端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

彼 岸

2008-09-22 | Weblog
台風が通り過ぎた 翌日の朝の事。
近くの産直のお店に ミニバイクで出かけ買い物を 済ませての 
帰り道 沢山の落ち葉の中に 銀杏の実を見つけました。

止まって 上を見ると銀杏の木が茂っています。
いつも通るのに全然 気がつきませんでした。

一寸と横目で計っても 両手くらいはありそうです。
レジ袋の 予備は持っているし 一寸拾って帰ろうかと欲深い私が
ささやきます。
すると 別の私が 時折通る自動車からも 見えるしジョギングの人も
見ているよ と静止する。

頭の中では あの翡翠色の 銀杏の乾煎りや茶碗蒸しがよぎり ましたが
頭をイヤイヤと振りつつ 帰りました。

そして次の日 別の用事で 其処を通りかかり 確かめました。
銀杏は跡形も いや 一個もありませんでした。
落ち葉が かさかさと重なっていました。

私が 歯軋りをしたのは 書く必要もないでしょう。

明日は 秋分の日 お彼岸です。

彼岸とは 元々は (煩悩を脱した悟りのこと) らしいのですが
まさに私に 聞かせたいこの言葉。
煩悩ばかり多くて 悟りがありません。

理屈はとにかく お彼岸 おはぎを作りました。
お彼岸に おられるご先祖様に お供えします。
手作りを 試食して 自画自賛しています。
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4 コメント

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Unknown (とんぼ)
2008-09-22 09:11:23
写真だけでも「いただきまーす、ごちそーさまー」
おいしかったですー。
両親も(量的に)たべなくなった昨今は、
市販のおはぎでごまかしています。

銀杏、やられましたねぇ。
通っていた小学校の途中に、
銀杏並木があって、毎年何本か「銀杏」を
ボトボトと落としてました。
山ほどハンカチに包んで帰って「叱られ」ました。
臭いが…服にも体にもしみついてしまって…。
遠距離通学でして、それで電車に乗って
帰ったんですよ。メーワクな子供ですよねぇ。
その銀杏がどうなったか、覚えてないんですよ。

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おいしそう~~ (akkomam)
2008-09-23 08:20:54

 母はお彼岸になると、近所に住んでいる
 お嫁さんたちにも分けるため、100個
 ちかいおはぎを作っていました。
 私はこちらのお彼岸のため、自分で作る
 ので、ひとり娘でありながら、母の
 おはぎは食べることはありませんでした。

 そのため、実家に行ったときは、
 リクエストして味わったものです。

 美味しそうな写真に、ひとりになっても
 必ず作っていたおはぎを又、復活したい!!
 って思いました。
 でも、このお彼岸は出来合いですませて
 ごめんなさい...です。
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とんぼさんへ (穴熊の女房)
2008-09-23 15:35:28
秋は美味しいものが一杯で 困ります。
銀杏にはかぶれませんので どこかで又探しましょう。
私の地方もずいぶん しのぎやすくなりました。
返信する
akkomamさんへ (穴熊の女房)
2008-09-23 15:40:41
お店の職人さんのおはぎも美味しいですが 我が家の
田舎のおはぎもそれなりに自画自賛しています。
小豆と少しの塩と餅米だけで 作りますが
安心だけが100%です。 
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