せっかちではやる気持ちに自問自答しながらブレーキをかけています。先を急ぐあまりに作業手順を端折って、倍の労力を費やした作業が多々あります。「急がば回れ!」今でも妙を得て含蓄のある名言です。
さて、終日曇りの中、春カボチャの作付を予定しているほ場の堆肥と元肥の散布、耕転作業の全てが終わり、後は、マルチとトンネルの設置を残すのみになりました。春カボチャは機械化を中心に考えていましたが、意外にもスムーズ進行して安堵しています。
早めに作業を終えたので、次回の予習を兼ねて、マルチャー機による畝のビニール張りを行いました。作業手順の変更、機材の一部改良、適正な畝間など考慮に考慮を重ねて、やっと両目が開眼したような気分です。
粘質系の条件の悪いほ場でしたが、7~8割方の出来栄えにホッと一安心、帰路はトラクターのライトを点けて帰りました。元エンジニアの密かな喜びです。