奄美の農と暮らし

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ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

カボチャの防除

2017年02月28日 | 晴耕雨読
 明日からは3月、春の陽気には程遠いような気温で、上下のヤッケを着てほ場に向かいました。
ハウスのトマトやスティックセニョールを収穫しながら気温の上昇を待ちました。露地栽培は、雨、風、気温、その日の状況判断をしながら一日の活動を巡らします。もちろん、ネットやTVである程度の天候は予想していますが、予報はあくまでも予報なんですね。
セニョールの収穫を始めた頃からハウスの温度が上がり、かん水に取掛りました。

 本日のメイン作業はカボチャの防除、午前に午後にと思案しながら風力と気温を考慮して午後を選択し、後は、カボチャのオールかん水をしながら昨日の残務で誘引を行い、1、2回目に定植したカボチャの2順目の誘引が全て終わりました。
  

 午後は防除に取掛り、うどん粉病が発生している畝には治療剤を、ラストに定植したヱビスには予防剤を散布しました。ちょっと油断するとうどん粉病が蔓延して防除が後手に回るので、労を惜しまずにタイムリーに対処することが肝要かなと思うところです。この時期、奄美は雨の日が多いので、防除のタイミングが難しいです。

 器材を洗浄して倉庫に格納すると、週イチの誘引で菜園のスナップエンドウに向かいました。誘引ヒモを取付けだすと株元や畝間の雑草が気になり、誘引そっちのけで夕暮れまで草取りで過ごしました。この時期、スナップエンドウは人気の野菜でしかも稼ぎ頭、こんなええかげんな管理で申し訳なく思いました。今季はLP肥料を使用したので、いつもより草勢がキープ出来ているような気がします。

 今日はまた、久しぶりにイタリアン・スーダンを播種した秋カボチャのほ場を観、薄っすらとイタリアンが伸びていました。ズッキーニもポツポツと発芽し、春を待ちわびている様子でした。
老婆心ながら、新規就農者には露地栽培の厳しさも教えないと長続きはしないでしょう・・・そんな気がします。


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