ごせたでしょうが、お天気が良いと人出も半端ないですからね。まあ良しとしました。
このイベントで私がいいなあと思うのは、良質で美味しいお料理を自信をもって提供するからでしょう、金額がそんなに安くないこと。そして色んな飲み物がある中、中心はやはりワインだということ。この2点のおかげか、お祭りにつきもののヤンキーっぽい人やお子ちゃまをあんまり見かけないんです。大人向けのイベントだと思うんですね。こういうイベントが大いに盛り上がるって、札幌もいいとこあるじゃんと私は思いました。
なんだかんだ人を大勢呼ぶパワーって食べ物が一番じゃないかと思うんですよ。うちの親なんて年取ってからは食べることぐらいしか楽しみないって言ってるし。美味しいもの嫌いな人なんていない。そして美味しいもの食べたさにお金を惜しまない人もたくさんいる。以前HTBが開局ン十周年のイベントを札幌ドームでやったとき、わざわざNACSさんも全員呼んでステージイベントなんかを賑々しくやりましたが、先日のイチオシ祭りほどの動員ではなかったような…。イチオシ祭りは飲食ブースのコラボ企画が多かったですもん。
でなぜ昔の「食の祭典」は失敗したかというと何より交通アクセスが悪かったから。その点大通公園というのは最高の立地ですよね。暇だったらちょっと行ってみようかとなるもの。
この土曜日は旧マルサがル・トロワという複合商業施設に生まれ変わってオープン。ここはファッションビルではないんですよ。目玉は4フロアぶちぬきの道内最大のアインズ。そして大通は初出店?のパン屋「DONGURI」、函館の超有名店「五島軒」のレストランもあります。美容・雑貨・エステ・美食などに特化した女性の楽しみのためのビルですね。これは新しいコンセプトだと思います。かつてのマルサといえば高級ブランド店ばかりというイメージでした。でも今や高価なハイファッションを有難がるご時世ではなく、ファストファッションで十分オシャレが楽しめる時代ですからね。いいと思いますよ。ちなみに私はアインズ大好き。
普通のドラッグストアと違って美容のデパート、コスメのセレクトショップってイメージ。
バラエティに富んだ品ぞろえで、お勧め商品がコロコロ変わるのも特徴だと思います。プッシュしている今買わなければ後から来ても買えない、って気になるし色々試してみたいコスメ好きな女性のハートを掴んでいると思う。全国に誇れる道内企業の一つです。
このビルといいオータムフェストといい、この秋は大通がアツイ!と言っておきましょう。