奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

蜂の洗礼に地団駄!

2010年07月19日 | 晴耕雨読

本日は海の日、熱帯低気圧が発生し、大時化でサーファーだけが賑わっています。シュノーケリングでもと用意をしていますが、なかなか自然は思うようにはなりません。

そう言えば、奄美に移転してまだ一度も海水浴をしていません。泳ぎは得意な方ですが、なぜか海に入ろうとする意欲が湧かないんです。長い北海道生活で、海水浴願望が失せたのかも知れません。

また、先週から炎天下で一気に農作業に取り掛かったために、軽い日射病にかかり、体調が今一つでちょっとペースダウンをしています。

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午前は菜園で焼却作業と野菜の収穫を、午後は実家の防風林のせん定作業をしました。防風林と言っても、屋根を超えて巨木化していますので、照り返しを受けながら屋根の上での作業でした。

せん定作業の中、軒下のハチの巣は察知していましたが、株元のハチの巣には気付かず、後頭部と手に40年ぶりに洗礼を受け、懐かしい痛みで地団駄を踏みました。

画像や5センチぐらいに成長し、来週収穫予定のゴーヤです。


サバニ大会 in 内海

2010年07月18日 | 晴耕雨読

朝から突風と雨、海は時化でいい骨休みの一日でした。

月1回の集落の奉仕清掃を終った後、近郊の内海で開催されているサバニ大会を観戦に出かけました。 Dscn4558_2

奄美群島の県予選で、各市町村の男女別チームによる対抗戦でした。ちょっと驚いたのは女性チームの参加で、一昔前までは考えられない出来事に時代の変遷を感じました。

競技は、500mの三艇による勝ち残り戦。突風と雨で生憎のコンディションでしたが、各チームは最後まで奮戦し、大会は無事終了しました。

また、漕ぎ手の二の腕の太さがこのレースの過酷さを物語っていました。


オクラの花

2010年07月17日 | 奄美の景色・自然

梅雨明けから連日30度を超える猛暑、とは言いながらも夜は涼しくエアコンのいらない生活をしています。

午前は7時から11時頃まで農作業を行い、昼食の後は天然のエアコンを求めて、川にテナガエビ獲りに出かけます。2時間くらいで両手いっぱいのエビが獲れ、フライパンで塩をふって炒り、今夜のビールのつまみができあがります。Dscn4520

いくぶんか日射しが弱くなった3時頃から再び農作業に出かけ、夕方、菜園に立ち寄り散水と野菜の収穫を行います。この時期の収穫物は、きゅうり、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、冬瓜といったところですが、二、三株の苗から食べきれない量の収穫があり、ほとんどは成長させ過ぎて養鶏農家が引き取っていきます。

そろそろ、ルアー釣りをと思いながら、日中の照り返しに戸惑い、夜釣りは、ビールの誘惑を断ち切れずに、これからボチボチと思っています。


講座制講義

2010年07月13日 | 晴耕雨読

 今朝は遅めの起床(最近は、暑さで夜中に目覚め二度寝の傾向に)で、一日遅れの墓参を済ませ、梅雨の終盤に刈り込んだ緑肥の鋤き込み作業をしました。気温はすでに30度を超え、大汗をかきながら1時間で予定作業を終わらせました。この時期の屋外作業は、汗で洗濯物の山を築きます。

 食欲のない中、水で流し込むように昼食を摂り、午後は、大島支庁(県の出先機関)が主催する農業の講座制講義に参加しました。Dscn4495 

本日初回は果樹部門で、昨年と変わり映えしない内容に、受講者と講義者との間にミスマッチを感じ、限られた時間の中で、「講義のキーポイントに何を据たらいいのか。」、そんな事をふと考えさせられました。

 画像は、だいばん・とっつぶる大会に行く経路で撮影した梅雨明けの奄美北部の景色です。

撮りたての奄美の盛夏を堪能下さい。


だいばん・とっつぶる大会

2010年07月12日 | 奄美の話題

 今日は梅雨空から一転して猛暑の夏空に。

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 だいばん・とっつぶるとは、奄美の方言で「大きなカボチャ」を意味します。苗を購入することで参加の資格ができます。アメリカ産の家畜用の品種で、小生たち研修生が研修の傍らで息抜きに栽培しました。同じ品種であるにもかかわらず、形・色・大きさは千差万別で、農業の楽しさと難しさを凝縮したような出来映えでした。

 小生たち研修生のカボチャは色と形で芸術賞にノミネートされ、副賞にマンゴーを頂きました。大会終了後は早々に地元に持ち帰り、サン奄美(地元の直売店)に飾ってもらうことにしました

ちなみに、重さは29.7キロ、大会の最重量は79キロでした。