あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

『旧・珊瑚博物館(龍宮城)』~負の遺産

2023年05月24日 | 土佐清水市
1973年(昭和48年)8月に開業した?『珊瑚博物館(龍宮城)』
賑わっていた頃は「海底館」「海洋館」を見て帰りに、ここで食事をするのが楽しみ
1階は真珠、珊瑚細工の実演などを見る事も出来た煌びやかな龍宮城だった
入口のレリーフ「龍宮進宝の図」が特徴的な中華風大規模建築で
2、3階がサンゴの資料館になっていたと思う
2009年(平成21年)頃までは営業していたと思うが?
廃業する前だったと思うが・・
帰省した時はここのラーメンが好きでよく食べに行ってたが
入ると暗い店内が蛍光灯が点灯して明るくなって(笑)
「一人なのに申し訳ない」と思いながら入店してたのもいい思い出として記憶に残る
現在の国道側から見た『珊瑚博物館~龍宮城』
建物周辺は草ぼうぼうだったのだが、GWに合わせたように小綺麗になってた(笑)
見るだけであの当時が蘇る建物
両側に配置されている獅子像
球を飲み込んでいるが、今こんな加工をしたらいくらかかるだろうか?
今も入り口の装飾は今もなお衰える事のない光沢を
これがレリーフ「龍宮進宝の図」と思うが・・
この中国風の造りもまた金に糸目をつけずに贅を極めたような・・
柱は台風でも来れば崩れそうな感じにも見える
現在、Googleマップでは「竜宮城(跡地)」として残っている
桜浜側からの風景もいい感じなのだが
この建物もその当時は県交通バス営業所となっていて賑わっていた
旧・珊瑚博物館は今も人気があり、撮影している人を見かけることもある
今は廃墟となって負の遺産だが、あの当時の賑わいを思い出させる建物として
補修して何とか残すことはできないものだろうか・・


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