奄美の農と暮らし

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ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

島興しの前に自分を興せ!

2019年04月28日 | 晴耕雨読
 昨夜は、終日の収穫作業に疲れて9時前にダウンしてしまいました。今朝はまた全身筋肉痛で目覚め、寄る年波を痛感しているところです。天候は予報に反して曇り空、昨日の収穫作業が、またとない好機だったようです。午後の雨の予報に、倉庫に着くとカボチャの出荷に備えて余剰のサンテナを育苗ハウスに移送しました。

 移送を終えるとポツポツと降り出して、本降りになる前にとトマトとインゲンを収穫して、帰路は2軒の直売所をモニターしました。昨日から再開した直売所は、半年ぶりに客足が戻り、臨職のIさんがニコニコしていて、久しぶりにコーヒーを頂きました。手数料も消費税も小生が助言したとおりの販売体制になっていて、GWの後に、近隣の新規就農者を集めて、店内の農産物の充実を図ることを提言しました。雨も本降りになり、2軒の直売所に野菜を届けて店仕舞いになりました。

 奄美で唯一の道の駅は、国交省から重点の道の駅に指定され、今後増々観光化が進んで行くと思います。ただ、この道の駅にないものは、地産地消ののぼりは掲げられていますが、観光以外に地場産業が潤う仕組みがありません。つまり、他産地消で経営者だけが潤う世界なんですね。

 行政は、観光と農林水産業を縦割りで考えがちですが、上手くリンクして行くことが、地域の発展に繋がるのではと素人的に思うところです。観光客は増えても島自体は貧乏で、特定の人だけが良い思いをする・・・奄振予算が未来永劫に続けばの噺ですが。よく「島興し」と言う言葉を耳にしますが、先ずは行政マン自身が、自分を興せと提言したいですね

 明日からしばらくは雨の予報、カボチャの箱詰めのに取掛ろうと思っています。また明日(^_^)/~

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