奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

マイナス金利の解除

2024年03月19日 | 晴耕雨読
 夕方のテレビではマイナス金利の解除の報道が、物価の高騰や株価の値上がりに、アベノミクス以来の金融政策にやっと重い腰を上げたようだ。と言っても、今日は朝から終日の雨、農作業の出来ないこの機にと、福祉担当者から指導を受けていたミニドック検診結果の診療に出掛けた。

 

 血圧測定に採血、事前に朝食抜きでと言われていたので、起きると時間潰しに、小雨の中、ミニキュウリとミニトマトの収穫と袋詰めをして帰宅した。後は診療所を訪ね、初診に血圧測定、採血を済ませると、小降りになったのを見計らって、朝イチに収穫した野菜を直売所に届けた。血液検査の結果を得て、来週には再診療の予定だ。

 午後は、溜まってきた領収書の整理で経理を行い、送信したeTAXの受信状況も確認した。無事、受信されたようで、還付金の情報も送られていた。後は、夏作のラストの追い込みで、オクラにゴーヤ、ちょっと珍しいモーイやミニキュウリの種の注文を行った。これで、資材や作付けのイメージも整い、明日からの好天の予報にスパートをかけるだけだ。

 外は、前線の吹き返しで猛烈な風雨、今夜には通過して、明日からは晴れマーク並ぶ、いつもの一気呵成で行くかなと・・・だればまた(@^^)/~~~

耕うん作業を・・・

2024年03月16日 | 晴耕雨読
 両日の好天に、ここぞとばかりに夏作の耕うん作業に取掛った。昨日は荒耕し、本日は仕上げの耕うん、粘質性の強い島の土壌に、悪戦苦闘しながら、何とからしく仕上げた。いい加減な土地改良をしたのか、未だにロータリが跳ね上がるほどの大石が出て来て、新調したばかりの耕うん爪が心配になるほどだ。

 本日は、本葉5枚になったミニキュウリをネットへの結び、ベと病対策で1回目の防除を行い、ついでに、アオムシが散見されてきた茎ブロッコリーの防除も行った。

 午後は気温が上がり、ヤッケを脱いで仕上げの耕うん作業、3時間ほどをかけて、そこそこに仕上がった。古いトラクターの研修資料を参考に、あれこれと耕うんを試したが、生乾きで粘質の強い土壌には、これと言った妙案はなかった。

 明日から2、3日は雨マークが並ぶ、夏作のほ場設計をしながら、次の晴れ間に備えようと算段を。後は、耕運機と管理機の出番になる。ネットで注文した、マルチやかん水チューブも届き準備万端だ・・・だればまた(@^^)/~~~

耕うん爪の交換

2024年03月14日 | 晴耕雨読
 二度寝で遅めの朝食になり、少な目のミニキュウリとインゲンを収穫をすると、夏作のほ場に移動して乾燥状態を観察した。表土は乾いているが耕うんには微妙な乾き、ズッキーニと茎ブロッコリーに散水をして倉庫に戻った。袋詰めをした野菜に仮払機を積込むと、直売所を経由して再びほ場へ、先日の残務の草刈で早々の帰宅になった。

 帰宅すると、火曜に発送のメールがあったトラクターと耕運機の耕うん爪が届いていて、午後イチに耕うん爪の交換をインプットした。日本の流通業の素早さに驚くばかりで、この素早さも人手不足で厳しくなるそうだ。離島において、送料無料で素早く届くネット商品には、離島のハンディーを忘れさせてくれる。

 午後は満を持して、届いた耕うん爪の交換、36本のトラクタ―の爪交換から始まって16本の耕運機の爪交換と続いた。所要時間2時間半、終わると明日からの耕うん作業に備えて、トラクターのタイヤの空気入れで本日の店仕舞いになった。空気入れは、近くの自動車修理工場で行った。明日、明後日は晴れの予報、この機に耕うん作業ができればと・・・だればまた(@^^)/~~~

世界自然遺産が泣いてるぞ!

2024年03月13日 | 晴耕雨読
 地方紙は相も変わらず話題性だけを追いかけて、たった一件のタンカンのオーナー制度に自衛隊と米軍の共同訓練を一面に掲げている。自衛隊側も下手な説明をするよりも見学を可能にしていて、見る側にその感想を委ねている。ウクライナの現状を見れば、明日は我が身、そんな気もする。

 今朝は、生育が遅れていたズッキーニの植付けを行い、これでズッキーニの植付けは全て終わった。植付けを終えて、手かん水を行うと農業用水の水圧が・・・先日、役場職員に依頼して復活したが、またもや水圧の低下が発生した。水源地は知っているので、カボチャ農家の散水状況を訪ねながら水源地に向かった。

 勾配のきつい集落の裏山を上り、水源地に近づくと、何やら白い物体が・・・一瞬出たか~と!よく観ると山羊の一群、野生化したものなのか、或いは山に放し飼いにされたものなのか、久しぶりに見る奇妙な光景だった。

 十数年掛けてマングースを根絶し、アマミノクロウサギのロードキルが騒がれている中で、今度は山羊か~と一抹の不安が。最近は、山羊を飼う人が増えていて、道路で餌を採取する人をよく見かける。山羊が逃げて野生化したと言われているが、意図的に放し飼いをして、その内に帰って来なかった山羊が野生化したと言うのが実情かも知れない。

 小生の畑にも放し飼いにされた山羊が来て、飼い主に猛烈に抗議したことがある。行政は甘くて、家畜を飼う人は届け出が必要・・・放し飼いをする輩にそんな理屈が通用する訳がない。野生化した山羊は、絶滅危惧種の植物も食い荒らしてしまう。世界自然遺産とふんぞり返えらないで、もう少し実態調査をしては思う・・・だればまた(@^^)/~~~

春の嵐

2024年03月12日 | 晴耕雨読
 夜通し降り続いた雨は、明けると強い北風と陽射しに変った。南岸低気圧がもたらす春の嵐らしい。強風に揺れるビニールハウスの中で、少な目のミニキュウリとインゲンを収穫して、いつもの直売所に届けた。野菜の収量は激減し、前季とは正反対の3月の様相だ。帰宅すると、市街に食料の買出しに出掛け午前の店仕舞いになった。

 強風にビニールハウスの解放は躊躇したが、雨上がりの陽射しにハウス内は気温が上がり、育苗中の苗や定植したミニキュウリは萎れていて、急きょサイドビニールを解放した。ついでに、定植して生育が緩慢なミニキュウリに液肥を散布し、収穫中のミニキュウリには追肥とかん水を行った。いずれも、生育の観察からくる直感だった。

 帰路は、昨日、冬野菜の撤去の行ったほ場に立寄り、強風対策で、ズッキーニの株間に、水入りのペットボトルを重しに載せた。マルチが強風で膨らみ、定植した苗がマルチの植穴に入ってしまう、とっさの閃きだった。

 明日は遅れていたズッキーニの定植、注文していた農機の部品や資材の発送のメールが届いたので、そろそろ夏野菜の苗作りに取掛ろうと算段を。乾燥した強い北風と気温の上昇に、ほ場の乾燥は加速する。週間予報では、日に日に気温が上昇の一途、季節は冬から春に、島は一足早い初夏の様相になる・・・だればまた(@^^)/~~~