端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

迷 惑

2009-05-17 | Weblog
自分では 他人様に迷惑をかけて いないつもりでも 他人様は 大迷惑を受けている場合が 沢山あります。
「もしもし やめて頂けませんか」 
といえるときは まだ良いですが コレもまた言ったほうも いわれたほうも後々気まずい思いが
ずーと胸に残ります。



コレは田んぼのジャンボタニシです。

米の減反政策が 始まった頃 この外来種のタニシを 水槽で 餌は草や残り物の野菜くずで良いから 食用に養殖すれば 儲かると 人の良い農家の人々を騙し 高い値段で 種になる親のタニシを売りつけたのです。

昔の日本古来のタニシの味を 懐かしむ年寄りや 一儲けしようとする人たちが 始めましたが 味もいまいちで 販路も無く 消えていきました。

ところがこのタニシ 処分がいい加減だったので 今田んぼで蔓延しているのです。

雑食ですから 苗が小さいときは 苗を食し 苗がある程度大きくなると 雑草を食べ この時期 交尾し 卵を産むのです。
冬は 小さな幼生で土にもぐり 暖かくなり稲とともに田んぼに蔓延するのです。

緑の田んぼの苗の欠けているところは タニシの食した後なのです。

穴熊さんは 長い竹の先に茶漉しを付けた 特別兵器で毎日 タニシと戦っています。
今朝は 私も要請があり 田んぼの畦を一回りしてきましたが 沢山取れました。
勿論 憎き タニシは 踏み潰しの刑です。

農薬を散布しませんので もっぱら 人の手に頼るのみです。
コレこそ 大きな迷惑です。

高齢になると 今まで以上に 迷惑をかけないように しているつもりですが存在自体迷惑をかけているのではないかと 近頃思います。

そんな 自戒しつつ <まあいいかー> と 開き直っています。

我が家の夏椿が 咲き始めました。
咲いたらすく散る はかない花です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする