端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

2005-12-18 | Weblog
いつも パッチワークをする部屋の窓から 欅の木が見える。

今朝の朝日新聞の 天声人語を読んでいると 各地の欅に異変が
見られるという。
葉がよじれ枯れたまま 落ちない現象があるという。
そういえば 今ごろは裸になっているはずなのに まだ多くの葉
が 残っている。

葉が全部落ち 樹木は丸裸となる 例年とは様子が違う。
まだ三分の一くらい寒空の中 木にしがみついている。
いつもは きれいに葉が落ち 木は寒い中裸のままで 春を待つ。
彼岸を過ぎる頃から つぼみを膨らませ 透明な薄いグリーンから
次々と 濃い緑へと色を変えて 五月になると 初夏を思わせる
風を遊ばせる。

我が家を建てるとき 亭主が材木には いちゃもんをつけた。
その結果 材木のまま購入し製材所で 賃引きしてもらい 
建てた。
中でも 床のフローリングには請った。
廊下は欅 キッチンと書斎は桜と こだわった。
家自体が 小さいので出来た 我がままだったと思う。
昔は 身分の低いものは 欅の用材など使うことが 許され
なかった時代も あったと言う。

なぜ 今年に限ってまだ 葉が落ちなくて木に
しがみついているのか?
子供がいつまでも一人前に 育たず子供に手を掛ける
人間社会の 現象が移ったのかもーーー

それにしても 歳をとってもしっかり自立した
老人になりたいと 思う。
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