端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

あくまき

2006-09-13 | Weblog
五月の節句に 柏餅を食べるのは 良く知られていますが
ここ南九州地方では 「あくまき」を食べます。

名前の通り もち米を樫の木の灰の 灰汁に一晩漬け 竹の皮に
包んで 大きな釜で茹でるのです。
中の もち米が柔らかく煮あがれば 出来上がりです。

何の 味も付いていませんが 灰汁の香りと色がしみこんだ ちょっと癖
の ある味がします。
甘く味付けした 黄な粉をつけて食べますが 懐かしい味です。

近頃は 節句の頃だけでなく 一年中地場産品の売り場に出ています。

節句の頃 叔母の家に行くと 庭の大きな釜で 火吹き竹を片手に
「あくまき」を茹でていたのを 懐かしく思い出します。
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4 コメント

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あくまきv (あまてらす)
2006-09-15 10:26:08
私の里(熊本)では端午の節句は、ちまきを作っていました。うるち米を粉にして10センチくらいのだんごにして「よし(葦)」の葉で包み三角形になるようにしてイグサで巻きます。それを蒸します。「よし」の皮をむき、好みで砂糖や、しょうゆをつけて食べます。

 子供のころは、あまり好きではなかったのですが、このごろ懐かしく、時々「食べたいな」と思うことがあります。

 こちらではあまりみかけません。「あわしま堂」という、四国のお菓子やさんの「ちまき」を、端午の節句のころ店で見かけ、買って食べましたが、砂糖が入っていて「ちょっと違うな」って思いました。

 そういうこともあって、宮崎(南九州?)の「あくまき」には食べたことはありますが、いまだになじめません。したがって家族一同、戴いても食べたがりません。

 



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あまてらすさんへ (穴熊の女房)
2006-09-15 14:56:57
やはり お国柄ですね

イグサの本場 イグサで巻くのですか

一度食べてみたいものです。

イグサの香りも するのでしょうね。
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あくまき (RIKO)
2006-09-16 09:37:30
私も宮崎に来た時は、「あくまき」苦手でした。

でも、最近は好きです。

にがごりも苦手だったのに、大好き。

順応しやすいのかな?
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RIKOさんへ (穴熊の女房)
2006-09-16 12:29:17
女は 順応しやすいように 出来ているのでしょうか

私も 穴熊さんに 順応しすぎています。
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