鮭が 獲れました。 時しらずです。
脂がのってとろりとしています。
北欧の 輸入物とは違います。 筋子は出しました。
南の国に住んでいると 秋口に北のきれいな川を 最後の命をつないで遡上する 鮭の鋭い顔を思い出します。
ひれは えらの横に二枚
腹の 一番下に 二枚
尻尾 尻尾の下に小さいもの 尻尾の上に 舵取り尻尾
背中の 中ほどに大きな背びれです。
あらで切り落とされる部分です。
ひれの位置も どうにか納得しました。
つりさげる 縄にもこだわって 細い縄を買って来たのが残っていました。
居酒屋さん 日本料理店 和菓子屋さんに 似合いそうな 鮭です。
型染の布と 藍染の布が いい働きをしてくれています。 満足しています。
細部に至るまで 丁寧に縫われていますが なんといっても この柄の取り合わせのうまさです。
これだけの布を集めるのが大変ですね。
いろんな作品を 日々生み出されていますが ひときわ力がこもっていて
大胆で 古くて 新鮮。
古布手芸の 真骨頂ですね。
私も数年も前やっと一匹捕まえました。
福岡から来た友人が型紙と鮭を持って帰りました。
1年ほどしてやっと生まれた川に。
今は作りたい作品が時間がなくて…
1年中物産館開いていますので、お土産品つくりに追われてます。二刀流は少し無理ですね。残念ですが。
自分は楽しみながら、良いものをと
少し歳と時間を考えなおす時期かな?ちょっと甘いかしら?本当においしそうな鮭は誰が食べるのかな?(*^。^*)
古い布にはそれぞれ物語があるようで おっしゃる通り 味があります。
大好きです。
出番を待っている 布たち 眺めるのも楽しいものです。
そんな古い布も だんだん見かけることが少なくなりました。
脂がのって おいしいのは確かです。