奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

世界自然遺産の講演会

2012年10月28日 | 奄美の景色・自然

 前線の影響で終日不安定な一日でした。

 昨夜、水に浸した試作栽培用の種を持参して育苗ハウスに向かい、昨日準備したポットに播種しました。2週間後には定植になると思います。

 本日は、午前に世界自然遺産の講演会が開催されるので、農繁期の休息を兼ねてマングローブパークに出掛けました。

 講演の内容は、期待どおりの満足するものでした。膨大な資料を駆使し、世界、日本国内、地域の世界遺産の事情、また、その地域の人口や産業の形態などマクロ的かつミクロ的なプレゼンで、久しぶりにいい講演を聴くことができました。

 よく島の自立的発展と言う言葉を耳にしますが、奄美諸島で大島本島が一番危ういなと思いました。ただ、大島本島と徳之島が自然遺産の候補地と言うことで、若干の期待感を持ちました。

 残念ながら、世界遺産関連を地方行政に託すには荷が重く、県にプロジェクトチームを作り、その中に地方行政のメンバーを取り込むような形が望ましいのではと、素人なりに思うところです。

 自立的発展とは程遠くなりますが、プロジェクトチームの中で、島の若い行政マンを鍛え育成して、次代を担う人材にして欲しいなと思います。

 午後は、霧雨の中、台風対策で作った土のうを片付け、一部はビニールハウスの裾の押さえに活用しました。今週はパッションの定植を1週間前倒しで行い、免税軽油の継続申請や自家用栽培のほ場の準備を計画しています。


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