気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

雑談その2  舞台・三谷幸喜「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」

2019-09-21 00:21:17 | 芝居

 

〇  先日の台風15号、千葉ではまだ全面復旧に程遠い状態の様です。

 千葉だけでなく、鎌倉でも被害甚大だったそうで、一日も早い復旧を願っています。

生活の不便は勿論のこと、農業、酪農、商業活動など生活を支える糧にも被害が及び、

被災された方々のこれからの生活を思うと暗澹たる思いです。

なぜもっと早く復旧できないのか?

理由はいろいろあるでしょうが、国ももっと本腰を入れて復旧に取り組んで欲しいと思います。

 

 わが大森(大田区)の実家も雨どいが落ちると言う被害がありました。この地区は風速41mだったそうです。

いつも家の手入れを頼む大工さんの家はより海側にあり、

軽量鉄骨3階建ての家が揺れに揺れ、大の男が恐かったと言ってました。

実家は築47年、、毎年どこか修理があり、昨年は外回りの工事でかなり費用がかかりました。

屋根の葺き替えも17、8年前に終えていますが、手入れをしているからこの被害で済んだのでしょう。

もし手入れをしていなかったら、ボロ家の屋根が吹っ飛んだかもしれません。

覚えている限り、大森でのこんな強風は初めて。自然災害の恐ろしさ身近に感じました。

ああ~、また修理代がかかる~

 

 夏の着物  最近あまり着ていないのです。

 

        

縞はしじら織の綿着物(自作)。麻布十番祭りに着て行きました。暑い日だったので、下は袖なしの襦袢。

ピンクの小紋も自分で縫った物。お茶会が雨だったので、カジュアルな着物を着ました(周囲は圧倒的に色無地)

下は三谷幸喜の芝居を見に行く時に着て行った単衣の紬。

 

〇9月19日 「愛と哀しみのシャーロックホームズ」 三谷幸喜作・演出 世田谷パブリックシアターにて

 2階の3列目なのだが、1階S席と同じ価格。

小さい劇場なので比較的見やすい。 

 

 

シャーロックホームズが柿沼勇人、ワトソン佐藤二朗、女性依頼人に広瀬アリス。

 

ストーリーはホームズの若き日の話。

1881年、ホームズとワトソンが同居した日から、最初の事件「緋色の研究」を請け負うまでの間に起こったある事件。

ホームズはまだ20代、洞察力は優れたものがあるが、探偵としては未知数。若者らしく揺れ動く気持ちを持て余している。

ワトソンは原作ではホームズと同年代に描かれているが、この芝居では20歳ほど年上であり、

ホームズはワトソンに全幅の信頼を置いている。

ストーリーは残念ながら上演中なのでこれ以上は無理。

 

 予備知識無く、この芝居を見た。

柿沼勇人は元劇団四季で、今はミュージカルなどに出ているそうだ。

初めて見る俳優さんだが、すねたり、佐藤二朗のワトソンに甘えたり、鋭い推理をみせる時の変貌が、

神経質なホームズらしくて、とても良かった。

佐藤二朗はあまり好きではない俳優だったが、この芝居では生真面目に演じている。

包容力あり、ホームズに向ける視線が温かい。

広瀬アリスは、「なつぞら」の広瀬すずのお姉さん。発声も良いし、舞台でのびのびしていた。

7人の出演者が皆適材適所、厳選された配役だった。

ゲラゲラ笑って、急に緊張した場面に戻る。緩急自在の芝居だった。

2時間があっという間だった。

 

8月13日  八月納涼歌舞伎「東海道中膝栗毛」歌舞伎座 

       

新春浅草歌舞伎と、この納涼歌舞伎は毎年同じ友人と行く。

猿之助と幸四郎の弥次喜多コンビも4回目。

毎年これを見るのが楽しみ。年ごとに人気が出てきて、今は手軽な席は手に入りにくくなり、1階席で見た。

1階で見て正解。歌舞伎座が一体となり笑いに包まれる。

歌舞伎座の夏のお祭り演目、今年も見られてしあわせ~。

 

数日留守にするため、コメント欄は閉じますね。

 

    

 

        

 

 

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