奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

冬瓜ファーム・しき!

2011年07月12日 | 晴耕雨読

 全国的に天候が不安定のようですね。突然のスコールや強風に翻弄されながら、出たとこ勝負の農業をしています。

 夜半や明け方に強雨があって、蒸し暑い中、冬瓜の収穫を行いました。途中、スコールがきたり、車のハッチドアーで雨宿りをしながら、20個ぐらい収穫をしました。招かざる客(ハブ)の訪問に細心の注Dscn5774意を払いながら、冬瓜の茂みを棒でかき分けての収穫でした。ハブは高温多湿を好みます。

 午前は降ったり止んだりでハウスの組立作業を断念し、冬瓜を倉庫に持ち帰り、拭取りと計量を行い、早々に直売店と個販の家に配達をしました。しばらくは、かぼちゃ農家を休業して冬瓜農家に変身です。ちなみに、冬瓜は奄美では「シブリ」と呼ばれ、沖縄では「シブイ」と言うそうです。末尾の「リ」と「イ」の違いが何なのかはよく解りません。

 午後も天候の不安定の中、ハウスの正面部の組立を終了し、あとはドアーを取付けるだけになりました。明日は背面のDscn5776組立を完了し、部材の入荷を待って、ハウスバンドの固定部の作業に取り掛かろうと思います。

 週末はおそらく台風6号の接近になるだろうと思います。大型の予報ですが、直撃しないことを祈るばかりです。

 画像は今朝収穫したミニ冬瓜です。追肥もせず、「ほっとけ」状態なので、大きさもまばらですが豊作です。中でも、1個だけ1.4キロで完成に近い冬瓜がありました。