奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

春カボチャ反省会

2011年07月29日 | 晴耕雨読

 最近はブログのタイトルが後付けになり、小椋佳の歌のようですね。小椋佳の曲は、ご本人の日記がそのまま歌詞になったようです。タイトルはご本人ではなく、レコーディングの時にプロドューサーがつけたそうです。歌詞の出だしがタイトルとして多いですね。

 今日は、忙しい一日でした。朝から絵に描いたような真夏、大汗をかきながら、昨日の続きでハウス周りの排水路の整地と耕うんを行いました。途中、直売所から冬瓜の注文の電話Dscn5833や診療所から検査結果の連絡があり、午後の計画を思案しながらハウス周りを仕上げました。

 取りあえず、ランチの後に直売所に冬瓜を配達し、そのまま春カボチャの反省会に参加しました。相も変わらず代わり映えしないメンバーとワンパターンの資料配布で、農家の生産意欲を高めるものではありませんでした。10a当たり1~1.5tのカボチャ生産がJAの試算で、他県の1/3程度の生産高が当たり前になっているのが不思議な光景でした。

島(奄美)では、「農業では食べて行けない。」と言うのが定説で、このような光景では、意欲のある人が農業に就くのは難しいだろうと思いました。JAや農政担当者は、奄美の農業の上辺だけではなく、本Dscn5835質的なものに取組まない限り、奄美の農業の伸展はないだろうなと素人なりに思いました。

 反省会の帰路、診療所に立寄り、検査結果が優良健康じぃ~であることを聞いてひと安心、γーGTPも低く、心の中で思わず乾杯しました。

 診療所から帰ると、夕暮れまでハウスの畑に堆肥を散布したり、JA支所から苦土石灰を購入し、明日の準備をしました。秋穫りの試作栽培で、台風通過後に播種を計画しています。

画像は、整備と堆肥散布を終えた小さなほ場です。この堆肥は、農研センターで生産した最後の堆肥となりました。