奄美の農と暮らし

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ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

キョンシー作戦

2013年01月29日 | 晴耕雨読

 冷え込んだものの雲一つない青天、昨日敷設したイノシシ対策のほ場からの始まりで、意外にも侵入の痕跡がなく、昨日の気負いが拍子抜けしたような心境でした。まっいいか~と思いながら、キューリネットによる2重囲いの他、閃きの技が効いたのかなとそんな思いでした。。

 さてと、年内に定植した700株の1回目の誘引と脇芽取りを終え、快晴の勢いを借りて、1回目の防除と併せて液肥の葉面散布を行いました。防除はダコニール1000、液肥は尿素を500倍の水で溶かし、背負動噴機であっと言う間に終えました。思い付きにしては良い判断だったと自賛しています。003

 1回目の誘引と防除が終えましたので、一週間ほどの余裕ができ、この機に冬瓜の植付けを予定しているほ場の耕うんと耕うん後のイタリアン(飼料草)の播種を考えています。イタリアンは一年草の飼料草で、冬瓜の敷き草にと思っています。

 さてさて、防除も終え、再びイノシシ対策のほ場に向かいました。閃きの技は、イノシシ侵入防止シートの取付けです。昨日、2重囲いのネットに細長いキューリネットの袋を吊り下げ、まだ効果は不確定ですが、そのせいでイノシシが退散したのではと楽観視しています。

 ネットで調べると「イノシシ侵入防止シート」なるものが販売されていて、防獣ネットと組合わせるとかなりの効果で特許申請中とか。006しかし、結構な販売価格で、小生は拙い閃きで肥料袋で短冊を作り吊り下げました。まるで、映画のキョンシー除けのシートみたいです。小生はこの作戦を「キョンシー作戦」と名付けて大真面目にイノシシと対峙しています。こんな安上がりの作戦でイノシシが退散してくれれば、万々歳です!

 画像は誘引と防除を終えた畝で、2枚目は、肥料袋によるキョンシー作戦です。微風でもゆらゆらと動きますので、その効果が楽しみです。


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