端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

贈り物

2011-01-16 | 思うこと
やっぱり 出ました。

近頃の 伊達直人なるタイガーマスクの ランドセルやその他のプレゼントに
老婆心ながら 世知辛い世の中に 奇特な方もおられるのだ 捨てたものじゃないと
幸せな気分に させていただいていました。

が もらう側から プレゼントをしていただけるのなら 事前に問い合わせて 此方の欲しいものにして欲しいと 要望が出たとのこと。

なるほど もっともな話。
一番いいのは お金。 そうです。
お金よりいいものはありません。

でもでも 私は思います。 自分のつつましい生活から都合したお金で 子供たちの
喜ぶ顔を思い浮かべ ランドセルをプレゼントして 送り主自身も きっと暖かい気持ちを
味わっていたことと思います。

いろんな 寄付や募金をしますが どこのどなたに どんな形で 贈られたのか
私たちには 通り一遍の紙で報告があるのみです。

お中元やお歳暮をしますが 先様のお顔や生活を思いつつ 贈ります。

袋を作って楽しんでいますが この袋 あの方に喜んでいただけそうだとか
あの方に使ってもらいたいといか 想像しつつ針を運んでいます。

暮れの 宝くじ20枚で600円の あたりでした。
私が もし当たったら …… お裾分けすると 友人に言ったら 友達のほうが
大人でした。

決して あげてはいけないよといわれました。
もらったほうは あんなに高額なのに たったこれだけしかくれない ケチと
言われるのが 分かっているとのこと。

そういわれれば そうだと 感心して聞きましたが 幸い当たりませんでした。

空腹の時のおにぎり一個 夏の暑い日の冷たい井戸水一杯 そんな頂きものが
どんなに 嬉しいか。

今回の タイガーマスクのプレゼントに添えられている 手紙を見ても
分かります。

他人に 物を贈るのは 本当に難しと思います。
コメント (2)
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